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ブラインドネス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブラインドネス
製作国カナダ,ブラジル,日
上映時間121分
劇場公開日 2008-11-22
ジャンルドラマ,サスペンス,SF,ミステリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  パニックもの。いや、シチュエーションスリラー。いや、やっぱパニック。
 序盤と終盤のパニックムービーはかなり好み。ただメインがどうも中盤のシチュエーションスリラーっぽい。心理サスペンスみたいな感じのやつ。
 閉鎖空間。好転しない状況。この状況からどうオチをつけるのかと思ったら、放火⇒脱出というオチの弱さ。
 中盤はフラストレーションがたまるエピソードがてんこ盛り。不衛生な映像が不快感を更に増す。見ているほうも忍耐が必要な時間。なのにその結果がこれじゃあ、ある種の満足感、あるいはカタルシスを感じるには弱すぎます。
 映画としては、この中盤の部分がダラダラしていて冗長なイメージ。もう少しコンパクトにまとめられないものか。
 また、いくら『感染者』とはいえ、『目が見えない』以外は『普通の人』と変わらない人たちに対する人権無視の扱いがありえなさすぎてついていけません。看護師や医師もつけないとは。しかもフェンスに近づいただけで射殺?警告もなしに射殺?もしこの人たちの目が治ったら大問題ですよ。
 『慰めあい』と『独裁政治』の繰り返し。悪い意味で息がつまります。
 パニックものとしては合格点だと思います。特に終盤、『みんな目が見えなくなると世界はこーなる』ってのが疑似体験できるのが興味深い。そして希望の見える終わり方。良いと思います。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-05-03 17:22:20)
その他情報
作品のレビュー数 73件
作品の平均点 5.41点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
222.74%
31013.70%
41115.07%
51520.55%
61621.92%
71115.07%
845.48%
934.11%
1011.37%
作品の標準偏差 1.76
このレビューの偏差値 51.91
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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