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奇人たちの晩餐会 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 奇人たちの晩餐会
製作国
上映時間80分
ジャンルコメディ,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  う~ん、ひねくれ者なので、逆説的なオチまで考えてしまいました。
 ピニョンが奥さんを追い返しちゃったり、電話で余計な事言ったりするのには、確かにイライラします。かと言って、じゃあブロシャンが頭が良いのかって言うと全然そんなことないんですよね。人の事馬鹿にできるレベルじゃないんです。どっちもどっちです。頭の悪い人たちの要領を得ない茶番劇です。
 ただ中盤から登場するジュストでやや救われます。救われるって言うか、面白くなります。ジュストは私達観客に近い第三者的目線です。ピニョンとブロシャン二人の状況を笑い飛ばしてくれます。だからちょっとだけ胸のつかえがとれます。
 この作品が自分に合わないのは、きっと舞台劇が個人的に好みじゃないからですね。私は映画を観たいのだから、映像とストーリーと空間には、広がりと奥行きが欲しいのです。そうでないならもっと面白いストーリーにしてほしいです。もしくは、『この空間でなければならない』という必然性が欲しいところです。
 ピニョンは確かに天然なところがありますが、ブロシャンの行為・言動は愚かです。愚かな人間が人を馬鹿にして蔑むシーンを何度も見て、心から笑えるはずがないですよ。
 おフランスの高級な味わいは、庶民の自分には合わないみたいです。
 ・・・ってゆーか晩餐会には行かんのかい!
 ずっと、『いつ行くんだろう』って観てたら、終わっちゃったよ!
たきたてさん [DVD(字幕)] 4点(2014-07-10 12:07:11)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 100件
作品の平均点 7.17点
作品の点数分布
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200.00%
355.00%
455.00%
577.00%
61414.00%
71818.00%
82929.00%
91515.00%
1077.00%
作品の標準偏差 1.78
このレビューの偏差値 39.97
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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