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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
製作国
上映時間130分
劇場公開日 2010-05-29
ジャンルドラマ,シリーズもの,ファミリー
レビュー情報
《ネタバレ》  ぎすぎすした空気。何か悪いことが起りそうな気しかしない、そんな張り詰めた雰囲気で物語はスタート。つかみとしては出だしは完璧だと思います。
 大企業の肇は大規模なリストラを命じられ、同期の工場を閉鎖する。家族の仲は冷え切っていて、そんな折母が倒れる。同期も交通事故で死ぬ。そんな息が詰まりそうな日常。そこから徐々に物語はその路線を変更していく。鉄道が舞台なだけに。前半にやたら鉄道の分岐シーンが映し出されるのはある種のメタファーか。
 肇は50歳ながら何でもできるスーパーマン。仕事は完璧。勤勉で努力家。どんなアクシデントにも臨機応変に対応し、お客さんファーストをつらぬく。こーゆー人間になりたいと思わせる、魅力的な人物です。脇を固める人たちも良い人ばかり。
 雰囲気は穏やかながらも、アクシデントが多く、ストーリーは起伏があって飽きさせないように腐心されています。特に子供が列車を運転してしまう事故から謝罪会見までの流れはなかなか見事。『ハラハラ⇒感動』の流れがきれいにまとまっています。
 新しさとは無縁の映画。
 それに現状に満足している人の琴線には決して触れないであろう作品。
 でも私はこーゆー王道でしっかり楽しませてくれる作品が好きです。
たきたてさん [DVD(邦画)] 7点(2020-12-28 03:35:38)
その他情報
作品のレビュー数 36件
作品の平均点 5.72点
作品の点数分布
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212.78%
338.33%
4411.11%
5719.44%
6822.22%
7925.00%
838.33%
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作品の標準偏差 1.61
このレビューの偏差値 54.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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