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武士の家計簿 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 武士の家計簿
製作国
上映時間129分
劇場公開日 2010-12-04
ジャンルドラマ,時代劇,歴史もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  前半から中盤にかけては大変面白く見られた。お駒の嫁入りから借金返済プランまでの流れは、地味ながらもちゃんとエンターテイメントしていたと思います。生真面目な性格から生み出される笑いのエッセンスが味わい深いです。家財道具を取り上げられる猪山家のリアクションが切なくも面白い。
 『お救い米』という名目で着服していた年貢のエピソードも地味ながら良かった。軽いサスペンスからの逆転出世は爽快ですらあります。
 後半になると時代が駆け足で進みだします。人の感情より出来事優先。まるで箇条書きのように羅列されるエピソード。みんな瞬く間に歳を取り、病気になり、死んでゆく。前半までの丁寧なドラマが嘘のよう。猛スピードでそんな様子を見せられて、いったい何を思えば良いのでしょう。歴史の教科書を無理矢理読まされているかのような感覚でした。
 これ堺雅人と仲間由紀恵じゃなかったらクソつまんねー映画になっていたんじゃ・・・
たきたてさん [DVD(邦画)] 5点(2021-05-10 01:24:33)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 5.07点
作品の点数分布
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237.32%
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作品の標準偏差 1.42
このレビューの偏差値 49.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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