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《ネタバレ》 ここはどこ?私は誰?からスタート。
主人公も見てるこっちも、何が何だかわからない。 だから興味をひかれる。とゆーことは、ある意味つかみはOKです。 謎の巨大迷路から脱出する。そんなシンプルな設定だからこそ、多くの謎にワクワクします。 この若者たちはなぜ記憶を消されているの?なぜこんなところに閉じ込められているの? 巨大迷路は誰が何のために作ったの?断片的な記憶に出てくる研究施設はいったいなんなの? 迷路に巣食うグリーバーっていったいなんなの? あらゆる謎が、好奇心を刺激します。 そしてこのワクワクは、種明かしへの期待に他ならない。 そしてその種明かしが・・・・ああ、やっちまったなぁ・・・。 そもそも地球が滅亡しかかっているというのにもうゲンナリです。 どっかの富裕層の非合法なギャンブルでした~、とかのほうがまだいいわ。 そしたら脱出したときのカタルシスだって得られますのに。 だいたい、人類滅亡の危機に、『よし、巨大迷路を作ろう』って、正気ですか?それ、ほんとに最優先事項ですか? 『太陽フレアにさらされて、この子供たちはなぜ細胞が変異しないのか?よし、過酷な環境に置いていろいろ調べてみよう。それには巨大迷路とモンスターだ!』 え?人類が滅亡しようとしているそのときに?非効率すぎませんか?そんなこと言っちゃだめなやつですか? ・・・・あなたたちが用意したグリーバーのせいで、人類の希望とやらが全滅しかかってますけど・・・。 いや、種明かしされるまでは、普通に面白かったんですけどね・・。 中学生でさえ、もっとマシな答えを用意しますよ。 あとついでに言うと、モンスターもいいんですが、できれば迷路ならではのギミック(罠とか)でもう少しスリルや爽快感を味わいたかったかな。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2025-05-03 02:52:27)(良:2票)
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