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《ネタバレ》 しゃべる熊。このしゃべる熊がロンドンに来たら大パニックに・・・ならない。なんなら、帽子を取って挨拶をする子熊を無視する人々。あ、そんな感じなのね。なるほど。世界観がわかりました。
・・・うわー。この世界観に慣れるかな~。大丈夫かな~。 ・・・5分で慣れましたww 最初のうちはパディントンの迷惑行動の数々にイライラ。悪気がないとはいってもねぇ。 ファミレスでテーブルの上に上がってしっちゃかめっちゃか。さらっと流されてましたけど、こーゆーのであんま笑えないんですよね。大人げないとは思いながらも、イライラしてしまったものは仕方が無い。 ブラウンさんちに行ってからも、洗面所のものを知ったかぶりで勝手に使うし、バスルームは壊しちゃうし。 もちろん、何も教えずパディントンを放置しているブラウン家にも問題ありあり。 いや、わかってます。ここは広い心で楽しむコメディなんだと。わかっているんですが、なんか『もの壊しまくってウケる~』という価値観が自分の中にないんです。眉をひそめちゃうんです。だから私と同じタイプの人は受け付けないんじゃないかと。 正直、この辺りまではつまらないと思っていたんですが、中盤くらいから映画の風向きが変わり始めます。 パディントンがスリの常習犯を捕まえ、一躍ヒーローに。パディントンを毛嫌いしていた姉の心をわしづかみに。 あれあれ?ちょっと面白くなってきたじゃない・・。 更にはブラウンパパとも少しずつうちとけ、忘れた頃に今作の悪役ニコール・キッドマン登場。 パディントンを剥製にしようと誘拐し、それをブラウン一家が助ける物語。 動物系ファミリー映画の王道中の王道。 だから面白いかと問われると、そりゃこの歳になったら面白くはないですよ。 面白くはないけれど、ミッション・インポッシブルのパロディがちょっとウケるとか、ダッフルコート着たパディントンが超かわいいとか、なんか良いところもあるんです。 ちなみに、字幕で見た後吹き替えで見返してみたのですが、吹き替えだったら6~7点。吹き替えのほうが断然オススメ。 特にパディントンの声が吹き替えのほうがあってます。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2025-06-22 04:24:49)(良:1票)
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