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アーロと少年 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アーロと少年
製作国
上映時間93分
劇場公開日 2016-03-12
ジャンルSF,アドベンチャー,ファンタジー,ファミリー,動物もの,CGアニメ,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》  映像はもうほんと、ものすごい。
 実写を超えてんじゃねーか、っていうくらい自然の描写がすさまじい。草木もそうですが、特に『水』の描写がすばらしい。
 あるいは、この大自然をアニメーションで表現したかっただけで、ストーリーなんて何でも良かったんじゃないかとすら思わせます。
 首長竜のアーロと、おそらく人間の子供のスポット。この2人の交流のみの90分。一応事件やイベントはちょこちょこありますが、とにかく中身がないのでかったるいのは否めない。
 序盤は結構好きでした。序盤は恐竜家族の物語。長男、長女の成長。2人に対し、どうしても見劣りする末っ子アーロ。そんなアーロをなんとかしようとする父親とのドラマ。このあたりまでは王道ながらも地に足のついたプロットでわかりやすい。物語にも入りやすい。そしてここからアーロが成長し、家族を驚かせていくんじゃないかという期待感もあります。でもそうはならない。物語は思いもよらないい方向へと転がっていきます。正直、お父さんを死なす必要はなかったんじゃないかと思います。
 父親離脱後のアーロのバディはスポットに。
 ですが、肝心のスポットがなぜアーロになつくのか、追いかけまわされていたのになぜアーロを助けたのか、その理由がわかりません。スポットが出てきてからは、良くも悪くも『出たとこ勝負』『行き当たりばったり』の90分。
 ・・・まあ、映像だけで楽しめるので、お子様には良いのかもしれません。
 ですが恐竜好きの私としては、子供が見るには間違った情報満載なのが気になり始めます。
 肉食恐竜と草食恐竜が仲良くしたり。
 人類と恐竜が同時期に生きていたり。
 ちなみに本作では知性があり、言葉を話すのは恐竜のほう。
 人類代表スポットは、言葉は話せないし、恐竜よりめちゃめちゃ野生。
 アーロとスポットの関係は、まるで猿の惑星みたいでした。
 
 
たきたてさん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2025-06-15 07:45:13)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 6.28点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
315.56%
4211.11%
515.56%
6527.78%
7738.89%
815.56%
900.00%
1015.56%
作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 44.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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