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ジェイソン・ボーン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジェイソン・ボーン
製作国米,中,スペイン,日,独
上映時間123分
劇場公開日 2016-10-07
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,ハードボイルド,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》  ・・・旧3部作を見直してから見るべきだったかなぁ。ニッキーは旧3部作すべてに登場しているのに、何者だったのか全然覚えていない・・・。愛着があればニッキーの再登場に喜び、そしてその死に悲しみと憤りを感じることもできたのでしょうが、残念。
 ボーンシリーズは、ボーンの無敵感と、あっと驚くような機転にすごく魅力を感じていた覚えがあるのですが、あれ?こんなもんでしたっけ?
 そしてストーリーが決定的に面白くない。ボーンは過去をはっきりさせたいだけ。デューイはボーンが記憶を取り戻しちゃうと復讐されちゃうかもしんないから、先に殺っとけ?みたいな?ボーンもデューイも大義名分とは程遠い動機で、気持ちがノルはずもなく・・・。
 例えば、『アイアンハンド』がどれだけやばい作戦で、もう自分のような工作員を増やしたくないボーンが一肌脱ぐ、みたいな内容だったらアツくなれたかも。
 女CIAリーのビジュアルは最高。でも、CIAの重要な役職に就いている人が、CIAの重要機密をペラペラボーンに話しちゃうのはどうだろう。ちょっと引いてしまいます。あまりにボーンにとって都合が良すぎる味方キャラ。しかもそこまでのリスクを冒すほどの理由がリーにないまま、ボーンを手助けさせてしまっているのはホント良くない。
 最後のカーチェイスはちょっとしつこい。そもそもプロの工作員が、私情でこんな派手なカーチェイスしちゃだめでしょ。
 で、さんざん好き勝手やっておきながら、デューイとライバル工作員の最期は実にあっけないもの。ディープドリーム社とCIAの闇取引の暴露もうやむやにされたまま終幕。はあ、2時間見続けて、最後なんのカタルシスも得られないまま終わっちゃうとは。
 う~ん、ディープドリーム社の社長をボーンが守るという展開にもっていっても良かった気がするんですけどねぇ。
 ボーンの過去に決着をつける旧3部作。
 なら今度は未来に目を向けたボーンシリーズにしてほしかったものですね。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-06-24 01:23:29)
その他情報
作品のレビュー数 51件
作品の平均点 6.08点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.96%
300.00%
423.92%
51223.53%
61835.29%
71325.49%
847.84%
911.96%
1000.00%
作品の標準偏差 1.20
このレビューの偏差値 49.46
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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