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キングスマン: ゴールデン・サークル のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キングスマン: ゴールデン・サークル
製作国英,米
上映時間141分
劇場公開日 2018-01-05
ジャンルアクション,コメディ,シリーズもの,スパイもの,漫画の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》  言いたいことはいっぱいありますが、まずロキシー殺しちゃだめでしょ。ってゆーか、どー考えてもロキシーをヒロインにすべきでしょう。なんであんな年増のおばさんがヒロインなん?キャスティングがそもそもおかしい。前作のラストのネタ的要素ならまだ許せました。本作まで引き継いで、こんなにがっつりヒロインの座に居座るとは思ってもみませんでした。
 そもそもロキシーを殺すな。どーーーーーーしても、ストーリーの構成上退場せざるをえないとしても、あんなモブキャラ同然の扱いはひどすぎ。マーリンも同様です。あんな油断で踏んだ地雷を、エグジーの身代わりになって爆死って。ロキシーにしろマーリンにしろ、こんな退場のさせ方をして、前作のファンが喜ぶと思いますか?
 ハリーの復活は嬉しいサプライズではありますが、一度リタイアしたキャラを復活させるくらいなら、今いるキャラをもっと大切にしてください。
 それにハリーと再会してから、ハリーが復活するまでが長すぎ。
 記憶喪失を回復するのにひと悶着。
 本来の能力を取り戻すのにもうひと悶着。
 もたもたもたもた。
 ロキシーやマーリン、さらに大御所ジュリアン・ムーアの最期は、おどろくほどあっさりと片づけるくせに・・・。
 大事なところがおざなりで、どーでもいいところに尺をとる。
 作り手側がひとりよがりになっちゃってるダメ映画の典型。
 新キャラのテキーラとウイスキーの扱いもひどい。
 登場シーンで、エグジーとマーリンの2人を同時にあしらうテキーラ。これからの活躍を期待させてくれるじゃなーい。
 と思ったら、早々に毒に侵され氷漬け。終盤には復帰するのかと思ったら、最後まで氷漬け。
 なにそれ。そんなんだったら最初から出てこなくていーよ。
 選手交代で出てきたウイスキーはレーザーウィップみたいな魅力的な武器を使い、グフみたいな戦い方をしてくれます。
 でも登場が後半だから、ザ・脇キャラのイメージをぬぐえぬまま、なんと裏切られちゃいます。しかも最後こそ裏切ったけど、それまでは何度もピンチを救ってくれた仲間だよ。なのにあんな殺し方して良かったの?仲間だった人をミキサーでミンチにして、顔色一つ変えないエグジーとハリー。犬を撃つことさえ躊躇していた優しい主人公はどこいった?
 だからテキーラとウイスキー、どちらか一人で良かったんですよ。
 どっちも中途半端な使い方して、どっちも印象薄くなってんじゃん。
 
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2025-06-22 23:20:34)
その他情報
作品のレビュー数 49件
作品の平均点 6.31点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
312.04%
436.12%
5714.29%
61734.69%
71224.49%
8816.33%
912.04%
1000.00%
作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 35.21
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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