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権力に告ぐ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 権力に告ぐ
製作国
上映時間114分
ジャンルサスペンス,犯罪もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》  まず思っていた以上に話がややこしい。
 ある程度専門的な知識がないと、ストーリーのすべてを理解することができないと思います。
 つまり、私もおおまかに、ふわふわした理解しかできていないうえでのレビューです。
 スターファンドっていう投資会社が大韓銀行を買収するんですけど、それにどうやら違法性があるらしく・・・。
 それを知っている銀行員の女性と、金融監督院の所員?が検察から出頭命令を受けるんですけど、殺されちゃいます・・。おそらく口封じ、じゃないかな、たぶん・・・。
 で、殺人だってばれないような工作がされます。銀行員の女性は、検事からの取り調べでセクハラを受けたことを苦に自殺した、ってことにされちゃうんですね~。ちょっとそれで自殺ってのは、無理がある気がしますが。
 で、その濡れ衣を着せられた検事が、今作の主人公。
 汚名を返上するため、女性の死の真相を探るうちに、その裏にある巨大権力(投資会社スターファンドとその仲間たち)の存在に気づいていくっていうお話・・。のはず、私の理解が間違っていなければ・・!(うう、…自信ない)
 この映画、どうやら実話ベースらしいのです。
 そのせいか、なんと真実は闇の中のまま、映画は幕を閉じます。
 いやいや、それはないぜ~。ここまで頑張って見たのに~。
 しかも後味がめっちゃ悪いです。
 これまで最初はいがみあいながらも、最終的には強力な仲間になった2人の人物、検事部長とスターファンドの女弁護士。
 この2人がめっちゃ良いキャラ出していたのに、なんと最後の最後で見事なまでの手のひら返し。
 いちばん信頼していた2人が、主人公を裏切っちゃうのです。
 その結果、黒幕連中も、暗殺の実行犯も、誰一人として捕まりません。
 主人公も、検事をやめる羽目に。
 ・・・・なんじゃそりゃ~。後味悪いというか、もう胸糞悪いんです。そして全然すっきりしない終わり方。
 韓国の実話ベースの話って、どのジャンルも救いが無い結末が多いからほんとヤダ・・・。
 
たきたてさん [DVD(吹替)] 4点(2025-04-22 02:41:26)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.00
このレビューの偏差値 40.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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