Menu
 > 作品
 > シ行
 > 新・平家物語
 > tottokoさんのレビュー
新・平家物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 新・平家物語
製作国
上映時間108分
劇場公開日 1955-09-21
ジャンルドラマ,時代劇,シリーズもの,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
画がすごいなあ。時代考証をきっちりおさえた(ように見える)平安の世。まるで当時にカメラを持って行って撮ったようなセット感の無さ。それに圧倒的なエキストラ動員量。庶民の市場も山を下りる法師らの軍勢も迫力あります。物量で圧倒してくる日本映画って(この時代のものでは)初めて観たかもしれない。たいてい話の深度に重点を置くものが多いというのが「昔の日本映画」のイメージだったのですが。やりますねえ。
若き大スター市川雷蔵の演技はいまいちだなあと思いながら見てましたが、クライマックスで山法師らに啖呵を切るシーンはさすが歌舞伎役者、大見得を切る場面は十八番。腹から出る声量の堂々たることといい、滑舌の良さといいさすがでした。掛け声のひとつもかかりそうな。
歴史の授業では駆け足で過ぎるこの時代。原作はその長大さに及び腰になっちゃいますし、娯楽として映画作品にしてくれるのは色々勉強になってありがたいことです。でもあの母君の衣装はどうしたのかな。興行とはいえアレはちょっと突飛よね。
tottokoさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-04-07 18:08:56)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
315.00%
400.00%
5210.00%
6630.00%
7735.00%
8315.00%
900.00%
1015.00%
作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 46.91
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
新・平家物語のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS