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ふたりの女王 メアリーとエリザベス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ふたりの女王 メアリーとエリザベス
製作国英,米
上映時間124分
劇場公開日 2019-03-15
ジャンルドラマ,政治もの,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 いやー、史劇とはいえ思い切った脚色で。メアリーの名誉を挽回すべく忖度てんこ盛りでちょっと苦笑しました。リッチオが男色家でダーンリーとデキていたとは、こりゃあまりにも。無いでしょ(汗)
歴史上では無かったはずのエリザベスとの対面、後世の作家はこれやりたがりますね。権謀術には百戦錬磨のエリザベスが出向くわけない、と個人的には思うけども。会ったとしてもメアリーに自分のコンプレックスをさらけるとは全く思わんし、この脚本とはあまり気が合わなかったです。
お話はともかくも、キャスティングと美術は良かったです。シアーシャの透けるような肌感はメアリ・スチュワートの肖像画が伝える印象に近いですし、何より鼻筋を盛って容貌を変え、鬼気迫る白塗りメイクまでもこなしたM・ロビーのエリザベスは見事。
有名なお二人ゆえこのあたりの歴史出来事はある程度周知のことであろう、との前提で作られているようです。人物紹介も親切でないし時間のはしょりかたも大胆。なので「16世紀・メアリーとエリザベス・確執」についての入門編ではありません。中級者(?)向けですね。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-07 22:33:51)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.71点
作品の点数分布
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5114.29%
6114.29%
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作品の標準偏差 0.88
このレビューの偏差値 40.79
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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