Menu
 > 作品
 > ミ行
 > 水を抱く女
 > tottokoさんのレビュー
水を抱く女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 水を抱く女
製作国独,仏
上映時間90分
劇場公開日 2021-03-26
ジャンルドラマ,サスペンス,ファンタジー,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 画の質感がかっちりしているし、ヒロインはキャリアウーマンだし、現実的な男女間のあれこれを描くんだろうなと思いながら観てたら。なんとも不可思議で幻想的な筋運びになるとは意外も意外。
すごく突飛な想像力でこしらえた話かと思いきや、下敷きはヨーロッパではメジャーな「水の妖精ウンディーネ」の物語だったのですね。なるほど、そうと分かると「現代社会に精霊がいたなら」なお話としてキレイにまとまっていると感じました。
水の世界に属するヒロインが、陸の上では土とコンクリートの都市計画の歴史を研究し生活の糧を得ているというのも逆説的で面白い。
わが国なら例えば「雪女」とか「鶴の恩返し」等、誰もが知る昔話を21世紀の東京で焼き直してみるとどんな風になるかなとちょっと想像したりしました。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-02-12 23:10:56)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 6.33点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
600.00%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.94
このレビューの偏差値 57.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
水を抱く女のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS