Menu
 > 作品
 > ロ行
 > ローズマリーの赤ちゃん
 > tottokoさんのレビュー
ローズマリーの赤ちゃん のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ローズマリーの赤ちゃん
製作国
上映時間136分
劇場公開日 1969-01-11
ジャンルホラー,サスペンス,シリーズもの,小説の映画化,オカルト映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ひたひたと、いやぁーな気持ちにさせてじわじわ追い詰めてくるサイコ・ホラーの一級品。血は出ないし、画面も暗くない。けれど、綺麗な壁紙や清潔そうな家具に囲まれ、善良そうな隣人たちに恵まれつつこの奇妙な違和感。居心地の悪さ。妊娠して痩せてゆくミア・ファローの体調不良が、もうね皮膚感覚で伝わってくる。ああ具合悪い・・。この悪夢がミアの妄想なのか事実なのか最後までわからなくて気が抜けない。ラスト、悪夢の連鎖が断ち切られることって無いんだな、と予感させるミアの慈しみの表情がまた怖い。慈愛の表情が怖いというのもまた奇妙だけども。ミアの髪型(ショートの方)、ファッション、小物、ファニシング全てが洗練されていて古臭さを感じない。この品のある感じが数多のスプラッタホラーと一線を画すところ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-14 15:37:36)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 90件
作品の平均点 6.89点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.11%
344.44%
433.33%
566.67%
61820.00%
71820.00%
83336.67%
944.44%
1033.33%
作品の標準偏差 1.61
このレビューの偏差値 54.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ローズマリーの赤ちゃんのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS