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呪霊 THE MOVIE のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 呪霊 THE MOVIE
製作国
上映時間72分
劇場公開日 2003-03-08
ジャンルホラー,サスペンス,コメディ,シリーズもの,ミステリー,オムニバス
レビュー情報
《ネタバレ》 知っている人にはお馴染みの張江肇・鈴木ワタル両氏製作の低予算ホラーだが、これは割と早い時期のものということになるか。もとはビデオシリーズだったものの劇場版とのことで、短編3つのオムニバスになっている。
以下【 】内は話数、[ ]内は点数。

【Episode 1】約20分。意味不明だったが考えたくもない。主演の市川由衣という人は、この頃「呪怨」(2002)と「呪怨2」(2003)に「千春」役で出ているが、同時期にこんな便乗企画(名前が)のようなものにも出ていたということだ。[1]
【Episode 2】約16分。語る気にならない。下ネタが多い。「LUCKY LEGS」(ラッキー・レッグス)という美脚アイドルグループのメンバー6人が出ているが、当時どの程度の存在感があったか覚えていない。美脚というのは要は細いという意味か。[0.5]
【Episode 3】約30分。小学生の主人公とその仲間3人の話。少年時代の記憶を切り取ったようなノスタルジックな雰囲気で、スタンド・バイ・ミーとの関係でいえば“死体探し”ならぬ“幽霊探し”ということになるが、その上で悔いと思いを後に残す作りになっている。台詞や演技はわざとらしい気もするが、いかにも小学生男子の会話のようではあり、「もう言うな」「ごめん」というやり取りなどは悪くなかった。やはり下ネタが出るが、思春期に入りかけの男子連中の関心事なので違和感はない。
テーマとしては“死んだらどうなる”ということで、「丹波哲郎の大霊界」とは対極の認識が提示されている。要はデスノートでいう「無だ」ということだが、立花隆の「臨死体験」というのもあるので、恐れることはないとこの少年には言ってやりたい。[5]

元のシリーズがどんなものだったか知らないが、1と2を見ればこの程度のレベルだったとは知れる。しかし第3話は劇場版らしく時間も長く、結構心に残る出来だったため全否定する気にはならなかった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 2点(2020-07-25 08:25:39)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 1.80点
作品の点数分布
0120.00%
1120.00%
2240.00%
300.00%
4120.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.33
このレビューの偏差値 51.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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