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引き裂かれたカーテン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 引き裂かれたカーテン
製作国
上映時間128分
劇場公開日 1966-10-01
ジャンルサスペンス,ミステリー,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 ヒッチコックのストーリー構成と演出の巧さは、ここでも発揮されている。
リンツから方程式を巧みに引き出し、逃げる主人公に迫る追っ手。
偽装バスに乗り込むお婆さんのノロノロした動きには、見ているこっちまで乗客に共鳴してイライラしてくる。
衣装箱に隠れていたのが見つかったかと思えば違う箱だったり、ハラハラさせるお手本のような展開も。

ただ、傑作とまではいかないのは、温いところも幾つか目につくから。
主人公の「火事だ!」の一声だけでパニックになるのは安易すぎる。
主人公が序盤では国の裏切り者かのようにミスリードしようとしているものの、P.ニューマンの主人公がそんな人物のはずがないという頭もあって騙されない。
本当におもしろいサスペンスは、きれいに騙してくれるのだけど、この作品はそこまでのものはない。
飛鳥さん [地上波(吹替)] 5点(2014-12-12 23:37:46)
その他情報
作品のレビュー数 53件
作品の平均点 6.02点
作品の点数分布
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111.89%
200.00%
323.77%
447.55%
51630.19%
6916.98%
71018.87%
8713.21%
947.55%
1000.00%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 46.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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