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ひとよ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ひとよ
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2019-11-08
ジャンルドラマ,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 殺人犯の子として生きていかねばならない悲哀。
雄二(佐藤健)は堂下(佐々木蔵之介)に実父を投影し、堂下は逆に雄二たちに我が子を投影し、互いの思いのたけをぶつける。
投影によって抑えられていた感情が露わになる展開がうまい。
ただ、雄二には好感が持てず、母(田中裕子)の気持ちの方に寄り添ってしまう。
いくらそれしか書く才能がないからといっても、母を売るような記事を書く息子は許せない。
でも、それを我が子のために喜んで許せるのが母性なのだろう。
家族の崩壊と再生はよくあるものだけれど普遍的テーマなので共感はしやすい。
俳優陣がみな達者でそれぞれ持ち味を発揮していて良い。
特に田中裕子には改めて感心させられる。
タイトルは「人よ」の意味かと思っていたが「一夜」と掛けてのひらがな表記だったのか。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 7点(2024-06-27 11:27:01)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 6.18点
作品の点数分布
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315.88%
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5211.76%
6423.53%
7847.06%
815.88%
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作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 55.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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