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そして父になる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 そして父になる
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2013-09-28
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 知らぬが仏とでも言えば良いのだろうか。
言うだけ言って、選択を委ねる病院は無責任だ。

4人の親が全く異なる性格の持ち主であるのが面白い。
気の強い真木よう子、おちゃらけていてるリリフランキー、気難しい福山雅治。
そして静かに苦難を受け入れる尾野真千子。(個人的には彼女のキャラクターが一番すきだった)
様々な個性と考えがぶつかり合い、最後には子供だけでなく親たちも成長している。

一方で、斎木家の描写をもう少し観てみたたいとも思った。
リリー・フランキー演じる斎木雄大もなにかバックストーリーを持っているはずだ。
最後風呂の中で慶太くんが静かに見つめる雄大のタトゥーがそれを暗示している様に感じた。


そして、父になるというタイトルのセンス素晴らしい。
最後双方がどちらの選択を取ったのか観客の我々には分からないが、
どちらの選択をしても今後苦難が待ち受けているのは間違いない。
それでもどちらの家族も応援したい。そしてどちらの家族もその苦難を乗り越える事ができるだろう。
そんな風に思わせてくれるちょっと悲しいけど爽やかな映画だった。
鈴木さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-08-27 19:26:35)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 88件
作品の平均点 7.12点
作品の点数分布
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211.14%
333.41%
422.27%
566.82%
61314.77%
72528.41%
82225.00%
91112.50%
1055.68%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 53.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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