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雪国(1957) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 雪国(1957)
製作国
上映時間134分
劇場公開日 1957-04-27
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
川端康成の原作を忠実かつ最高に美しく描いた作品。
豊田四郎は原作の雰囲気を映像で再現してしまう反面、原作で問題視された個所(たとえば医術の間違った知識など)もそのまま再現してしまうためしばしば批判の対象にされてきた。

この「雪国」もラストの衝撃的な結末をありのままに再現してしまった。

しかし、川端康成が描いた幻想的な雪原の美しさをここまで映像化した監督は豊田四郎だけだろう。
白黒の映像だからこそ映える白と黒の濃淡。

原作から引き継がれた難解さは何度見てもよく解らない。
原作でも言明されなかった「それ」は未だに謎だ。
だからこそ様々な解釈が出来るワケだし、それを映像で堪能できるのなら映画にする意味があると思う。
感じ方は人それぞれだ。

恋心に悶える岸恵子の演技が素晴らしかった。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-01-21 23:59:56)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 7.55点
作品の点数分布
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619.09%
7218.18%
8545.45%
9218.18%
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作品の標準偏差 1.16
このレビューの偏差値 60.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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