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二百三高地 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 二百三高地
製作国
上映時間184分
劇場公開日 1980-08-02
ジャンルドラマ,戦争もの,特撮もの,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 この時代の戦争を扱って映画として素晴らしい出来になっていると思う。
ただし、戦闘シーンに迫力があるが逆に人と人との関係性は多少弱くなっている。このバランスはなかなか難しい。
そして、最後に乃木大将に戦争の悲しみの本質を思わせるところは多少の違和感が残ってしまう。この涙は一般の人々の中にあるべきではないだろうか。
エンドロールの「防人の歌」と明るい世の中の対比が何とも物悲しい。

ところで、ここで出てくる軍上層部の発想や物の言い方は、現在の会社組織のそれと似ている。それが何とも哀しい。
人間や集団はなかなか変わらない。だからこそ、戦争をすることで、取り返しのつかない失い方をしてしまうわけにはいかない。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-22 23:19:41)
その他情報
作品のレビュー数 51件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
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111.96%
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5611.76%
6713.73%
71631.37%
8917.65%
9611.76%
1059.80%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 49.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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