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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
製作国
上映時間133分
劇場公開日 2016-12-16
ジャンルアクション,SF,アドベンチャー,ファンタジー,戦争もの,シリーズもの
レビュー情報
《ネタバレ》 これは、スター・ウォーズ史上最もシリアスな物語。

多くは語りませんが、トリロジーファンには満足のいく【Episode 3.9】でした。
ギャレス.E、GODZILLAの10倍いい仕事してる!!(再撮影も多かったようですが…笑)

映画だけでスター・ウォーズを知っている人に1つだけ書いておきます。
デス・スターのコアアイテムとして登場する《カイバークリスタル》は、ライトセイバーのコアパーツでもあります。
善と悪の表裏一体性はフォースの概念にも通じていて、スター・ウォーズの真のテーマでもあり
オリジナルトリロジー、プリクエルと、ローグ・ワンが同じテーマで貫かれている証拠だと思いました。

《注意。以下は具体的なネタバレです!》
今作のVFXは実物大のセット以外、ほぼ全てCGだと思われますが・・・
・何故かデス・スターをアップで中央から上に舐め上げるシーンでカメラが歪(いびつ)に動く
・ファンサービス的にEpi.4のキャラが数多登場
・激似の帝国軍総督様とラストの姫はパフォーマンスキャプチャー+CGI(マズ・カナタ式)と思われる
・レッドリーダーとゴールドリーダーは、Epi.4当時の映像を再利用していると思われる

後半のローグ・ワンの戦いを見て既視感を覚えた。1978年公開の劇場版アニメ「宇宙戦艦ヤマト - 愛の戦士たち」だ。
・強大な敵に、反乱者の汚名を背負ってたった一隻で出撃する勇者たち
・無敵の破壊要塞基地のピンポイントな弱点と、それを伝える伝説的な内通者
・鉄壁の防御を誇る要塞都市のゲートを巡る空中戦。特攻的な犠牲もありゲートを突破し突入する戦闘機隊
・少数の潜入チームの劇的活躍と友情と死。
・ロボットの自己犠牲(※実写版)
・強大な悪に対する反撃=主人公の犠牲=死と引換の希望と勝利
「宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち」は、製作中の1977年に全米公開された2つのSF映画に多大な影響を受けていた。
スピルバーグの「未知との遭遇」とルーカスの「スター・ウォーズ」だ。
ギャレス監督やライターがオマージュしたかどうかは不明だが、具体的な類似点がとても多いのは興味深い。
さらばヤマトも、来年「宇宙戦艦ヤマト2202」としてリメイク版が公開される予定。
墨石亜乱さん [映画館(吹替)] 7点(2016-12-16 17:51:28)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 96件
作品の平均点 7.12点
作品の点数分布
000.00%
111.04%
211.04%
322.08%
444.17%
577.29%
61515.62%
72121.88%
82425.00%
91515.62%
1066.25%
作品の標準偏差 1.79
このレビューの偏差値 49.61
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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