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座頭市(1989) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 座頭市(1989)
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1989-02-24
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 実質最後の座頭市でしたね。エログロてんこ盛りで勝新がやりたかった事を全て詰め込んだ感じです。
豪華なセットとキャストは勝プロを崩壊させる事に一役買った事でしょう。
内容はテレビシリーズのエピソードを繋いだ感じですが、映画の持つ迫力というか、重さというか、
ずっしり感じる事が出来ます。歳とった座頭市も悪くない。いきなり土間にこぼれた味噌汁を舐めますから(笑)
あのテイスト、やっぱり勝新は天才役者なのだ。



以前から疑問に思っていた2パターン存在するラストのセリフ。初見の時、小走りする按摩さんたちが
何か言っていたはずなんです。

先日BSフジでディレクターズカット版なるものが放送されましたが、入っていました!

按摩さんたち「(鶴について)世の中分からないもんだね。あんないい人が捕まるなんて」
「幕府の悪口を言ってたがあれがいけなかった」

等々言っているのですが、その後発売されたDVDにはそのセリフは入っていませんでした。
だから、按摩さんの集団に鶴太郎がいないのが不自然になってました。

あのセリフが入ると締まるんですよ、うん。

情報によると、フジ放映版は勝新が手を加えた特別版らしく、細部も違うらしいです。
個人的にはコッチですね。
もう勝新も三木さんも蟹江さんも内田さんもいない。今後創る事のできない本当に豪華な映画でした。
大治郎さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-03-16 14:39:08)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 6.72点
作品の点数分布
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4512.50%
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61127.50%
7820.00%
8512.50%
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作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 55.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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