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ベルリン・天使の詩 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ベルリン・天使の詩
製作国西独,仏
上映時間127分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,ファンタジー,シリーズもの,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》  パーフェクトデイズを見てもっとこの監督を知りたくなり名作の誉れ高い当作を拝見しましたが、意外に面白くない。戦後の分断されたベルリンが舞台で、二人の中年男子が天使として登場、一人は恋に落ちて人間になるという大筋です。
 一つ皆さんが触れない大きな材料として人間に生まれ変わった時になぜか持っている鎧ですが、自分の解釈では二人はキリスト教的天使というより太古から生き残ったゲルマンの魂とでもいう存在で愛に目覚めて戦いの鎧を脱ぐという意味と感じました。先輩堕天使のピーターフォークですがドラマではイタリア系の設定で、ドイツより先にイタリアが愛に目覚めていると解釈できます。
 しかし、愛に目覚めて何をするかと思えば縄を使ったプールダンスのお手伝いとか女性を縁の下で支えております。
 総じて、ホロコーストを起こしたドイツ民族はイタリアのように愛に目覚め静かに暮らし始めるとのメッセージを与えうる作品と観ましたが、鎧を着ているもう一人の天使はまだ残るわけです。そんなわけでよくわからん。
たこのすさん [インターネット(字幕)] 4点(2025-06-22 23:39:24)
その他情報
作品のレビュー数 98件
作品の平均点 6.38点
作品の点数分布
011.02%
122.04%
277.14%
322.04%
41010.20%
51010.20%
61313.27%
71515.31%
82121.43%
988.16%
1099.18%
作品の標準偏差 2.41
このレビューの偏差値 45.89
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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