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カポーティ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カポーティ
製作国米,カナダ
上映時間114分
劇場公開日 2006-09-30
ジャンルドラマ,犯罪もの,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 「ティファニーで朝食を」の原作小説家として著名な、トゥルーマン・カポーティが主人公。カポーティが、1959年にカンザス州で実際に起こった農場一家惨殺事件の犯人を密着取材して、小説作品「冷血」に結実させるまでの過程を描いています。自身が「ノンフィクション・ノベル」と呼ぶこの手法は、当時は斬新なもので、一大野心作なわけですが、それを成功させるためには、野心を隠して、犯人の心の友になり情報を引き出す必要があります。その狡猾な立ち回りに、主人公自身が毒され、苦悶、葛藤しはじめ、病んでいくというような話だと思います。主人公は(才能ある人にはありがちで)いささか変人であり、演じ手のフィリップ・シーモア・ホフマンが、細かい役作りしているのがわかるのですが、ちょっとうるさく感じてしまいました。主人公以外の役者達が、逆に自然でよかったです。特に、犯人役の人。心の闇がありながらも、終盤までそれが表層に出てこない感じがよかったです。
camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-03-14 18:17:24)
その他情報
作品のレビュー数 61件
作品の平均点 6.10点
作品の点数分布
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111.64%
200.00%
323.28%
446.56%
51118.03%
62134.43%
7914.75%
81219.67%
911.64%
1000.00%
作品の標準偏差 1.49
このレビューの偏差値 45.05
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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