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ミツバチのささやき のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ミツバチのささやき
製作国スペイン
上映時間99分
劇場公開日 1985-02-09
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 スペインというと温かいイメージがありますが、寒々とした乾いた枯れた内陸の村が舞台です。そんな寒村にも、娯楽として映画がやってきます。公民館風の石造りの建物に子供も大人も倚子を持ち寄り、映画が上映されます。そこで映画「フランケンシュタイン」を見た少女の物語です。特に日本の映画に顕著なのですが、往々にして子役が「子供」を演じてしまうことが多いところ、本作にはそれがまったく感じられません。子供たちの格好も、大人のミニチュア版といった風で、子供らしい服とか着てないんですよね。キャラクターがプリントされたシャツとか、ランドセルとか、黄色い帽子とかの子供を示す記号がない世界。そのことが、逆に、寒く、枯れて、乾いたシックな世界の中で、子供らしいちょこまかした体の動きを際立たせていて、心が少し温まる感じで、不思議な対比になっています。で、枯れ木、枯草ばかりで、花らしい花もない世界で、なぜか親父が養蜂をやっているというのが、また、何とも不思議な取り合わせで、不思議な雰囲気を醸し出しているのですよね。主人公は、最初は男の子かと思ったのですが、おとなしいけど秘めてるものがある、黒髪で黒目の大きいかわいい女の子です。姉は金髪で大味な感じ。アナかわいいよアナ。アネ(姉)そうでもないよアネ。
camusonさん [DVD(字幕)] 8点(2023-04-05 20:46:40)
その他情報
作品のレビュー数 101件
作品の平均点 7.56点
作品の点数分布
010.99%
110.99%
210.99%
321.98%
443.96%
554.95%
687.92%
71918.81%
82524.75%
91716.83%
101817.82%
作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 51.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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