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カンパニー・マン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カンパニー・マン
製作国
上映時間95分
ジャンルサスペンス,SF,スパイもの
レビュー情報
懐かしいのに、新しい感じがしました。次の仕事までの休暇を利用して産業スパイに身を投じる事になった平凡なサラリーマン。スパイとして新たに人格を作り上げる主人公にミステリアスな女性が絡み事態はある陰謀へと近づいていきます。全体的には使い古された様なスパイ映画ですが、キューブリックを意識した美麗な映像やセット、観客を洗脳させるかのごとく工夫の凝らされた展開に胸がワクワクしました。小道具や映像は近未来的でありながら、物語の本筋は過去のスパイ映画を彷彿とさせます。主人公が別の人間として生き生きと生活していくにしたがって映像の配色が鮮やかになったり、テクノっぽいかと思えば時に情緒的になるBGM等ほんと凝ってます。主役のジェレミー・ノーサムの二役(実は三役?)も存在感があって、ルーシー・リューに至っては知的で行動力があり主人公を影でサポートしていく謎めいた女性役にピッタリでした。ある秘密が明らかになった後の展開はヒーロー映画を思わせ、男的にはググッときました。ただ背景とかヘリとか明らかにCGミエミエで大げさ過ぎる点、主人公を助けにきたルーシーの宙吊りに笑ってしまった点はいささか減点の対象でしょう...それにしても「CUBE」と同様期待は裏切らないと思いますよ。
さかQさん 7点(2003-02-11 01:40:10)
その他情報
作品のレビュー数 112件
作品の平均点 5.80点
作品の点数分布
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221.79%
365.36%
41513.39%
52623.21%
62118.75%
72522.32%
81614.29%
910.89%
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作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 55.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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