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イヴの総て のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 イヴの総て
製作国
上映時間138分
劇場公開日 1951-09-21
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
そのまま地でいってるかの様なベティ・デイビスの心の不安定さが良かったです。女性陣達の描写は良く出来ていましたが登場する男性陣はいささかお飾り的だったような気がしました。しかしながら女優としての全てを手に入れても自分の老化までは防ぐ事が出来ない女性、目的を達成するまで偽りの自分を演じるしたたかな女性、売れっ子作家の妻という地位を得ながら退屈な日々を送る女性と様々な個性ある女性の心理を浮き彫りにしていました。ラストでは結局同じ穴のムジナって事で、女優にとして成功したイブのもとにかつてのイブを思わせる女性の登場という皮肉タップリのオチ。監督自身がショウビズ界に対しあざ笑っているかのようでした。
さかQさん 6点(2003-02-19 02:29:24)
その他情報
作品のレビュー数 73件
作品の平均点 7.77点
作品の点数分布
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422.74%
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679.59%
71926.03%
82230.14%
91216.44%
10912.33%
作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 40.85
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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