みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
44.宮崎駿の引退作にしては、期待はずれだった。 実在の堀越二郎と堀辰雄の小説「風立ちぬ」を合体させるなんて意味がわからん・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-10-19 00:54:27) 43.これは行間を読みながら進めないと理解できない大人の映画だなと思った。個人的にいつも感じるのだが、ジブリ映画で採用される声優のミスマッチ感が今回もあり、特に主人公2人の声が最後までなじめず、本人の顔が浮かんでしまう。しかし、それを差し引いてもストーリーは飽きさせず、時代に翻弄された人々の生活が痛いくらいに伝わってくる。結局、どの時代にも起こる争いは、一部の上の人々のもので、庶民たちはそれに揺さぶられるだけだ。本当の意味で平等なのは、自然災害なのだろうか。 【おっちょ】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-09-15 18:35:05) 42.宮崎駿のラストを飾るジブリ作品として話題性があり、ストーリーも興味を引く内容だった為、付き添いで劇場へ足を運んだ。正直アニメを劇場で観ることはないので、映像については特に感じるものは無いが、時代背景が好きなので集中して鑑賞出来た。 トトロ、ポニョ等得にジブリに思い入れはない為、一つのアニメ映画として入れる。ただ、ファンタジー要素には多少のジブリ感を感じた。監督の身内を声優として登場させている点については、鑑賞前は不安であったが、アニメ声と違い、妙にリアルな感じがする。 暫く忘れていたが、子供の時に家で観た『紅の豚』を思い出し、久しぶりに観たいと感じた。 【4th Officer Boxhall】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-09-05 10:32:24) 41.単なる偉人伝という印象しかない。 偉人といっても誰もが知ってるような偉人ではなく、一般人に近い手の届く距離にいる偉人。にもかかわらず美談ばかりで人間らしさが感じられず、全く共感も感動もできなかった。 【Trunk】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-09-03 15:57:53) 40.“煙草ぷかぷか、彼女とチュッチュッ。”“煙草ぷかぷか、彼女とチュッチュッ。”はい、それしか印象に残りませんでした。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-08-10 18:59:38) 39.最近、たまたまディズニーの白雪姫を観る機会があり、そのなめらかすぎるキャラクターの動きや表情に、腰が抜けるほど驚きました。振り返って日本のアニメを見てみると、本当にアニメ技術は進歩しているのだろうか、と少し疑問に感じました。白雪姫は、1937年の作品です。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-07-22 23:17:52) 38.最初は「下手クソだなぁ」と思ったが、だんだんと慣れてきて(アフレコ中演技力が上昇したようにも感じられた)、最後の台詞は庵野さんのあの声だからこそ感動できた気がする。 キャスティングに際しては「演技力」以上に大切なモノがあることもある、そう感心させられた。 【ムラン】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-07-12 22:26:33) 37.今までの宮崎駿監督の作品は全て観る側の想像力を強く駆り立ててくれましたが、逆にこの作品では監督の想像力を押し付けられているように感じてしまいました。主人公の声が若者なのにすでに枯れてしまったような声であるのも宮崎駿自身がすでに枯れてしまっているのを象徴しているように思いました。明らかに今までと毛色の違うこの作品を最後の作品として持ってきたのを疑問に感じましたが、今までみんなを楽しめませるために全て絞り出してしまった末の必然だったのかなと思います。もう監督の作品を観れないというのは人生の大事なものを一つ失ってしまったかのようで非常に残念ですが、今までホントにお疲れ様でした。 【映画大好きっ子】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-07-11 06:14:49) 36.なんとロマンティックな!男のロマンそのままの映画でしょうか。幼い頃から心酔していた飛行機と歩む時間と、お姫様のような女の子との恋愛。宮崎監督がナウシカの頃から持っている「ヒーロー」のかたちに、やはり昔から一貫して持っている「生き抜け」というテーマを添えています。アニメならではの視点も多く楽しく美しい画も魅力的でした。まあ、この世を生き抜くにはもうちょっとパワーが必要かなと思いつつ、優しい色彩に彩られた夢物語を堪能しました。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-07-08 10:55:27) 35.主人公の感情の起伏の乏しさにはやや困惑を覚えるものの、紳士であるがゆえと解釈をして鑑賞すればさほど気にもならなくなる。むしろそこに監督の狙いがあるのでは、と勘ぐりたくもなる。淡々としたドラマの中に、小さくて力強いモノを感じるのも、恐らくはそのせいであろう。生きることはとても困難。困難が故についつい乱れたりもする。しかしこの作品は常に美しくあろうとする。美しく生きようとする。それが気持ちよく伝わってくる。CGではなく手書きだからこその気持ちよさでもある。しかし、どんなに美しくても戦争の武器を作っていることには変わらない。どんなに美化しても人殺しの道具である。時代のせいにしてもこの作品には、人の生き死にを問うことに疑問を感じずにはいられない。なぜか「戦争」そのもに目を背けているようにも見える。「戦争」は決して美しくはない。むしろ残酷である。その残酷さをあえてオブラートで包んでしまっては、生死をテーマにするのはピンボケである。もう映画は作れないと言った監督。美しく幕を引きたかったのでしょう。 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-07-04 08:29:14) 34.真摯とは決して言い難い人生をイイカゲンにノラリクラリと謳歌している私ごときが恐縮ですが、人生をモノ作りに捧げた一人の男の、美しくもはかなく、そして力強い青春の軌跡に、すっかり魅せられた。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 10点(2014-07-02 01:21:52) 33.人は生きる時代を選ぶことは出来ない。「創造的人生の持ち時間は10年」という言葉が出てきたが、堀越二郎氏の10年があの無謀な戦争に突入していく時代と重なったのは不運でした。夢でカプローニ氏と語り合ったように美しさのみを追求できる世界は、そうでない世界より素晴らしい。しかし、この映画はどんな時代であろうと力を尽くして生きるべきだとも言っている。また、それを批判したごく一部の人に対して宮崎駿監督はきっちり反論した。これは気持ち良かった。菜穂子との再会から始まるメロドラマはやや冗長に感じてしまったが、トータルでは高く評価したいと思う。作画についても一言。世界ではCGアニメが主流になったと言ってもいいのだろうが、ジブリは手描きにて細部まで動かしまくってる。特に震災のいくつかのシーンには驚かされた。やっぱりこういう手の込んだ仕事ってちゃんと凄みとして伝わってくるものだなー。圧巻。 【リーム555】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-07-01 19:15:17) 32. 飛行機に興味があって尚且つ宮崎駿の熱狂的ファンならば楽しめる作品だと思いますよ。 そのどちらでもない単なるミーハーなジブリ好きの私には、そこそこ面白い作品でしたがもう一度観たいかと言われればNOなのでこんな点数です。 序盤は夢落ちだらけで、ああこれは実在の人物に宮崎駿の脳内をMIXしたファンタジーなのだなと思って興ざめしていたのだが、後半に進むにつれシリアスな展開で段々と引き込まれました。主人公が女の子と紙飛行機でキャッチボールするシーンが秀逸。束の間のこういう何気ない和む場面は大好き。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-06-23 22:49:01) 31.うーん。なんでしょう。つぎはぎだらけでダイジェストを見ているかのような印象です。映像はこだわっていますが違和感があります。粗悪なエンジンでもあんなに油がもれるのかとか、大量のモブのシーンをひとりひとり動かすことに価値があるのかとか。監督は自分の脳内にあるイメージの再現に全力をつくすべきだと思いますが、効果音を人間で再現することにどんな価値が有るのでしょうか?迫力がなくなっただけじゃないですか?主人公がかかえていたタスクが視聴者に伝わらないので引き込まれないし、プロの品質じゃないと思いました。 【承太郎】さん [インターネット(字幕)] 4点(2014-06-22 17:38:49) 30.近年のジブリの作品は私のツボにはまらなくて残念。 シベリアおいしそうだったなぁ。という印象しか残らず。 【くーちゃん】さん [映画館(邦画)] 3点(2014-05-09 23:25:05) 29.ジブリで観たかったかどうかと聴かれるとちょっと違うんですが、ジブリじゃなかったら観ないからなー。結局ユーミンが全て持って行った印象ですが、いい余韻の映画でした。 【なこちん】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-02-17 02:18:58) 28.キネマ旬報の何某は、この喫煙シーンを狭量な「挑発」だという。 勿論、『紅の豚』でも煙草のポイ捨てシーンをあえて描いているのだから 一種の挑発的な意図もあるのだろうが、 宮崎駿の細やかな絵コンテ指示を見てもわかる通り、単なる挑発だけで多大な経費や手間を要する作画・エフェクトの指示はすまい。 それこそ、何よりも風を生起させる行為として紫煙は表現されている。 震災の黒煙、工場の煙突からの排煙、汽車の蒸気、雪の朝の白い息、バスのあげる土煙、 家から登る白煙。それらと同様、二次元の画面に豊かな空間の深みと流動態を与え 画面を息づかせる描画演出のひとつに他ならない。 絵を常に何らかの形で動かすことへの徹底したこだわり。 眼に見えない大気をも可視化させアニメーション化することで世界に生気を与えること。 そこにアニメーション作家の矜持を見る。 その挑発ならぬ挑発に簡単に引っ掛かってしまう学会こそ滑稽だ。 嫁入りの夜、襖が静かに開き、美しい奈穂子の正面のカットとなる。 そこに風花がさっと舞う。その柔らかな大気の流れがシーンの美しさを引き立てる。 『ひこうき雲』の流れる映画のエンディング。 静止画となる人間不在の情景カットにあるのは、全てを語りきったという思いか。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-02-16 04:31:13) 27.人の創造的人生は10年。この言葉がすごく胸に刺さりました。あと10年。いや、もう始まっているのだろうか。自分は何がなせるだろうか。この世に生まれてきたからには、誰もが自分だけのゼロ戦をつくんなきゃいけない。でも何かを成すには、何かを捨てなきゃいけないかもしれない。二郎の場合はそれが奈緒子だった。それはとても悲しいことだけど、そういうふうにできているんだなと思った。美しい映画ですが、悲しい映画です。 【コダマ】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-01-10 00:45:23) 26.・絵が素晴らしい、田舎の風景とかドイツの風景とか。アニメーションでここまで描けるんだと感心する ・この時代って面白い、そう思えるのは構成がいいからだと思う ・菜穂子はおそらく男性から見た理想の女性像。でも女性から見るとどうなんだろう ・意外に涙腺が緩むが、その理由を後から思いつかないのが不思議 ・観ている間中「ひこうき雲」が頭の隅で鳴っていたが、実際に流れてきた時にはちょっと気合抜けた いろいろと賛否の議論が出るのも分かる気がする。そういった意見が出やすいのも良い映画の要件だと思う。 フィクションとして、多くの要素を上手く消化して、それでも出来はいい。 【simple】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-01-03 22:28:40) 25.宮崎駿にとって本作は引退を決意できるほどの最高傑作なのか・・。私にはそう思えない。どちらかといえば映画としての素晴らしさとは別に、そこには非常に私的な感情が入り混じっているように感じる。 別に私的な感情を作品に込めることを否定しているわけではない。ある意味ではそれはあらゆる芸術作品にとってとても重要なことだからだ。しかしこの映画に込められた私的感情は少し方向性が違うようだ。上手く説明はできないが、ただの好き嫌いにも似た感情のように私には思える。そんな感情を込めても映画は良くならない。もしかすると、風立ちぬは映画監督宮崎駿にとっての最後のわがままだったのかもしれない。 それにしても、声優だけは看過できない。誰もが衝撃を受けた庵野秀明の主役声優での起用を、私は宮崎監督のことだから、きちんとした理由があるのだろうと肯定的にとらえていたが、実際に視聴してみると違和感しか無い。いちいち声が気になって物語に集中できない。主人公がしゃべる度に庵野の顔が浮かぶ。これだけで-1点。宮崎監督本人の口からぜひ起用理由を聞いてみたい。 【ばかぽん】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-12-24 04:40:34)
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