みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
3. B級と思いきや、意外に骨太。 エイリアンの侵略とかは二の次で、最前線で戦う人達。 それが全て。 【こっちゃん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-12-27 23:17:33) 2.エイリアンの地球侵略モノとしては何一つ新しい要素がないにも関わらず、既存の侵略モノの要素をうまく混ぜてまとめたそこそこおもしろい不思議な作品です。巨大な円盤がのある日突如の襲来という点では『インディペンデンスデイ』、視点は主人公に固定という点では『宇宙戦争』、民間人救出ミッションとエイリアンとの遭遇・反撃・解剖と籠城という点では『エイリアン2』で、戦闘シーンは『ブラック・ホークダウン』のように迫力に重きを置いた味付けです。各シーンの映し方は非常に丁寧であり、死体から弾薬を回収したり、ヘルメットの顎紐を全員きちんと締めているところに現れています。肝心のエイリアンは中々登場せず、侵略されて炎上するロスが空撮されるのみでエイリアンの優位性を際立たせるような圧倒的な侵略シーンはこの手の作品には必要不可欠でありながらすっぽりと欠如しています。それ故にこんな奴らに勝てるわけないやろといった絶望的な気持にならず、かといってこうすれば簡単に勝てるやんといった設定の隙を突く気持にもなりません。大侵略シーンがないことに対する物足りなさは確かにあるものの、大風呂敷を広げていないのだから畳まなくてもよいという極めて巧妙なつくりに感心しました。原題の『Battle of Los Angels』は、小隊とエイリアンの局地戦に焦点を絞った本作の正確な要約であり、邦題の『世界侵略』は宣伝文句として外せなかったのでしょうが、本作では描かれていないのです。娯楽アクションとして映画館での鑑賞をお勧めします(劇場での鑑賞後、機内で観ましたがまったく面白くありませんでした)。 【さめがい】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-19 16:35:09) 1.もう一年近く前になると思うが、この映画のタイトルを観たときは、「なんてダサくて面白くなさそうなタイトルだろう」と思った。 エイリアンの侵略ものだということは一目瞭然だったが、どれくらい“まとも”に作られた映画なのかととても訝しく思った。 2011年の年明け頃になってようやく映画の情報を少しずつ知り、アーロン・エッカートが主演でミシェル・ロドリゲスが出ているということが分かり、地味ながらも好感を持てるキャスティングも手伝って気になり始めた。 そして同じ頃に初めてトレーラーを観て、侵略の様を“現場目線”で切り取ったシーンの迫力に一瞬で圧倒された。 日本公開は4月1日、一転して公開日が待ち遠しい作品となっていた。 しかし、4月1日にこの映画を観ることは出来なかった。 3月11日に発生した大震災の影響を受け、大幅な公開延期が決まったからだった。 果たして「公開延期」という措置が正しいことだったのかどうかは、個人的には懐疑的に思う。 が、実際に被災地の現状を目の当たりにした人々にとっては、この映画に映し出されたロサンゼルスの壊滅した様は、様々な感情に心労を伴うものだったかもしれない。 前フリが長々しくなってしまったが、この映画において言いたいことはシンプルだ。 突如として襲いくるエイリアン、圧倒的な兵力を向こうにまわし勇敢に対峙する海兵隊。 圧倒的な兵力差があるにも関わらず、決死の覚悟で奮闘し侵略者の牙城を突き崩す。 ご都合主義の米国至上主義、アメリカ万歳!海兵隊万歳! ベタで王道的なハリウッドのエンターテイメント……。 人によっては卑下する要素は無限にあるのだろう。ただし、この映画の在り方は、圧倒的に正しい。 あらゆる物事が理にかなってなかろうが何だろうが、わけも分からぬまま侵略者の大軍に立ち向かう兵士たちの立ち位置のみで描かれる映画世界に、絶大な興奮を覚えたということ。 それだけでこの映画の価値は揺るがないと思う。 そして、この映画のタイトルは、本当に“それ”のみしか描いていないことに対する潔い態度の表れだったということに気づいた。 P.S.“女性ソルジャー”という役柄において、ロドリゲス嬢の右に出る者はやっぱり居ないと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-19 19:12:01)(良:1票)
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