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プライベート・ライアン

Saving Private Ryan
1998年【米】 上映時間:170分
アクションドラマ戦争もの歴史もの
[プライベートライアン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-07-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(1998-09-26)


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監督スティーヴン・スピルバーグ
演出サイモン・クレイン(スタント・コーディネーター)
伊達康将(日本語吹き替え版【ソフト】)
キャストトム・ハンクス(男優)ジョン・H・ミラー大尉
トム・サイズモア(男優)マイケル・ホーヴァス軍曹
エドワード・バーンズ〔1968年生〕(男優)リチャード・ライベン二等兵
バリー・ペッパー(男優)ダニエル・ジャクソン二等兵
アダム・ゴールドバーグ(男優)スタンリー・メリッシュ一等兵
ヴィン・ディーゼル(男優)エイドリアン・カパーゾ二等兵
ジョヴァンニ・リビシ(男優)アーウィン・ウエイド伍長
ジェレミー・デイビス(男優)ティモシー・E・アプム伍長
マット・デイモン(男優)ジェームズ・フランシス・ライアン二等兵
テッド・ダンソン(男優)フレッド・ハミル大尉
ポール・ジアマッティ(男優)ウィリアム・ヒル軍曹
デニス・ファリナ(男優)アンダーソン中佐
ネイサン・フィリオン(男優)ジェームズ・フレデリック・"ミネソタ"・ライアン
デイル・ダイ(男優)国防総省の大佐
ハーヴ・プレスネル(男優)マーシャル元帥
ハリソン・ヤング[男優](男優)老いたライアン二等兵
リーランド・オーサー(男優)デウィンド中尉
ディラン・ブルーノ(男優)トインビー
マックス・マーティーニ(男優)ヘンダ―ソン伍長
ブライアン・クランストン(男優)国防総省の大佐
ライアン・ハースト(男優)空挺兵メンデルソーン
アンドリュー・スコット〔男優・1976年生〕(男優)浜辺の兵士
江原正士ジョン・H・ミラー大尉(日本語吹き替え版【ソフト】)
塩屋浩三マイケル・ホーヴァス軍曹(日本語吹き替え版【ソフト】)
後藤敦リチャード・ライベン二等兵(日本語吹き替え版【ソフト】)
平田広明ジェームズ・フランシス・ライアン二等兵(日本語吹き替え版【ソフト】)
家中宏アーウィン・ウエイド伍長(日本語吹き替え版【ソフト】)
堀内賢雄ダニエル・ジャクソン二等兵(日本語吹き替え版【ソフト】)
山野井仁エイドリアン・カパーゾ二等兵(日本語吹き替え版【ソフト】)
二又一成ティモシー・E・アプム伍長(日本語吹き替え版【ソフト】)
定岡小百合(日本語吹き替え版【ソフト】)
谷口節(日本語吹き替え版【ソフト】)
有本欽隆(日本語吹き替え版【ソフト】)
川久保潔(日本語吹き替え版【ソフト】)
中博史(日本語吹き替え版【ソフト】)
成田剣(日本語吹き替え版【ソフト】)
仲野裕(日本語吹き替え版【ソフト】)
古田信幸(日本語吹き替え版【ソフト】)
大川透(日本語吹き替え版【ソフト】)
桜井敏治(日本語吹き替え版【ソフト】)
中田和宏(日本語吹き替え版【ソフト】)
宝亀克寿(日本語吹き替え版【ソフト】)
山寺宏一ジョン・H・ミラー大尉(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山路和弘リチャード・ライベン二等兵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
草尾毅ジェームズ・フランシス・ライアン二等兵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上倫宏アーウィン・ウエイド伍長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝寛スタンリー・メリッシュ一等兵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
安井邦彦エイドリアン・カパーゾ二等兵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小森創介ティモシー・E・アプム伍長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木誠二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤精三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金尾哲夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
福田信昭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中正彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
猪野学(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
星野充昭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
稲垣隆史(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
根本泰彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ロバート・ロダット
フランク・ダラボン(ノンクレジット)
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
作曲アーロン・コプランド挿入曲"Fanfare for the Common Man"
挿入曲デューク・エリントン"Solitude"
エディット・ピアフ"Tu Es Partout"他
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作スティーヴン・スピルバーグ
ゲイリー・レヴィンソン
マーク・ゴードン
イアン・ブライス
ケビン・デ・ラ・ノイ(製作補)
ドリームワークス
パラマウント・ピクチャーズ
プロデューサー梶淳(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給UIP
特殊メイクコナー・オサリヴァン(補綴スーパーバイザー)
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ウォルド・メイソン(特殊効果)
デヴィッド・ウィリアムズ(特撮)(特殊効果)
ステファン・ファングマイヤー(視覚効果スーパーバイザー)
ポール・キャトリン
美術トーマス・E・サンダース(プロダクション・デザイン)
ダニエル・T・ドランス(美術スーパーバイザー)
クリス・シーガーズ
リサ・ディーン(セット装飾)
衣装ジョアンナ・ジョンストン
編集マイケル・カーン
録音アンディ・ネルソン[録音]
ゲイリー・ライドストロム
ゲイリー・サマーズ
イーサン・バン・ダーリン
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳岸田恵子(日本語吹き替え版【ソフト】)
スタントデレク・リー
その他デイル・ダイ(軍事アドバイザー)
あらすじ
第二次世界大戦さなかの1944年6月。ノルマンディー上陸作戦が行われた。多大な犠牲を出しながらなんとか上陸に成功した連合軍。そんな中、歴戦の勇者ミラー大尉率いる小隊に「ライアンという、ひとりの二等兵を生きたまま救出せよ」という命令が下る。彼らは前線奥深く侵入し任務を果たそうとするのだが・・・。

オオカミ】さん(2004-01-22)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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524.私は正直ノンポリですが、そんな私でも、超大国アメリカがこういう映画を作りそれを礼賛している限り、今後も正義に名を借りた暴力つまり戦争は絶え間なく続き、流血がやむことはないのだろうと思いました。描写やカメラワーク、演技、見所はたくさんあると思います。スタッフ・キャストには本当にgood jobと言いたい。しかし、映画は文化すなわち生きるための糧だと思いますので、二人の娘を持つ親の立場としても、この評価にさせていただきます。 神谷玄次郎さん 0点(2004-01-20 23:28:18)(良:6票) (笑:1票)

523.国をかけて戦っている中、4人兄弟の最後の1人を助けるために軍隊が出動する。
テーマがばかばかし過ぎる。
じゃあ、助けるために出動した軍人の命はどうなるの?
こんなことで、感動させようなんて腹が立ってくる。
こんな映画が評価高いなんて信じられない。 のははすひさん [DVD(吹替)] 0点(2010-02-17 23:34:53)(良:5票) (笑:1票)

522.「兄弟4人全員を兵隊にとったが,3人が死んだから残りの1人を8人で救出する」...馬鹿馬鹿しい。このストーリーのどこにどう感動しろというのだろう?。兄弟全員を戦場に送り込んでおきながら,戦意高揚のための神話作りにそれを利用し,さらに多数の犠牲者を生み出すなんて到底納得できない。兄弟全てが戦死した親などゴマンと居ただろうし,親の悲しさは失った子の数で計れるもんでもなかろうに。それを1人だけ助けたからどうだというのか?。余計なお世話だが,この作品を観て「戦争の悲惨さ」とやらを感じ取れるなら,そういう親達の「悲惨さ」をより強く感じるべきではないか?。「戦争の悲惨さ」って,単に肉が飛び散り血飛沫が飛ぶことなんだろうか?よく勘違いなさっている方を見かけるが,あなたが悲惨だと思っているのは「戦争」ではなく単なる「戦闘」である。映像になっていないことを都合よくオミットした,単純で偽善的な物語とテクニックのみの作品。オマハ・ビーチの戦闘シーンのみ評価。 veryautumnさん 3点(2003-12-24 14:08:49)(良:5票) (笑:1票)

521.臨場感は凄いです。確かに。リアルさを窮めて悲惨さを訴えようとしているのでしょうが、そこは人殺しの道具を持った者同士が殺しあう、言うまでもない狂気の場。これみよがしで執拗過ぎる描写。ミッションはおらが軍の人道主義を誇示するプロパガンダ。二つの相乗効果で味わう不快さが特筆に価します。 The Grey Heronさん [ビデオ(字幕)] 0点(2009-11-22 03:07:51)(良:4票) (笑:1票)

520.人柱じゃあるまいし、この家は3人犠牲者が出てるから一人は勘弁してやるなんて、何様だよ!!人の命や痛みを量で測るなんて。ムカツキます。有名な画像のミスも含め、腹立たしい作品です。 たーしゃさん 0点(2003-04-15 21:44:10)(良:4票) (笑:1票)

519.これをアメリカ賛美映画だと言う人間は何故かと言うと「最後にアメリカ国旗が出ているから」だと言うが。あの色あせたドロ水に漬かった様な色をしたアメリカ国旗と映画の冒頭でのドイツ人が諸手を上げて降伏の意をしめしてるのにアメリカ人がおもしろ半分に殺したりするシーンやドイツ兵に暴力を振るったりするシーンを見てそう思っているのだろうか?この映画を見たアメリカ人はアメリカの為に戦うぞ!と思ったのだろうか?私としては最後の国旗は「多くの戦死者の上にこの国はなりたってるんだよ」という皮肉や戒めにしか見えなかった。映画の内容も「火垂るの墓」みたいなよくある戦争とは全く無関係な出来事を戦争のせいに誇示つけする戦争映画なんかに比べて遥かに「戦争嫌だ」とはっきり思えた。その意味で私にとってこれは近年稀に見る反戦映画だと位置づけさせてもらう。 OAMさん 10点(2002-12-16 06:12:51)(良:4票)

518.戦争を娯楽化しちゃ駄目だろ。人殺してるのを格好良く見せてどうすんだよ、スナイパーこの野郎。ダーティーハリーならいいけどさ。ナチスが絶対悪になってるし、彼らだって人でしょうに。そしてなんだあのラストは。アーネストじゃぁ無いよまったく、まずお前が戦争について真面目に考えろ。シンレッドラインと比べたら雲泥の差だよ。 きど節さん 0点(2001-09-11 01:57:06)(良:3票) (笑:1票)

517.映画館で観終った後、席を立つのが嫌になるくらい虚脱感に襲われたことを覚えている。もう冒頭から圧倒された。ノルマンディーのオハマビーチ上陸シーンは戦場に放り込まれたように臨場感が溢れており、凝視できない光景に気分が悪くなった。実際の戦場など知らない私がリアルだなんて言えないが、悲惨さは十分過ぎるほど伝わってきた。その後始まる本題の物語自体も端的に戦争の不条理さや虚しさを描いている。大局には関係の無いたった一人の命を救うために他多数の命が犠牲になっていく遣る瀬無さ。人物造型は単純だが、ハンクスの教師という設定や同行し観客に近い目線を担うアパムの通訳という設定は、人を育てたり関係を築いたりする資質が戦争下では逆に人を潰すための道具として使われてしまう悲劇を誇張している。・・・だが、全編通して見ると反戦としての訴えはそれほど強く感じられなかった。というのも最後の戦闘シーンが冒頭のそれとは全く違うものになっているからだ。最初の戦場ではハンクス以外の人物の区別がつきにくく、数多の無名の兵士たちの命が一瞬にして奪われ累々たる屍が築かれていく恐怖がある。だが最後の戦場は一人一人の〝顔〟が見えるのである。こうなると娯楽アクション映画と同じで、ハンクス一行の命の方がその他の無名の兵士たちの命よりも重く感じられてしまうのだ。これはドラマとして必然的に起こってしまったことだと思う。神に祈りを捧げ狙撃するバリー・ペッパーなど恰好良く見えるし、バズーカを担いだトム・サイズモアや戦車に発砲し続けるハンクスの姿もまたしかりだ。つまり物語が始まると娯楽要素が強くなるのだ。語弊があるかもしれないが映画である以上、戦争であってもドラマやある程度の娯楽的アクション性を有するものだとも思う。そしてスピルバーグは反戦へのメッセージと映画としての娯楽の二頭を追った。その結果、融合はされておらず冒頭の悲惨な戦場はこれから開始する戦争舞台の壮大なメロドラマのための言い訳に見えてしまう。それは勘繰り過ぎなのかもしれないが、そのアンバランスさがこの映画の印象をどこか腑に落ちないものにしている。 ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 7点(2007-08-03 18:29:41)(良:3票)

516.アメリカ万歳、アメリカ至上主義の戦争映画はもううんざりです。1カット目に「星条旗ヒラヒラ」のアップですよ。こうやってアメリカ人は教育されていくんだなぁ。 クーさん 0点(2003-03-25 07:00:07)(良:2票) (笑:1票)

515. イヤ凄いの何の、冒頭のノルマンディー上陸作戦シーンは噂に違わぬ大迫力!近年のスピルバーグ作品の中でも傑出しており、”二度と見たくなくなる”という彼の言葉は正に達成されていると素直に脱帽。しかし、その最初の30分が皮肉なことにインパクトという点でバランスを崩し過ぎて、作品全体をスポイルしてしまっている。ラストに激戦を持ってきてクライマックスにしたかった意図は読めるし、実際トム・ハンクスを初めとする兵士らが次々に戦死する様も可成り酷たらしく凄まじいのだが、どう見ても序盤のオマハビーチに於ける殺戮劇の凄惨さには遠く及ばない。そして、もう一点致命的なのは(どなたかも鋭く指摘されていたが)ミラーをトム・ハンクスに演じさせたこと。オスカーを意識し過ぎたキャスティング?と勘繰られても仕方がないだろう。なるほど確かにウマい。が、ウマ過ぎて却って作品中の戦闘シーンの激烈さを、あれほど見事な戦場のリアリティぽさを損なっている。大体が7人の部下を殆どジョークみたいな任務の為に有無を言わさず激戦地へ連れて行く鬼隊長ともなれば、もっとコチコチの骨の随までプロフェッショナルな軍人魂の持ち主に描かないと!その点でハンクスじゃ余りに好人物に見えて絵空事になってしまい、まるで説得力に欠ける。じゃあ誰が演じれば、と言われるとツライが…うーーん、強いて言うなら、若い頃のバート・ランカスターとかジャック・パランスとかジーン・ハックマンみたいなタイプかなぁ?バリバリのブルーカラー丸出しでインテリジェンス皆無の役者。その方が「ミラーが教師だった」という、外見とのギャップからくる彼の前歴の意外性も、何よりラストの「Earn this.」もグッと活きてきたのでは?あと、コレを「アメリカ万歳」映画と思っている意見が相当多いけど、チト安直過ぎるよ。確かに迫るティーガーを爆撃するタイミングの良さは狙い過ぎだが、単にカタルシスに酔わせて「アメリカ万歳」なだけの戦争映画なら援軍到着はもっと早いハズだし、カッコイイ反撃シーンとかに時間を割くって。容赦無い戦場の描写、滑稽なまでの一兵士救出劇によって、自分も含め「戦争を知らない」世代に厭戦ムードを移植しようとした確信犯的な作品であると思う。その意味でスピルバーグ久々の会心作と言っても差し支えなかろう。ただ若干冗長だし、先述の作劇上のバランス崩壊とミスキャストとで3点マイナス。惜しい! へちょちょさん 7点(2003-01-11 07:34:39)(良:3票)

514.戦争映画のフリして、スプラッター映画を撮りたかったようですね。ドイツ兵を馬鹿に描きすぎ。最初と最後にアメリカ国旗が出てきて、これこそアメリカ万歳映画です。この映画を誉めている人はアメリカ万歳人間なんですか?わざとらしく人間が死ぬ有り様はB級ホラー映画以下です。 DQNさん 0点(2002-12-15 09:17:54)(良:2票) (笑:1票)

513.今まで見た中でもベストに入る映画です。任務の意味がわからなかった、という方が結構いて唖然としてますので、言わずもがなの解説を少し。「ライアンを捜せ」というのは、兄弟3人を国のために失った偉い母と息子、その母を気遣う国家というアメリカのイヤらしいプロパガンダのためなんです。だから最初の方にミラー大尉が「次は公報業務だ」とかなんとかいう下りが出てきます。アメリカはもともとプロパガンダと大義名分で他国との戦いに自国の兵士をかり出してきていますからね。この任務には、アメリカに対するすさまじい皮肉があります。この考えがベースにあれば、この映画を単純に「アメリカ万歳の映画」とは言えないでしょう。しかし、戦士たちが、「胸を張って帰れる」と言うようになったのは、今まで様々なFUBAR---何のために闘っているのかわからない理由の戦い--にかり出されてきた中で、どうせなら、「誰かの命を救うための戦い。どこかのお母さんが息子を全員失わなくて済むようにするための戦い」、すなわち、他者のために闘うことは、他のFUBARに比べればマシなんじゃないか、と考えるようになったということなんだと思います。だからこそ最後の"Earn this."というセリフが重い意味を持つことになります。この適訳は難しいですよね。いってみれば、「これだけの犠牲をもってあがなわれたお前の命を、お前自身の手でそれだけ価値あるものとしろ」という感じでしょうか。 プライベート・ライベンさん 10点(2002-01-03 17:38:06)(良:3票)

512.ライアン救出を強いる参謀に言いたい。「それなら自分が行けよ」と。ライアンが一兵士だろうが要人だろうが関係ない。
救出が失敗したら、また別の部隊を送ったの?犠牲が何人でようとも?戦死者に対して国の態度は「感謝」ではなく「謝罪」であるべきだ。
話し合いや外交手段でなく、武力行使が「勇気」「愛国心」だと説く政治家や人々は「犠牲になるのは自分じゃない」と
思っているから言えるのではないか?
「戦争支持した人は戦争になった時、全員戦場の最前線に出兵する事」という法律を世界で作れば、戦争は激減するそうである。
私は自衛隊員の知人がいる。安易に「強力な武器をもたせてやるから行って来い(私は行かない)」と言う人達にいつも悲しみと怒りを感じる。
この映画に同様の感情を覚えた。
ラストシーン『今の平和は彼らの犠牲の上にある。私達は彼らに恥じぬ生き方をしているか?恐怖にかられ「正義」の仮面で安全地帯から新たな犠牲を強いていないか?』
そんな問いかけではないだろうか?私は戦場になど行きたくない。だから誰も行かせたくない。
戦争を生み出すのも、戦場に誰かを送り出すのも、私達なのである。代償はいつか自分に返ってくる。けれど止める事が出来るのも私達。絶対に忘れてはならないと思う。
(聞いた話だが、オハマビーチは米軍は汚点として記録から抹消しているらしい。他軍、民間の記録のみ。
海岸への上陸は満潮時にやるのが常識だが干潮時にやったなどetc、無能な上官のせいで地獄絵図となったから) 果月さん [DVD(字幕)] 9点(2010-10-30 01:09:56)(良:2票)

511.ライアンのモデルになった4兄弟は実在するそうだが、救出劇があった事実はないらしい。もし事実あったとしても、それがどうした。らいぜんさんの「一人っ子は?」にいたく共感。ドラマはシラケるばかりの浅さ。人が人を殺さないためには、実際の殺人事件のその現場を克明に映像再現して見せれば良いのでしょうか? 戦争の狂気を見せて「反戦」のポーズなど、個人的な「殺人」に置き換えてみれば、どれほど品のないことか一目瞭然。戦争を抑止したいのなら、健全な心を育てたり、間違っていると思いつつも従わざるを得ない恐怖政治を作らない術を考えさせる方が大切だと思います。この映画は史実でない以上、記録映画的な価値もないし、どぎつい戦争映像がなければどうしても語れないほどの、それに見合う素晴らしいドラマもメッセージもない。ただの悪趣味、映像暴力。 だみおさん [映画館(字幕)] 0点(2010-01-10 09:35:51)(良:1票) (笑:1票)

510.一人っ子は?一人っ子はどうなるの??
救出に向かった隊もくだらねえと思いつつだったはず。
戦闘シーンは臨場感があってかなりハラハラしたのでこの点数ですが、この映画なしでバンドオブブラザーズだけでもよかったのではないかと思う。
誰かが言ってて気が付いたんだけど、冒頭の回顧シーンから入るのって人称ずれてておかしいよね。あの人には回顧できないシーンばかり。 らいぜんさん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-09 17:10:19)(良:2票)

509.映像による表現力の凄まじさに圧倒された。こんな映画は今まで誰も作ったことがない。それだけでも歴史的な価値があると思うし、満点に値すると思う。すげえよ、スピルバーグ! フライボーイさん [映画館(字幕)] 10点(2009-04-06 23:12:21)(良:2票)

508.スピルバーグの中に潜む,暴力への一種の憧憬が(本作以降顕著になってくる)意識的にしろそうでないにしろ如実に表れたオマハ・ビーチの光景。正直言って吐き気がする。が,戦場で生き残る者と死んでいく者との間を分かつのは,弾丸の多さでもなく,剛勇でもなく,ちょっとした運だけなのだということを教えてくれる意味で,本作は戦争映画として優れていると思う。手を挙げて降伏しようとしたドイツ兵をはずみで撃ってしまったりとか,弾が尽きたらヘルメットをぶつけ合うといったシーンは,実際の白兵戦らしいというか,ああなるんでしょうね。私は今まで戦争というものを斜に構えて考えていたが,これを観てただひたすら恐ろしいと思った。あんな地獄は嫌だと。それは誰しも当然ではあるが,その至極当たり前のことをこれほど直截に表現した映画は,あまり記憶にない。だからこそ,一人の兵士を戦場から連れ出す命令を出した政府と,その血みどろの戦場の中任務に赴く登場人物達との乖離が浮き彫りになる。感傷とか意義などとはまったく無縁のところで,戦争という鋼鉄の歯車がひたすら人間の生命を挽き潰していく。そのことが恐ろしい。なお冒頭とラストではためく星条旗について辛口の意見が多いですが,あの逆光の中で色を失った星条旗には,少なくとも私にはアメリカ主義的な意図は感じられませんでした。 Roxyさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-29 12:53:17)(良:2票)

507.今時、これがアカデミー賞に値する作品なの?敵国ドイツ兵の描き方を観れば、いかに低レベルな思想に支配された(しようとする)映画かよくわかります。ET以来の駄作。 毒林檎さん [ビデオ(字幕)] 1点(2005-05-07 19:44:39)(良:1票) (笑:1票)

506.矛盾した救出命令にどうして従うのか?当然、兵士の口からも不平が出る。様々な戦闘や仲間の死を乗り越え、理由は異なるが、各々の答えを見つけだしてゆく。とかく数でかぞえられる兵士達だが、彼らはまぎれもなく、名前を持ったひとりの人間であり、それぞれのストーリーがある。フランス人の子供を助けようとする者、神に乞うて引き金をひく者、勇敢なベテラン兵士や立ちすくむ新米兵士…。また、膨大な数の墓標に刻まれた名前のそれぞれにもストーリーがあったはずである。彼らは最期のその時まで「生きた」。大切なことは生きることであり、人生は尊いもの。この、当たり前すぎるが日常では忘れがちなテーマを、戦争を通して頭ではなく心で理解させてくれる、壮大なヒューマンドラマである。 はたらきばちさん 10点(2004-01-17 03:33:20)(良:2票)

505.物議をかもち出している最初の三十分はみんなのコメントがすべてを物語っていると思う。良くも悪くもその三十分はみんなにものすごい印象を与えた。みんなはなんだこれは!と思い、普通のしょぼい戦争映画とは違うぞという印象をもっただろう。そして次にどんなことが起こるんだろうといい印象を得た人も悪い印象を持った人も思っただろう。僕達はスピルバーグにまんまとしてやられた。いろんな期待や不安を思いながらも僕らはその映画中ずっとその映像が忘れられない。それによって戦争を体験したことの無い私たちもあの戦友たちと同じような戦争に対する恐怖感や疑問などのいろいろな気持ちを持ち、三時間見続ける。戦争映画で重要なのは、反戦を訴えているのはあたりまえ。要は、それ以外の人間的なストーリー、テーマをどれだけうまく盛り込めているかだと思う。僕らは彼らの気持ちがものすごくわかる気になっている。だから彼らが発する一言一言が胸に突き刺さる。トム・サイズモアの「そいつを助けて生きて帰ったら、自分の誇りになる」というセリフ。マット・デイモンのあの愛くるしい笑顔。忘れられません。 野次られLOWさん 10点(2003-12-30 00:19:58)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 622人
平均点数 6.95点
0101.61% line
1121.93% line
2152.41% line
3193.05% line
4375.95% line
5528.36% line
67411.90% line
710617.04% line
812720.42% line
98513.67% line
108513.67% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.31点 Review32人
2 ストーリー評価 6.29点 Review41人
3 鑑賞後の後味 6.53点 Review41人
4 音楽評価 6.58点 Review31人
5 感泣評価 5.87点 Review32人

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞トム・ハンクス候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ受賞 
脚本賞ロバート・ロダット候補(ノミネート) 
撮影賞ヤヌス・カミンスキー受賞 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
音響効果賞ゲイリー・ライドストロム受賞 
音響賞ゲイリー・サマーズ受賞 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]受賞 
音響賞ゲイリー・ライドストロム受賞 
美術賞トーマス・E・サンダース候補(ノミネート) 
美術賞リサ・ディーン候補(ノミネート) 
編集賞マイケル・カーン受賞 
特殊メイクアップ賞コナー・オサリヴァン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1998年 71回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)トム・ハンクス候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ受賞 
脚本賞ロバート・ロダット候補(ノミネート) 
作曲賞ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 

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