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ビヨンド・サイレンス

Beyond Silence
(Jenseits der Stille)
1996年【独】 上映時間:113分
ドラマ音楽もの
[ビヨンドサイレンス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-06-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(1998-05-02)


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監督カロリーネ・リンク
キャストシルヴィー・テステュー(女優)ララ
タチアナ・トゥリープ(女優)ララ(少女時代)
高橋理恵子(日本語吹き替え版)
中村秀利(日本語吹き替え版)
堀越真己(日本語吹き替え版)
高島雅羅(日本語吹き替え版)
内田直哉(日本語吹き替え版)
井上倫宏(日本語吹き替え版)
前田敏子(日本語吹き替え版)
脚本カロリーネ・リンク
音楽ニキ・ライザー
撮影ゲルノット・ロール
あらすじ
聴覚障害の父を持つ少女が音楽家を目指すことで起こる父との葛藤、周りの人々との心の交流から、少女が大人へと成長していく姿を暖かく描く、ヒューマン・ストーリー。心地よいクラリネットの音色が映画を盛り立てる。

c r a z yガール★】さん(2004-04-04)
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【クチコミ・感想】

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32.主人公の女性よりも、聾の夫婦のおかれた環境や葛藤、叔母に惹かれていく娘への思いなどが非常に印象的。 nojiさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-22 12:54:44)

31.聾唖者の両親の「お世話係」として自己犠牲も厭わなかった少女ララ。彼女の才能を見出してくれた叔母とララの父の間には長く心の溝が深くあった。「他のお母さんは自転車に乗れるのに」、「クラリネットの音なんか聞こえないくせに」など、ララも些細なことで反抗心をむき出しにする。表情の細かい描写、また、家族の愛もきっちり描いてあるので、心によく染み渡ります。とてもいい作品だと思いました。シルヴィー・テステューはこの映画のためにドイツ語と手話をマスターし演技に臨んだ。26歳で18歳の役を演じ、ドイツ映画賞の最優秀女優賞を受賞した。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-07 10:27:08)

30.音楽が印象的。 Yoshiさん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-22 07:37:18)

29.身障者を描く視点に於いては、我が国と欧米諸国との格差を思い知らされることも度々ですけど、ドイツ製の本作も例外ではありません。この映画では聴覚障害者を取り巻く状況と彼らの心情が丁寧に、そして忌憚なく描かれてます。主人公の環境は、両親の障害が明らかに負担になってます。しかし彼女の「負担」は、商店の子供が学校の終わった後に店の手伝いをさせられる様なもんで、全く大したことじゃありません。進路を巡る親子の対立なんて珍しくもない話。そして父親と実家の確執も、親を誤解し兄弟に嫉妬するという至極ありふれた関係。ここには身障者と健常者の違いは見当たりません。だったら身障者を登場させる意味が無い様な気もしますが、本作では何より、この「普通さ」が素晴らしいのです、7点献上。 sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-17 00:02:51)(良:1票)

28.期待感が大きかっただけに肩すかしの印象。結局何も解決してないんだよね・・・。 とまさん [映画館(字幕)] 4点(2005-12-03 18:54:38)

27.こういう身体障害を扱った映画って大抵主人公本人が障害を持っているけど、この映画ではそれが主人公の両親であり、ちょっと違った視点からこの問題について切り込んでいる。とはいえ、それをネタにワザとらしく涙を誘う多くの映画とは異なり、あくまで普遍的な家族愛の物語にしているところに好感が持てます。 とかげ12号さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-20 14:20:29)

26.家族というものは不思議なもので、本来はお互いのためを思って、愛し合って成り立つはずなのに、どこかでちょっとした歯車が狂い始めるとそれが逆に憎しみの悪循環になってしまう。「僕の娘だ」「あなたのものじゃないわ」両親が寝室で交わすこの会話がすべてを物語っていた。愛情はいとも簡単に支配欲とすり替わる。これがやっかいなのは、本人はそれがまっとうな愛情だと思い込んでしまうからだ。妻の提言にもかかわらず、夫は間違い続ける。どうしたらこんな状況から抜け出せるのだろう?  それには、シンプルだけど、やっぱりまず相手の話を聞くことだと僕は思う。ララが聾唖学校に行ったとき、実は耳が聴こえなくても音楽を感じることができるのだと気付く。耳で聴くことができなくても、体に響いてくる音。本当はきこえなかったんじゃなくて、きこうとしていなかった。父娘が別の世界にいたように感じていたのも、父が聾だからではなく、娘を理解しようとしてなかったからだ。シャガールも知っていたとおり、「世界は音楽でできている」。父親が娘の音楽を感じようとしたとき、二人は沈黙の世界を出て本来の世界に戻ってきたんだと思う。最後のララの言葉には、思わず泣いてしまった。 no oneさん [映画館(字幕)] 9点(2005-01-25 12:58:10)

25.聾の両親を持った娘の苛立ちなど、細部が凄く凝ってる気がする…何度も見ようとは思わないけど…等身大の良さがあります。 レスマッキャン・KSKさん 5点(2004-02-05 04:09:23)

24.この作品は聾(ろう)の両親を持った少女の話ですが、決して「特殊」な話でなく、親子の関係を含めた人間関係について切り込んだ普遍的な話だと感じます。特に伯母と主人公の関係の描き方など、「人の為の行為」がしばしばエゴから発生し、支配欲に転化したり相手に重荷になったりしうるということを、決してペシミズムに陥ることなく淡々と柔らかに表現している点に好感が持てました。主人公が少女時代から突然成長(?)するシーンは全く予想してなかったので一瞬「なぬ!?」と思ってしまったのですが、どちらも素敵な女優さんですね。確か18歳のララ役の人は「点子ちゃんとアントン」のフランス語の先生役もやってたような気がします。 ぐるぐるさん 8点(2004-01-08 18:29:19)(良:1票)

23.ララの子供時代の役の子も大人になってからの役の女優さんも独特の魅力がありとてもよかったです。ストーリーもとても感動的で映像も映画全体の雰囲気もよかったです。もう少し子供時代を描いてほしかったような気もしますが、逆にあのテンポだったので飽きずに見えたのかも知れませんね。一見、耳が不自由なことで意思の疎通が難しいように思えますが、そのことによって他の親子よりももっと心の底まで分かり合えた部分があったのでしょうね。ドイツ映画っていいものですね。また観てみたい!! MINI1000さん 8点(2003-11-24 21:38:46)

22.crazyガール★さん、同感です。私もドイツ映画って面白いと気づき、後から「これもそうだったんだー」と気づきました。前から、このサイトでの高得点がすごく嬉しいなと思っていたのですが、本「みんなの・・」に載ってなかったので「え?なんで?」と思ったら、30人に届いてなかったのね。すごくザンネン。早くレビュー書けばよかった。こうゆう映画が高得点になるこのサイトがすごく好きなので。 おばちゃんさん 7点(2003-10-22 13:10:36)

21.ララと父親の関係、ラストの父親のことばに感動しました。いい映画! ジョナサン★さん 8点(2003-08-14 11:36:42)

20.最近、他のビデオにこの予告編があって、あぁ~これ観た観た、って思い出しました。この映画を観た時は結構感動した覚えがあります。ストーリー自体は、かなりシンプルですけど。そっかー、コレ、最近私がハマッてるドイツ映画だったんかぁ~。 c r a z yガール★さん 7点(2003-07-06 22:46:28)

19.隣に太ったドイツ人女性が座って観てて、何かある度に喋るんだ、この人が。何言ってるかは分からないんだけど。映画の方は、変に泣かそうという意図が感じられなくて好印象。等身大ですよね、親子が。普通にあたたかい。 クーさん 6点(2003-03-25 06:39:24)

18.サイレンスであることに対してのあまりにも卑屈な画き方が好きになれませんでした。なにかといえば「ろうあだから」ですもの。各エピソードも面白くない。あまり情緒的、技術的にに豊かでない脚本という感じです。高得点続く中ですが正直にこれです。 チューンさん 4点(2003-03-15 10:45:00)

17.素直によかった~と思えた。心温まるー!ドイツ映画はあまり見ないけどいいなって思った。 クロエさん 8点(2003-03-11 00:02:29)

16.ろうである両親に手話で教える少女期、音楽の道を志し親と反発する青年期。どちらも見応えはあるのだが、冒頭のスケートを滑るシーンのような印象に残るシーンが中盤にも欲しかった。いい話なんだが、淡々と進んでしまうんだよなぁ。 ゆたKINGさん 6点(2003-03-03 17:45:27)

15.本当に丁寧な作りです。みなさんが言ってるんでもう言うこと無いですが、最後は感動しました。 cocooonさん 10点(2003-02-24 14:12:01)

14.心に染み入る感動をありがとう。考え方感じ方が違ってもお互いがお互いのことを思いやり心を通じ合えることの素晴らしさが丁寧に繊細に描かれているいい作品だと思いました。 nakajiさん 9点(2003-01-23 14:37:51)

13.夜中にテレビでやっていて全然見るつもりじゃなかったのに、朝までみてしまったとてもイイ作品でした。たぶんドイツ映画を見たのは初めてで、独特な雰囲気がありました。作られた悲しさや気持ちではなく、実際現実はこうなんだと切なくなるけど、だから最後まで頑張れって涙が止まらなかった。すごく繊細だから、好きそうじゃない人には見てほしくナイぐらい。 mikaさん 9点(2002-04-23 00:20:17)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 7.54点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
437.69% line
512.56% line
625.13% line
71230.77% line
81025.64% line
9923.08% line
1025.13% line

【アカデミー賞 情報】

1997年 70回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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