みんなのシネマレビュー

黒いオルフェ

Black Orpheus
(Orfeu Negro)
1959年【ブラジル・仏・伊】 上映時間:107分
ドラマコメディ音楽ものロマンス
[クロイオルフェ]
新規登録(2003-06-29)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(1960-07-02)


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監督マルセル・カミュ
キャストブレノ・メロ(男優)オルフェ
マルベッサ・ドーン(女優)ユリディス
マルセル・カミュ(男優)エルネスト
脚本ジャック・ヴィオ(脚本/脚色/台詞)
マルセル・カミュ(脚色/台詞)
音楽アントニオ・カルロス・ジョビン
撮影ジャン・ブルゴワン
製作マルセル・カミュ
配給東宝東和
ギャガ・コミュニケーションズ(リバイバル)
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【クチコミ・感想】

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21.ボサノヴァもサンバも好きです。世界の神話の中には共感できる物語もたくさんあります。しかしこれはつまらない映画でした。50年以上も前のブラジルの風景や生活を感じられたことが収穫です。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-08-14 21:20:39)

20.様々な仮装と衣装のパレード、強烈なリズムに乗せた音楽と踊り、これがリオのカーニバルなのか。これだけの騒ぎだから事故が起きても当然で、殺人事件が起きても不思議でない。オルフェとユーリディスの運命的な出会いはギリシャ神話の世界か、「後ろを振りかえってはいけない」はまさしくそれだ。だがあまりにも強烈なカーニバルによって物語がかすんでしまっているように思える。あとでわかったことだが、死に神を演じたのがかつての三段跳びの王者ダ・シルバだったとは大変驚いた。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 5点(2014-07-18 05:59:42)

19.ギリシャ神話の悲恋物語がベースになっているとのことですが、それをカーニバルの熱気に包まれたリオを舞台に再現する。ギリシャ神話の悲恋物語とラテンの空気が見事に融合しています。カーニバルの熱気と、あまりにも鮮やかな色彩と、常にどこからか聞こえてくるサンバのリズムと情熱的に踊る人々。作品にみなぎる溢れんばかりの生命力、しかしそんな中に時折ちらつく死、そして最後は・・・。生きている限り、生と死は常に表裏一体ということなのか。熱気の中に不思議な、神秘的な空気を感じる作品です。もし本作を映画館で見ていたならば、本作のパワーにもっと圧倒されていたことだと思います。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-16 20:05:52)

18.今となっては冗長。20年ほど前ビデオで見た時よりも、いっそうそう感じたので、こちらの感覚が変わってるのも大きいのだろう。最後へんで出てくる呪術師のおじさんはホンモノかな?トランス状態っぽい表情が真に迫っていました。音楽はすばらしい。この点は古びません。 えぴおうさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-13 14:11:24)

17.ずっと踊り狂ってるだけのよくわからない神話物語。 とまさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-03-14 22:47:27)

16.何か異様にど迫力があるのだけは伝わってきましたが、中身は誰が何をしようとしているのかほとんど理解できませんでした・・・。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-02 21:21:14)

15.カーニバルの熱気とタフなダンスが悲劇と対比されるは祭りの後。なんと言っても素晴らしい音楽! 長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-16 14:34:01)

14.真の愛とは一種の災難である、って話だ。だからここでは死神も愛の一部分なの。オルフェは災難のようにユリディウスに出会ってしまう。それがなければ彼も婚約者とそこそこの幸福な家庭を築いたはず。でも真の愛に出会ってしまう。最初観たときは死神を“宿命”って感じで捉えてみたが、ユリディウスとセットになってるんだよな。愛の二面性の片割れと捉えたほうがいい。サンバという音楽にそもそも二面性が感じられる。溢れかえる生命力があるのだが、そのなかにやがてボサノバへと変質していくなにかヒヤッとする神経細胞のようなものも潜んでいる。ユリディウスを探す死神が身を乗り出すところのヒヤッとした感じね。もちろん仮面をはずしながらむこうを向くシーンが最高。役所の建物が地獄堕ちのイメージに重なっていた。南米文化ってのがもともと日常と神話が隣り合わせになってる文化だから、全然展開に無理が感じられない。ラスト、少女のユリディウスが踊り出すときは涙ぐんでしまう。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-23 11:58:43)

13.悲劇なのだけれども、明るさがある映画。50年前と思えない映像。 HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-20 16:58:06)

12.ギリシャ神話とリオのカーニバル、という、いかにも食い合わせの悪そうな2つの世界を見事に融合した、まさに地球規模の一本。スケールでかいぜ。問答無用、唖然としつつも、渦巻く熱狂にとにかく渦巻かれてみるべし。全編、ハイテンションのダンスが繰り広げられ、役者の演技までハイテンション。しかし、確かにギリシャ神話の運命論的な糸によって映画が貫かれています。カーニバルという非日常の舞台設定(いやまあ、このヒトたち、日常的に踊ってそうな気もするけど)が、現実と非現実の境を曖昧にしており、絶妙。跳梁する死神は、祭りの中のマスクマンとして、うまく映画舞台に溶け込んでおり、なまじホントの死神よりも恐怖感を引き起こします。そして、この極彩色の世界を捉えたカラー映像が、これまた見事。この映画の斬新さは、間違いなく時代を超越しています。この映画、50年前の作品と言われるより、今年の新作と言われた方が、私は信じるかもしれません。それにしても、“祭り”という非日常の世界、それは日本にもまだまだたくさんあるわけで、日本の“祭り”からだって、いくらでも素晴らしい映画が生まれる、はず。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-05-24 11:55:53)

11.有名な映画音楽で名前を知ったのだが、なんか変わった映画という感じだ。画面に溢れる躍動感や名曲中の名曲の主題曲などいいけど、ストーリーがよく分からない。でも一度見ても損はないと思う。 パオ吉さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-16 23:49:34)

10.地球の裏側にある国の、リズムと華やかな色がたっぷりの映画。ギリシャ神話に沿ったストーリーは単純だけど、色だけで押し切っていない計算された画や死に神の描き方などに目を惹かれる。スタートから途切れることのないサンバのリズム、そこから解き放たれた警察のシーンは絶品。丘から見下ろすリオの街並み、昇る太陽、ラストに子どもが歌い踊るサンバ、行ったことのない国に身を置いた気分になる情熱的な時間。ブラジル映画ならこれ!と人に勧めてしまうだろう一本。
のはらさん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-11 10:50:16)

9.スバラシーのは、テーマ曲のオルフェのテーマではない。アントニオカルロスジョビンの”フェリシダージ”だ!!!なんというせつなさ!命を奪うせつなさ!!!いぱねま、こるごばーど、かねこん。じぇっとすとりーむ。成田フライトインフォメーション!!ぶらじりあ。さようなら青春。 男ザンパノさん [映画館(字幕)] 6点(2007-07-11 22:51:01)

8.凄い熱気がムンムン。暑苦しい顔がギュウギュウ詰めで皆が汗かいてリズムとってサンバ!サンバ!
この繰り返され続けるリズムと、小刻みにに揺れ続ける人々、これぞレッツ・グルーヴ!
このムンムンギュウギュウの何という心地よさ。
古いドキュメンタリーのような画質もここでは効果的。そしてステップを踏む子供の
カッコよさ、リズムを習ってんじゃない、リズムと同化しているようなホンマモンを感じる。
よし坊さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-16 22:11:25)

7.何か神話とか臭わせるから嫌~な予感したけど、やっぱりそうやったんやな。ストーリーちゃっちい。面白くも何っとも無い。ひと目見た瞬間からここまで愛に狂われても、頭おかしいんじゃねぇの?ってなるわオルフェ君。ってか、この映画のストーリーは誰しも気がつく駄作。そんなツッコミ所いっぱいのストーリーを、神話が土台にあるから良し、みたいにできない。幼稚やわ。何か、「先生の言うことは全部正しい!」に近いもの感じるわ。ただ、サンバとかボサノバを世に広めるキッカケともなった映画、という要素は認めてもいい。そもそもカーニバルは、この映画にあるような貧困に苦労する黒人達が一年に一度、日々の鬱憤を晴らす夢みたいな日だったという事。まぁ、何となく分かるやろ・・・そのぐらい。んで、こんな神話的悲劇ストーリーとサンバは噛み合ってもないしね。そんな食べ合わせの悪さもギリシャ神話で片付けられたらお手上げやけど。 ハッシーふりかけさん [ビデオ(字幕)] 3点(2006-06-27 04:17:36)

6.この映画を見て率直な感想は、日本のサッカーは、ブラジルには勝てない!と言うことが思い知らされた。その位、作品の躍動感がすごい!本当にすごい!ストーリーうんむんよりこの表現力!ブラジル音楽好き、サッカー好きの人は、必見!だと思う!? 青sさん 9点(2004-08-10 00:17:24)

5.元になっているギリシャ神話を知らないで見ると、バカバカしいストーリーに見えます。私もギリシャ神話をそんなに知っているわけではないので、うんざりしながら見ました。たしかアカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画ですよね。不朽の名作だと思って見たのに、この映画の良さがわからない私がバカなのでしょうか。 チョコレクターさん 5点(2004-03-01 20:48:20)

4.リオのカーニバルの迫力や魅力は伝わってきたけども、内容的には昔の映画だけあって今時の定番みたいな臭さは無かったが特に面白くも無い amさん 4点(2004-01-21 20:57:47)

3.リオのカーニバルを世界に紹介した映画ということですが、ストーリーは4流ではないですか。ボサノバ好きなんで見れますけど、映画としては話は退屈でしょう。 MASHさん 4点(2004-01-03 14:32:27)

2.よい映画。 あしたかこさん 8点(2003-12-18 11:39:23)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 6.07点
000.00% line
100.00% line
213.70% line
327.41% line
4311.11% line
5622.22% line
627.41% line
7518.52% line
8518.52% line
9311.11% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 9.66点 Review3人
5 感泣評価 4.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1959年 32回
外国語映画賞 受賞 

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