みんなのシネマレビュー

戦艦バウンティ号の叛乱

(南海征服)
Mutiny on the Bounty
1935年【米】 上映時間:132分
ドラマアドベンチャー法廷ものモノクロ映画歴史もの実話もの小説の映画化
[センカンバウンティゴウノハンラン]
新規登録(2003-11-12)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2020-03-09)【イニシャルK】さん
公開開始日(1938-05-19)


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監督フランク・ロイド
キャストチャールズ・ロートン〔男優〕(男優)軍艦バウンティ号艦長 ブライ
クラーク・ゲイブル(男優)一等航海士 クリスチャン中尉
フランチョット・トーン(男優)少尉候補生 ロジャー・バイアム卿
ハーバート・マンディン(男優)食事係 スミス
ドナルド・クリスプ(男優)水夫 バーキット
フランシス・リスター(男優)ネルソン
スプリング・バイイントン(女優)バイアム卿の母 バイアム夫人
アイヴァン・F・シンプソン(男優)モーガン
クロフォード・ケント(男優)エドワーズ
チャールズ・アーウィン〔米男優〕(男優)水夫 トンプソン
ジェームズ・キャグニー(男優)エキストラ(ノンクレジット)
デヴィッド・ニーヴン(男優)エキストラ(ノンクレジット)
ヘンリー・スティーブンソン(男優)ジョセフ・バンクス
パット・フラハーティ(男優)チャーチル
脚本ジュールス・ファースマン
タルボット・ジェニングス
音楽ハーバート・ストサート
撮影アーサー・エディソン
チャールズ・G・クラーク〔撮影〕(ノンクレジット)
製作アーヴィング・サルバーグ
MGM
美術セドリック・ギボンズ(美術監督)
A・アーノルド・ギレスピー(美術監督補)
録音ダグラス・シアラー(録音監督)
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【クチコミ・感想】

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5.帆船好きの身にとってバウンティ号を見ているだけでワクワクします。お目当てチャールズ・ロートンのパワハラぶりはネチーッと絡みつく厭らしさが絶品。髭無し男前クラーク・ゲイブルが殴り込みをかけるのを今か今かと待っておりました。叛乱後の展開が思いもよらぬもので、少し興醒め。鑑賞後、ジェームズ・キャグニー出演(ノンクレジット)を知り仰天。返却を早まったと地団駄踏んでおります。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2020-09-07 16:37:08)

4.実話ものというより、実話を元にした小説の映画化という方が正しい。したがって艦長は悪人で部下に信頼される航海士は善人という極めて明快な筋書きとなり、よりいっそうおもしろくなっている。我慢の限界だったことはよくわかるが、実際のところ叛乱が起きた理由はどうなんだろう。あの小さな帆船で英国から見れば地球の裏側まで航海するなんてとても大変なことだと思うし、ましてや救命ボートで艦長らがたどり着くというのも奇蹟に近い。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 7点(2015-09-13 10:01:48)

3.実話をベースにした、タイトル通りの内容。
荒波の中を航海するアクション的なシーンや、なぜかロマンスのシーンが絡んできたり、
終盤は人間ドラマ的な要素もありと、至れり尽くせりの内容で、その分上映時間も長く、
いかにも娯楽映画といった作り。クラーク・ゲイブルは相変わらずカッコいいんだけど、
何といっても、艦長役を演じた役者さんが良かった。ホント悪いやっちゃと思わせてくれる。
総体的にちょっとだらだら感はあるけど、たまには古い娯楽映画でも鑑賞してみてはいかが? MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-07 11:17:21)

2.映画開始から容赦なく展開される、息つく暇もない暴虐の数々、蟹工船もビックリの、まさにドSMの世界。いや変態映画ですよ、これは。で、さまざまな事件と緊張感を伴いつつ、ようやく目的地のタヒチへ。このタヒチのシーンが皆さん↓タルいとかヌルいとかいう話なのですが、これは私にはちょっと意外でした(でもそう言われればそんな気もする。笑)。私自身、ここまでの、あまりと言えばあんまりな展開に息苦しい思いをしていたところに、ようやくこの楽園、登場人物たちとともにのびやかな気分を味合っていたもので。ここまでの道のりの苦しさ。それは、船長の暴虐によるものだけではなく、命がけの航海そのもの。波に揉まれるバウンティ号の姿、波に大きく揺れ続ける甲板。まさに地獄。船長の暴虐そのものよりも、その暴虐から逃れられない世界に閉じ込められることへの恐怖。楽園気分が長く続くほど、あの世界に戻らなければならない事が呪わしく感じられる訳で、ついに反乱という沸騰点に達する過程にも説得力が感じられます。まー確かに、映画のバランスから言ったら、タヒチのシーンに無駄があるのかも知れませんが、私は個人的に、こういう時間の使い方ができる(使い方をしてしまう)映画、好きですね。勿論、その背景に、この映画における航海シーンの物凄い迫力があってこそ、なんですけれども。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-01 12:57:45)

1.船の上の過酷な統治や人命軽視がおそろしい。
懲罰を乱発する横暴な艦長と、それをよく思わない善玉の副艦長の対立が描かれる。
南の島の人々が、ひたすら友好的で都合のよい存在として描かれているのが気になる。
よその島に突然現れて、物資を取ったり住み着いたりすれば、おだやかに済むとは思えないんだけど。
何度も映画化されるだけのことはあり、大筋はおもしろい。
しかし帆船や南の島の美しさをモノクロの画面から感じ取るのは難しい。
結局のところ、南の島に予定外の長期滞在をしているうちに、島に情が移ってしまい、
島に戻るために反乱を起こしたというのが真相なんだろうか。
反乱側を悪者にしないために、本当は優秀で職務に忠実だった艦長を
悪者に仕立て上げ、観客受けのよい冒険ロマンスに仕立てたということか。 さん [DVD(吹替)] 6点(2009-08-02 00:14:24)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.67点
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7333.33% line
8222.22% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review3人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 4.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1935年 8回
作品賞 受賞 
主演男優賞チャールズ・ロートン〔男優〕候補(ノミネート) 
主演男優賞クラーク・ゲイブル候補(ノミネート) 
主演男優賞フランチョット・トーン候補(ノミネート) 
監督賞フランク・ロイド候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ハーバート・ストサート候補(ノミネート) 
脚色賞タルボット・ジェニングス候補(ノミネート) 
脚色賞ジュールス・ファースマン候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 

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