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【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 親の離婚というのは子供にとっては大事件なわけで、その非日常が祭りとシンクロしながら進行。さらに、子供ならではエネルギーの爆発や火と水による感情表現の演出。この辺はちょっと過剰かな?という気もするが、リアリティーを追求する作品でもないし、これはこれでよいのかも。
ここではエリザベス・キューブラー・ロスの言う、1否認と孤立→2怒り→3取引→4抑うつ→5受容 が少女の成長と共に描かれており、最後の「オメデトウゴザイマ~ス!」で過去の自分を抱きしめる。ここは理屈抜きに感情が揺さぶられる場面。が、そこには開放感はなく、過去を封印し楽しい思い出を忘れ、過酷な現実に向き合おうという悲壮感さえ感じる。そして、中学生になったエンドロールの表情には諦観すら感じる。なんとも救いのない作品だ。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 9点(2014-04-23 12:00:00)
2.相米慎二監督といえば「跳んだカップル」、「セーラー服と機関銃」などのアイドル映画がすぐに思い浮かんでしまい、あまり見て来なかったが、これはそんなイメージを見事に忘れさせてくれた秀作だった。中井貴一と桜田淳子の演技はもちろんうまいが、子役の田畑智子がすごく良かった。子役は大成しないとよく言われるが、今の彼女の活躍ぶりを見るとこの言葉は当てはまらなかったみたいだ。同級生役の茂山逸平もいい味を出していた。エンドロールのバックの映像も印象的だ。見て良かったと久しぶりに思える映画だった。 そして、相米監督にすこし興味を持てた。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2005-03-27 15:12:34)(良:2票)
1.親子や夫婦のあり方を考えさせられる異質なヒューマンドラマ。
中井貴一と桜田淳子の水準以上の演技は当然として、これがデビュー作となる田畑智子の天才振りが作品の質を底上げしている。
天才とはよく言ったもので、まさに天賦の才能。
それ以上にも、それ以下にもならない。
その後の田畑智子の微動だにしない演技力の平行線には驚かされる。
とは言うものの、この作品の素晴らしさが失われるわけではないだろう。
おめでとうございます。 【もとや】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2004-04-03 10:55:47)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
27人 |
平均点数 |
7.07点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 7.41% |
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5 | 3 | 11.11% |
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6 | 4 | 14.81% |
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7 | 5 | 18.52% |
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8 | 9 | 33.33% |
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9 | 3 | 11.11% |
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10 | 1 | 3.70% |
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【その他点数情報】
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