みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
58.列車と管制室を切り返しながら見せてゆくシンプルな構成。犯人のバックボーンや地下鉄幹部と警察のエゴをくどくどと語らないシンプルなシナリオ。シンプル・イズ・ベスト。(今年公開予定のリメイク作も楽しみだ。)緊張感が足りない!というのはたしかにそうで、リアルさを求めるときついかもしれない。しかし例えばコロンボや古畑の現実味の無いキャラを楽しめるならこれだって楽しめるはず。最後のマッソーの表情はまさにこの世界観を象徴しています。下手(シタテ)に出ながら堂々と去って行った国鉄職員たちはこの翌年に新幹線ひかり109号に爆弾を仕掛けられることをまだ知らない(『新幹線大爆破』は1975年公開)。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-02 14:32:34)(良:2票) 57.ラストのウォルター・マッソーの顔だけで、確実に2点UPする作品。全体のドライさは70年代の特徴ですが、この作品のは「70年代の香り代表作」と言えそうなくらい洗練されてます。言うまでもなく、警察 vs 犯人の、切羽詰りながらも余裕綽々の駆け引きは『ダイ・ハード』で使われてますね(『太陽を盗んだ男』もコレが元だろうな)。犯罪映画のひとつのスタイルの、頂点にある映画だと思います。 (追記:「日本人蔑視」って意見もあるけど、オイラは逆だと思うなあ。日本語やたら巧いし。最初は黙ってニコニコ笑ってカメラ撮りまくってるだけで、コントロールセンター内でも「お前ら何しに来たんだ」状態だったのに、事件発生を知った途端「いやあ、私たち実はバッチリ英語わかるんですよ。聞こえてます聞こえてます。いや地下鉄乗っ取りとは! 天下のニューヨーク地下鉄公安部も大変ですなあ、いいモノを見せてもらいましたハッハッハッ!」ってな感じで去っていく…めちゃ美味しすぎますよこの役) 【エスねこ】さん 8点(2004-02-29 06:10:59)(良:2票) 56.所詮カネに飢えた傭兵崩れのクセに、何だか大そうな野望があるんじゃないかと誤解させちゃうロバート・ショー!クセのありまくるマッソーの対戦相手はこの人しかありませんなぁ。そしてバルサム、ああバルサム・・・モモヒキ丸出しの刹那の喜びが、観とるこっちに悲哀を感じさせるです・・・。うう・・・。全国1千万人のオヤジファンの皆さん、オヤジの海におぼれましょうぞ!・・・とか言いながら、丸眼鏡かけたジュディ・デルピー似のおねぇチャンが気になってしょうがないのよねんのねん。 【モートルの玉】さん 9点(2003-08-26 17:56:02)(笑:2票) 55.オッサンだらけの映画ですが、最後まで面白く見れました。配役がいいですねぇ登場人物のキャラ皆たってるし、ウオルターマッソーの最後のシーンの表情がよかった、あの顔見ながら良い映画だったなぁと思うはず。 【あぶ】さん 9点(2003-07-31 15:45:13)(良:1票) (笑:1票) 54.ウォルターマッソーにハズレなし。安定感、安心感があります。故にパニックもので安心感というのは少し邪魔になっているかもしれないが、皆さんおっしゃるとおり、ラストのあの顔が秀逸。あのシーンだけで一気に、記憶に残る作品になってしまう。粋だなぁ。と思う。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-02-12 18:17:59)(良:1票) 53.《ネタバレ》 特筆すべきはラストカット。これほど爽快感のあるイヤラシ~イ表情に、私は今までお目にかかった事がありません。見事な余韻。このワンカットのみで本作を傑作認定してしまいたい程です。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-30 20:59:19)(良:1票) 52.《ネタバレ》 正直この時代の役者さんは知らない人ばかりですが、それでも楽しく観賞させていただきました。 さきに感想をいくつか述べさせていただきます。 「えぇ?この人が殺されちゃうの?」 「わかりやすい死亡フラグの立て方だなー。」 「わかりやすい伏線とオチだなー。」 あの人とあの人が撃たれちゃうまでは、誰も死なないタイプの映画かと思っていました。 ですから、「あぁ、普通に殺すんだ~」ってわかって、少し緊張感でました。 「俺達こんな感じだけど、殺るときゃ殺るよ~」 ってなスタンスも好きですね。 一番ハラハラしたのは、お金を隠したコンロに火を付けられるんじゃないかと思ったときですね。自分の妄想が一番ハラハラしました。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-22 06:11:31)(良:1票) 51.《ネタバレ》 ここでの評価が良かったので鑑賞・・・。犯行動機は犯人それぞれ違うところにあってそれが段々、解明されていくところが面白いのかと勝手に思っていたが全然当てが外れてしまいました。あと評価に関係ないですが犯人一味がジョニーディップに見える・・・。 【より】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-08-22 00:06:22)(笑:1票) 50.《ネタバレ》 やはり、ニューシネマは面白い!ウォルターマッソーはやはり大男だったんですね。「がんばれベアーズ」の彼しか知らないから、普通のおっさんと思っていましたけど、どっかカッコいい。この映画のラストの彼の表情は一品ですよ。あと、人質に混じっている警察が誰か分からない、と言う点で引っ張っていて、それが案外、あっさりやられるのもニューシネマならでは、の味でしょうか。後、思ったのが、100万ドルってこんなに少ないの?ってとこ。これくらいなら最初から白バイだけで運べばいいのに。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-08 00:57:18)(良:1票) 49.《ネタバレ》 恐ろしいほど無能な警察側、追う側をからかう作品にしたほうがいいのでは。アホらしい。この緊張感の無さは驚き。 【monteprince】さん [インターネット(字幕)] 4点(2007-11-25 00:21:02)(笑:1票) 48.閉鎖空間である地下鉄なんかジャックして、どうやって犯人は逃走しようってのか、それを考えると夜も寝られなくなっちゃう、というわけで春日三球を不眠に追い込みそうなテーマの作品。ジョン・ゴーディの原作に骨子は沿っているものの、映画化によって「大化け」したように思います。いや勿論、原作も結構楽しめる作品ではありますが、もしかしたら「ちょっと奇抜な発想の小説」というレベルで埋もれてしまっていたかもしれない。カットバック的構成の多用で「映画的」描写のこの小説を、むしろ派手さを抑えてドキュメンタリ風味の映画に仕上げたのが実にうまく、小説的ウンチクなども削ぎ落として、着々とすすめられる犯罪の緊迫感をよく表しています(実際の時間と劇中の時間がほぼ同時に進む)。暗く静かな地下鉄と地上の騒動。タイムリミットからくる緊張感と、犯人やW・マッソーの何やら暢気な表情。それらの対比のうちに、やがて迎えるクライマックス。イキな映画、ですな。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-08 12:55:43)(良:1票) 47.《ネタバレ》 犯人がみんなあの格好ってのにまず爆笑。犯人とのやりとりも緊迫してるはずなのに、なんかこっけいで面白い。ラストもいいし。 レザボアは明らかにここからとってますね。 鑑賞後、DVD即購入しました 【θ】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-18 18:03:50)(笑:1票) 46.ここの平均点が何気に高いんで観てみたら、おもろいやん。まー、昔の映画独特の雰囲気なんで、ダメな人はダメかもしれへん。どこかドキュメンタリー風というか、こうなんかパッとせんというか、「ジャッカルの日」っぽい雰囲気かな。こっちはもうちょっとテンポはいいと思うけど。あと主人公とか一応決まってるんやけど、視点が犯人側に移ったりと色々飛ぶんで、特定の人に感情移入はしにくいねん。でも、だから結末がわりとどーなるかわからんっていうのもあるから、俺は結構のめり込んで観てもーた。お金運ぶとことかドキドキしたし。全体的なあっさり感も一気に観れて好きやわ。後↓のジャンさんも書いておれれますが、音楽がいいねん。なんか、ファンキーでかっこいい。そして、ラスト。あんなユーモラスでインパクトがあってしかも変なラスト、あんまり他に知らんわ。あそこの映像だけポスターにして部屋に飾りたい。そんなラスト。気になる人は観てな~。 【なにわ君】さん 10点(2004-08-27 03:29:24)(良:1票) 45.だって音楽素晴らしいもの。そして字幕がまるで標準語じゃなくって とてもうさん臭くてナイスだったし、ラストだって2段構え3段構えのような感じでとても楽しめましたし、なんてったってラストのラストがとても好き。あの顔、いいね~え。 って事で、最終的にはやはり音楽が素敵だったじょ。見終わった後でもずっとあの音楽リピートして聴いてましたもん ビバ・DVDでした。 【3737】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-05-04 23:41:15)(良:1票) 44.何年か前に黒澤明の「暴走機関車」のシナリオ(コンチャロフスキーの映画とは別物)を読みましたが、走る列車と管制室の模様とが平行して描かれていて、黒澤さんは或いはコノ映画みたいにやりたかったんではないか、と思いました。しかしコチラは、ひじょうに出来のいい考えられたスリラーなのに出てくる連中がどこかマヌケで、なんか落語を聞いてるような感じでユカイだった。ご丁寧に秀抜なサゲまでついておる(離れオチだけど)。 【アンドロ氏】さん 8点(2002-12-12 00:24:49)(笑:1票) 43.《ネタバレ》 ウォルター・マッソーの役を田村正和がやれば、古畑任三郎の特別編みたいだと思いましたが、3rdシーズンの最終話(最も危険なゲーム・犯人江口洋介)がまさにそんな感じでしたもんね。体調のすぐれない犯人というのも、味があっていいなあと思っていたら、それがキーになるのですね。三谷幸喜テイストの好きなパニック映画です。【追記】皆さんのレビューをみてから、もう一度ラストシーンを見返しました。「なんだ、オマエかよ」って顔の代表みたいな表情です。なんか絵画的、とすら思います。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 7点(2022-07-26 21:14:07) 42.日本人社員4人組、市長さんに笑わせて貰うのと対照的に地下鉄車内とコントロール室とのやりとりに手に汗握る。グリーンが何時造反するのか、人質の中の警官(誰か不明)が何時活躍するのか画面に釘付け。終身刑を拒んだブルーの潔さ。ロバート・ショウの悪党名演が印象深い。ウォルター・マッソーの顔!!!でお開きとなる演出が心憎い。笑いどころはカットでよかったかと(-2点)。スケールは小ぶりながらも70年代パニックものの傑作の一つ。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-05-24 03:03:20) 41.《ネタバレ》 1970年代の映画なので古臭い感じはわかっていたけど、全体的に緊張感に欠ける。 そもそも地下鉄ハイジャックとか効率悪すぎでしょ。やるなら当時のセキュリティが甘い銀行強盗か誘拐で身代金。 100万ドルが命に代えられるほど価値があるとも思わなかったし。それにしてもクシャミは情けないミステイク。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-14 23:55:56) 40.《ネタバレ》 緊張感のないサスペンスで拍子抜け。 犯人グループが色で呼び合うのは、後の「レザボアドックス」に影響を与えたらしいが、「レザボアドックス」のような緊張感やカッコ良さのほうが好き。 ラストのくしゃみオチも含めた全般的な空気感やキャラが合わなかった。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2019-12-23 23:33:40) 39.ここでの評価が高いので鑑賞しましたが、私はそんなに良いとは思いませんでした。この手の映画は、緊迫感が一番大事だと思いますが、犯人グループも含めてみんながどこか緩くて呑気に感じられます。日本人の見学者などの余計な描写を省いて、スピード感をもっと出して欲しかったです。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-11-04 11:40:50)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS