みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.《ネタバレ》 うわー、コレ作った人たち“セブン”が大好きなんだろうなあ。でもこりゃいくら好きだからってオマージュというより真似ですやんか。呆気にとられて中盤からは「セブンとの類似点探し」に興味が移ってしまった。聖書の解釈に絡めた連続猟奇殺人事件、どしゃ降りの中ビル小路での逃走劇、追う刑事は二人組(一人はガッツありでもう一人は心を閉ざして陰に籠るタイプ)、危険に晒される刑事の奥さん、中盤で明かされる犯人・・。そっくりエピソードのオンパレード。でもやっぱり本家と違って細部までの目配りが利いてないし、なにより殺人の動機がラストで全て一本に収束するセブンの脚本の見事さ、この一番の美点は真似できなかったとみえる。でも、大好きなものに追いつこうとする一生懸命さがこの作品にはあって、グロテスクな場面の陰影、例えば薄暗い部屋に吊られた死体の後ろから光が射して塵がぱあ~となるフィンチャーテイストをきちんと踏襲してたりして、映像は健闘してるんだ。この美術センスにそこそこの点数を差し上げますね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-29 00:52:45) 9.冒頭からいきなりセブンっぽい。雨、無残な死体、それを捜査する主役と相棒、死体から次の死体へのヒント、聖書の引用ってとこもおんなじ。途中も、なんどかセブンと同じ展開をみせたりもする。しかしセブンほど戦慄を感じないのは、まー、しょーがない。セブンをB級テイストで仕上げた映画。ただ、そのわりには雰囲気、エグサ、テンポ、それなりにがんばってる方だと思う。だから、セブン好きで、あんな内容の映画、多少話が似てても、犯人がうすっぺらくてもいいから、なんかない?って方にはもってこいの映画。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-17 17:43:11) 8.《ネタバレ》 それなりに面白かった。たしかに「何匹目の泥鰌だよ?」と言いたくなるようなストーリーではあるが、「どーよ! 俺の映像ってスゴイだろ?!」的な独り善がり感が強い『セブン』よりは遥かに楽しめたし。……が、何なんだろ、このいま一つ引っ掛かる残念さは。w おそらくは、細部の設定や作りの“雑さ”が気になるんだな。主人公以外の刑事、警官の無能なコトったらもう……。冒頭で仲間の刑事が言うんだよね「お前以外はみんな役立たずだって言うのか? だからお前は嫌われるんだ!」って。でもホントに役立たずが揃ってやがんの。w それに、銃は持ってるけどどう見てもフラフラしてる容疑者の脚をいきなりショットガンで吹っ飛ばす警官は、いくら何でも居ねぇだろ? 主人公が子供を亡くしたショックを引き摺ってるという設定も、いま一つ効いてないし、子供が死ぬ事故も設定が雑すぎ。w アレで死んだんだったら、あの子供は自殺だろ? くらい雑な設定。演出的にも、最大の山場が中盤の犯人を捕まえ損ねるシークエンスに来ちゃってて、クライマックスが弱い。あと一歩、もう少し丁寧に作ってたら「コレは面白い!」と人に薦められるような作品(つまり7点)になったのにね~。 【TERRA】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-21 20:51:55) 7.そのまんま版『占星術殺人事件』ってな感じ。いや“そのまんま”というのは、パクリという意味ではなくて、ヒネリが無いというか、“ウラのウラはオモテでした”というか。いやしかし、これはこれで面白かったりする。犯人は誰か、という点をラストまで引っ張らずに途中で犯人を明らかにしたり、子供を失った主人公の苦悩がラストに繋がったり・・・と言っても、明らかに消化不良。普通ならもっとドキドキしそうな場面で、イマイチ気分が盛り上がらない。ヘンなテンポの良さがやや裏目、かも。 【鱗歌】さん [地上波(字幕)] 6点(2007-10-21 10:02:12) 6.なかなかいいですねぇ~。小耳に挟む「セブン」らしいですが、それに匹敵する部分も多少ございます。意外にランバートはSF的映画より現実的映画のほうが評価が高かったり。個人的には後者のランバートがいいですな。レザレクション・・・・、復讐ですか。内容にピッタリな題名やったね。 【M・R・サイケデリコン】さん 7点(2004-11-28 18:39:41) 5.ランバートさん主演ということで観てみましたが,手応え無かったです. 【マー君】さん 5点(2004-06-09 20:54:56) 4.個人的には好きだけど、お勧めはできない映画ですね。 【Floyd】さん 5点(2003-11-29 06:49:49) 3.つまらなくもなく・・ひき込まれもしなかった・・・。きもかった・・。 【こゆ】さん 5点(2002-03-31 02:15:20) 2.何番煎じかも分からない聖書に沿った猟奇殺人、ご都合主義的に展開する捜査(しかも犯人を簡単に取り逃がす)、なんか老けてしまったクリストファー・ランバート、タイトルバックや所々はセンスを感じさせるものの不発に終わってしまった印象を受けるラッセル・マルケイの映像等々、う~ん、なんか哀しくなる…。かと言って0点にする程ショボい映画でもない(中途半端が一番評価が難しい)。私はマイナーなサイコ犯罪ものだったら「人質」の方をお薦めします。取りあえず並以下、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2001-11-13 22:50:42) 1.単なるB級映画かと思っていましたが、案外頭を使った映画ですね。「セブン」もびっくりって感じのエゲツないシーンが次々と。それに映像の作り方にしても、雨のシーンってのを多用しているし、映像面でもかなり「セブン」を意識しているみたいです。みたいって言うか、“パクり”に近いですが。大きな違いは、キャスティングとラストのハッピーエンドでしょうか? こちらもキリスト教がらみですが、ここまで来ると神を冒涜してるってことで訴えられたりしないのでしょうか? ストーリー展開も残酷さも最高に良かった。久々の掘り出し物に出くわしたって感じでした。 【イマジン】さん 7点(2001-11-06 12:40:20)
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