|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(10点検索)】
5.《ネタバレ》 感動系映画だとは思ってたけどここまで感動するとは思わなかった・・・。聞きしに勝る名作。特に後半は高峰秀子があまりに泣くもんだからつられちゃね・・・。今まで屈折した役の高峰秀子しか見たこと無かったから最初意外な気もしたけどやっぱり名優だなぁと。一回見たあと最初のほうのシーン改めて見るとまた感動です。 【バカ王子】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2006-06-20 00:30:48)(良:1票)
4.以前勤めていた会社に小豆島出身のとんでもない性悪な女性がいて、以来小豆島と聞くだけで反射的な嫌悪感に捉われていた私を見事に解放してくれたのがこの映画。“1リットルの涙”はこの作品にこそ捧げたい。大石先生が初めて教壇で名前を呼び上げた時の子どもたち一人ひとりのクローズアップ、射抜くようなまっすぐで純な瞳が後々の画面を最後まで射抜いているようで、記念写真の子どもたちを一人ずつカメラが移動していくその瞳と重なり、タイトルに相応しい映画へと昇華しています。盲目となってしまうも、心の瞳で記念写真が見える。二十四の瞳はいつまでも大石先生の、そして子どもたちの人生に輝き続けているんですね~。また演じる役者が変わっても、本当にその子が成長したかのようなキャスティングにも驚かされます。日本シリーズのロッテに合わせたわけではありませんが、ど~んと10点。 【彦馬】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-10-26 13:06:03)(良:2票)
3.タイトルロールに流れる「仰げば尊し」を筆頭に、「故郷」「七つの子」「浜辺の歌」などなど数多くの唱歌が作品全体を包み込み、これが抜群の効果を収める。音楽担当は監督木下恵介の実弟に当たる木下忠司。この人、兄恵介と毎回息がピッタリだが今作ではそれを極めている。場面、場面に流れる馴染みの唱歌を彩りのあるメロディーで微妙にアレンジしており、この作品にかける意気込みが充分過ぎるほど伝わってくる。また、小豆島の美しい風景と島民の生活模様が楠田浩之のカメラに余すところなく収まっており、これもまた監督と息がピッタリ。忍び寄る軍国主義に召集令状、貧苦に喘ぐ島民の生活、敗戦という新たな時代への出発…切々と暦をめくるように綴っており木下調の演出が冴えに冴え渡る。戦時の戦意高揚作「陸軍」の製作がよほど悔しかったのか、今作では平和へのメッセージがビシビシと伝わってくる。そして言うまでもなく、主人公の大石先生を演じた高峰秀子が文句なしに素晴らしい。純朴な子供たちに向ける優しい眼差しに、情感のこもった台詞回し。洋服の似合う新人の先生から人生の辛酸を体験し尽くした初老の先生までごく自然体で演じており、女性教師として一人の母親としての弱さと強さ、哀しさと美しさを見事表現しきっている。情感に訴える見事な反戦映画としてはクレマン作「禁じられた遊び」と双璧をなしており、日本映画史上、燦然と輝く名画。文句なしに10点満点。 【光りやまねこ】さん 10点(2004-11-01 18:12:29)(良:2票)
2.リメイクもあるけど高峰秀子の大石先生が一番!木下監督作品でも一番好きな作品。小学校でのエピソード、教え子たちの戦争とその後の話などいつ見ても一番泣ける映画です。小さな学校での教師と教え子たちとの暖かいお話は、実は戦争場面のない反戦映画でもあります。 【キリコ】さん 10点(2003-12-25 16:13:58)
1.物語冒頭はモガ丸出しの先進的教師だった女教師が、ラストでは貧乏臭い和服に身を包んで、一台の自転車に涙する……。時の流れを描かせたら天下一品の木下恵介監督の真骨頂。この人の映画はいつでも「どこにでもありそうな人生」を丹念に描いてくれて好感が持てる。 【柿木坂 護】さん 10点(2003-10-02 02:36:09)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
78人 |
平均点数 |
8.01点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 1 | 1.28% |
|
2 | 1 | 1.28% |
|
3 | 1 | 1.28% |
|
4 | 1 | 1.28% |
|
5 | 7 | 8.97% |
|
6 | 4 | 5.13% |
|
7 | 11 | 14.10% |
|
8 | 14 | 17.95% |
|
9 | 13 | 16.67% |
|
10 | 25 | 32.05% |
|
|
【その他点数情報】
|