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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

Captain America: Civil War
2016年【米】 上映時間:147分
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化
[シビルウォーキャプテンアメリカ]
新規登録(2015-12-22)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-05-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(2016-04-29)


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監督アンソニー・ルッソ〔監督〕
ジョー・ルッソ〔監督〕
キャストクリス・エヴァンス〔男優・1981年生〕(男優)スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
ロバート・ダウニー・Jr(男優)アンソニー・"トニー"・スターク/アイアンマン
スカーレット・ヨハンソン(女優)ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ
セバスチャン・スタン(男優)ジェームズ・"バッキー"・バーンズ/ウィンター・ソルジャー
アンソニー・マッキー(男優)サム・ウィルソン/ファルコン
エミリー・ヴァンキャンプ(女優)シャロン・カーター/エージェント13
ドン・チードル(男優)ジェームズ・"ローディ"・ローズ/ウォーマシーン
ジェレミー・レナー(男優)クリント・バートン/ホークアイ
チャドウィック・ボーズマン(男優)ティ・チャラ/ブラック・パンサー
ポール・ベタニー(男優)ヴィジョン
エリザベス・オルセン(女優)ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ
ポール・ラッド(男優)スコット・ラング/アントマン
フランク・グリロ(男優)ブロック・ラムロウ/クロスボーンズ
ダニエル・ブリュール(男優)ヘルムート・ジモ大佐
ウィリアム・ハート(男優)サディアス・"サンダーボルト"・ロス
トム・ホランド〔男優・1996年生〕(男優)ピーター・パーカー/スパイダーマン
マーティン・フリーマン(男優)エヴェレット・ロス
マリサ・トメイ(女優)メイ・パーカー
ジョン・スラッテリー(男優)ハワード・スターク
ホープ・デイヴィス(女優)マリア・スターク
スタン・リー(男優)フェデックスのドライバー
ケリー・コンドンF.R.I.D.A.Y.(フライデー)
中村悠一スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(日本語吹き替え版)
藤原啓治アンソニー・"トニー"・スターク/アイアンマン(日本語吹き替え版)
米倉涼子ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(日本語吹き替え版)
白石充ジェームズ・"バッキー"・バーンズ/ウィンター・ソルジャー(日本語吹き替え版)
溝端淳平サム・ウィルソン/ファルコン(日本語吹き替え版)
宮迫博之クリント・バートン/ホークアイ(日本語吹き替え版)
行成とあワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(日本語吹き替え版)
木内秀信スコット・ラング/アントマン(日本語吹き替え版)
加瀬康之ヴィジョン(日本語吹き替え版)
御沓優子シャロン・カーター/エージェント13(日本語吹き替え版)
水内清光ブラック・ラムロウ/クロスボーンズ(日本語吹き替え版)
内田夕夜ヘルムート・ジモ大佐(日本語吹き替え版)
菅生隆之サディアス・"サンダーボルト"・ロス(日本語吹き替え版)
森川智之エヴェレット・ロス(日本語吹き替え版)
佐々木敏ティ・チャカ国王(日本語吹き替え版)
仲野裕ハワード・スターク(日本語吹き替え版)
安藤麻吹メイ・パーカー(日本語吹き替え版)
榎木淳弥ピーター・パーカー/スパイダーマン(日本語吹き替え版)
永宝千晶(日本語吹き替え版)
脚本クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
音楽ヘンリー・ジャックマン
デイヴ・ジョーダン(音楽監修)
撮影トレント・オパロック
製作ケヴィン・ファイギ
マーベル・スタジオ
製作総指揮ルイス・デスポジート
ヴィクトリア・アロンソ
スタン・リー
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
美術オーウェン・パターソン
衣装ジュディアナ・マコフスキー
編集ジェフリー・フォード
マシュー・シュミット
あらすじ
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から約1年後、アベンジャーズの戦いによって発生する人的・物的被害は甚大な規模となっていた。彼らを国際的な政府組織の管理下に置き、組織の許可なしでの活動を禁止する「ソコヴィア協定」が作られ、米国務長官サディアス・ロス(ウィリアム・ハート)はメンバーに署名を求める。トニー・スターク/アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)はウルトロン計画の後悔から署名するが、スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)は「個人の行いは個人で責任を持つべき」という信念から、協定に強く反対する。

DAIMETAL】さん(2016-05-01)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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26.《ネタバレ》 ちょっともたれる映画。ラストも、続編ありきの映画なので、モヤモヤ感あり。 にけさん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-16 05:23:03)

25.《ネタバレ》 「アナタねえ、いつも怪獣と戦ってくれるのは結構ですけど、そのたびにビルを壊すのはやめてくださいよ」と抗議を受けてすっかりしょげ返るウルトラマン。とかいうシーンがもしあったら、なかなかオマヌケだと思うところですが、本作の前半はそんな感じなんです。
でも映画が進むに従い、そんなことはどうでもよかったらしく思えてくるので、我々にとってもどうでもよくなってきて、とりあえず無理やりヒーローたちが仲間割れして戦う、という展開。
普段見ることのないインディのプロレス団体の「5対5イリミネーションマッチ」とかを見て、誰が誰でどういう因縁どういう組み合わせで戦ってるのかサッパリわからんわい、という状況に、少し近いものがありますが。ま、とりあえずにぎやかな戦いではあります。
こうやって見ると、どうやら一番強いのはスパイダーマンみたいだな~、とか思ったりもするのですが、そういう理解でよろしいのでしょうか??? 鱗歌さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2018-07-31 22:11:25)

24.《ネタバレ》 アベンジャーズの面々が悪いよ。確かに多くを救うために一部が犠牲になるのは仕方がないという考えも一理あるかも知れない。が、その犠牲になる一部は関係のない人であってはいけない。アベンジャーズの面々が犠牲になって世界を救わねばならないのだ。そう、アルマゲドンのように。だってヒーローだもの。 いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-12 20:37:29)

23.《ネタバレ》 関連作品を大体観てると思うのですが、色々観ておいた方が楽しめるかと思います。スーパーパワーで解決できない中身ですね。やっぱりキャプテンだけだと地味になっちゃうので、アベンジャーズ風味にしないといけなかったんですかね?まあ、それにしてもたくさん出てくると楽しいですね。額からビームでる赤い人ってどの作品に出てきた人?でしたっけ?

【追加】マーベル時系列鑑賞中です。アントマン ~ 本作 ~ ブラックウィドウの流れです。
ヒーローvsヒーローでシンプルに楽しめますね、犯人をバッキーに決めつけるってのがイラっとさせますね。これがある意味内戦の発端というのも残念な感じです、裏を返すと見えない所でヒーローは冤罪しまくりな危うさも感じました。

作品多すぎてアベンジャーズとの違いがまるでわからない。
時系列鑑賞中って事もありますが観ておく方がより楽しめるかなと思います。 ないとれいんさん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-01 12:05:32)

22.ストーリーももはや無茶苦茶で子供同士の喧嘩をひたすら見せられている感じではあるのですが、それでもいろんなキャラクターが登場してくるのでただ見てるだけで十分面白かったです。キャプテンアメリカと題名がなってますが完全にアベンジャーズの映画ですね。 映画大好きっ子さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-03-24 23:20:17)

21.面白かったですよ。けど、根本的に、かなりの量がある前作、関連作ををしっかり見ておかないとだめな映画って、どうなんでしょ。アベンジャーシリーズも含めると、何が何だか…。それと、生身での戦いはそろそろ無理が出てきてますよね。ホークとか、ブラックウィドウとか。でも、次のシリーズも見ちゃうんだよね。 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-20 22:42:01)

20.レビューがあるので前作も見ているはずだが、内容はほとんど覚えていない。スマホ片手に検索しながら見ています・・・
今更全部見直すのは不可能なので、次作以降もスマホが離せません。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2016-11-18 00:31:11)

19.《ネタバレ》 これまでのシリーズをかなり覚えてないとついていけない。
マーベル系の映画は7~8割ぐらい観てるので
私は結構観てるほうに入るとは思うのだが
それでもかなり前に観たものが多くて、
これに出てくる人達も誰が誰だかわからないのが数名・・・。
もっとしっかり過去作を観ておいてから、これを観てみたかった。 虎王さん [DVD(吹替)] 6点(2016-10-31 15:55:47)

18.《ネタバレ》 気持ちはわかるが、やはり、アイアンマンが間違えている。考えてみてほしい。もし、アベンジャーズが何もしなかったらと。何千人いや何万人もの人が死ぬことになる。つまり少しの犠牲者は仕方ないのだ。国王が罪もない人が犠牲になる平和ではいけない、と言っていたがこれも間違いである。また、国連の決定に従うという話も間違いだ。なぜなら、今の国連を見てほしい。何も決められないのだ。民主主義の基本は、個人の投票に根ざしている。どこかの政党は組織票だけで2/3の議席を得ている。組織票を入れた組織は何を望むのだろう。豊洲もオリンピックも金がかかるわけだ。大切な人を亡くすのは辛い。だから、犠牲者は仕方ないといってもやるせないのだ。だから、戦争は絶対いけないのだ。この反省のもと、平和憲法がある。しかし、それも風前の灯火だ。 matanさん [DVD(字幕)] 6点(2016-10-03 07:41:50)

17.《ネタバレ》 米主将と鉄男、激しくぶつかり合う二大ヒーロー。アベンジャーズシリーズ、今作はマーベルヒーローが6対6に分かれて夢のチーム合戦。冬戦士、鳥人間、鷹の目、超能力女、さらに蟻男も加わる米主将チーム。スカ嬢、もう一人の鉄男、黒豹、人工知能、さらにまだまだアオい蜘蛛男も加わる鉄男チーム。相変わらずストーリー性はからっきしだが、マーベルヒーローが勢揃いするだけで価値があるのかな。 獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2016-08-21 01:18:49)

16.《ネタバレ》 キャプテンが好きですし、アベンジャーズファンなので楽しく観ました。
キャプテンとアイアンマンの戦いが心に残りました。
それぞれのストーリーを知っているだけに、その心情に共感しながら観ることが出来ました。

シリーズ物の中ぐらいの作品として秀逸だと思います。
これからのアベンジャーズの活躍を楽しみにしています。 たんぽぽさん [映画館(字幕)] 7点(2016-06-26 15:25:21)

15.《ネタバレ》 4Dにて鑑賞。
キャプテンが敵をボコボコに殴る度に椅子が振動しました。
アクションの量が多いので、見る方は気をつけたほうがいいレベルです(笑)

内容に関してですが、神レベルが2人いないだけで「ほぼアベンジャーズ」でした。
一応ウィンター・ソルジャーがメインにそえられてはいるけど、今までのシリーズと比べて「キャプテン・アメリカ」単体では収められない。
とりあえずアイアンマンシリーズを見た上でアベンジャーズシリーズを見ておかないと相当置いてけぼりです。

他のVSシリーズとは違い、本気でヒーロー同士で戦いあってくれます。…とは言っても超パワーがある方は申し訳程度でした。
空港の戦いがメインどころでしたね。それぞれ自分の技をところ狭しと発揮してくれたのには圧巻。
ただ、アイアンマン側が本気だったら格納庫の飛行機をぶっ壊せばよかったんじゃないのかなぁ…とか思いましたけど。

満を持して登場したブラックパンサーがいい味出してます。
仲違いしたキャップ側のスポンサーとして、自作以降も活躍してくれることを期待。
…というか、次回ソーが帰ってきた時はどっちにつくんでしょうか?第3軍として活躍するのかな?

とりあえず、エンドクレジット後におまけがあるのはいつも通りなので立たない方が懸命。
X-MEN以上に無かったことにされてる蜘蛛の未来やいかに!? HIGEさん [映画館(吹替)] 8点(2016-05-23 10:19:44)

14.一連のアベンジャーズ・シリーズをすべて把握することはもう不可能です。これが何作目だかわかりませんが、10本以上にはなっています。すべて見てはいますが、すべての物語を記憶しているわけではないので、単純に楽しめたかどうかで判断すると、とても楽しめました。戦闘シーンがとても多く、退屈する暇がありません。多少物語についていけなくなっても、これだけすごいアクションが続いてくれれば、文句を言うどころか、うれしいくらいです。アメリカがどこかの地域に軍を派遣するかどうか話題になっているときは、この映画でも語られていたようなことが実際に語られているのでしょう。自分たちが本当に善であるのか、誰にとっての良い行いであるのか。漫画が原作とは思えないくらいの重たいテーマですが、それを楽しい映画にできるのですから、大したものです。 shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-21 00:31:14)

13.《ネタバレ》 前作ウィンターソルジャーを見て膨らんでいた期待がやや萎む映画でした。どなたかもおっしゃっていましたが、これではアヴェンジャーズ2.5。キャプテン・アメリカとは少し違います。一連のマーブル物を見ていないと完全に置き去りになってしまうでしょう。キャップとバッキーを中心に、5人のウィンターソルジャーとのエピソードを掘り下げて欲しかった。とはいうものの、アメコミ原作物がここまで陰惨に描かれるのは予想外でした。ルパン三世で例えるなら、ルパンと次元が仲違いした挙げ句、激化していく抗争の中でルパン側の不二子が銭形に銃撃されて半身不随に。ルパン自身は次元と五右衛門に叩きのめされた挙げ句利き腕を破壊され、次元は愛銃を、五右衛門は斬鉄剣を喪い、双方ともに満身創痍で完全に袂を分かつ、といった救いのない流れ。良くここまでアヴェンジャーズを破壊するのが許されたもの。ここから一体どのようにリブートしていくのか、想像もつきません。流れとしては政府の管理下に置かれたアイアンマン率いるアヴェンジャーズと、離反したキャップ率いるアンチアヴェンジャーズの誕生が描かれています。この二つの組織がこの先一体どのような展開を見せるのか? 次作があれば見てみたいと思います。 kirieさん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-17 16:00:44)

12.《ネタバレ》 中盤の空港での大乱戦を何と形容したものかと思案していたら、他所のサイトで適切な表現を見つけた。曰く、「単なるバカ騒ぎ」。
フルメンバーに拘らずに不要な常連キャラクターは潔く削り、さらにクライマックスも舞台とキャラを限定したのはいいが、
結局は新規キャラとのプラスマイナス。
オールスターということらしいが、そもそもそれほど有難味を感じるキャストか、という話である。

いわゆるハリウッドスター映画のシステムとはいえ、ドラマパートは当然の如くアップショットの連発、アクションパートも毎度お馴染み
エフェクト過多の小刻み編集。相変わらずである。

この一連のコミック映画、一昔以上前の日本アニメのような愛とか正義とか世界の平和とかの所謂「大きな物語」を語るのにうってつけらしい。
程よく紛争情勢や現在的な課題なんかを織り込んでシリアスを気取るが、やはり「単なるバカ騒ぎ」である。 ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2016-05-17 00:02:52)

11.《ネタバレ》 最近、アメコミヒーローものがインフレ気味で。少々の「夢の共演」程度ではほとんど心に響かなくなってきました。映像や音響にも免疫ができてしまい上映中もついうとうと・・・ところが本作はそんな中だるみを一気に打開してくれました。素晴らしい作品に仕上がっていると思います。  
前半は「アベンジャーズ」を凌ぐかのようなキャストがオールスターゲームばりに躍動。
これだけ沢山出しているのにどのキャラクターも印象に残る、という非常にバランスのとれた作りをしていると思います。その一方で、ただのお祭り騒ぎにならずドラマが渋くて熱い! いい意味で意外な終わり方をしてくれました。う~んまさにカカオ90%(意味不明^^;)  次回作への期待が俄然高まりました。 午の若丸さん [映画館(字幕)] 9点(2016-05-16 22:55:55)

10.《ネタバレ》 キャプテンの拳がアイアンマンを叩く、アイアンマンの拳もキャプテンを叩く。
悲愴感しかない絶え間ない“殴り合い”を目の当たりにして、ただただ心が痛かった。
愛するヒーロー同士が傷つけ合っているという悲しさもさることながら、この「正義」と「正義」のぶつかり合いの根底にあるものが悲しい報復の螺旋であることが、現実世界の混沌そのものを表しているようで、殊更に悲しく、この世界に生きる者としての虚無感を感じにいられなかった。

マーベル映画のヒーローたちは、「悪」と戦い続けてきた。「悪」を叩き、打ち勝つことが、彼らが司る「正義」の存在意義だった。
しかし、この映画に限っては、明確な「悪」は存在しない。真に憎むべき悪への矛先が見当たらなくなり、ヒーローたちは揺らぎ、対立する。
動揺するヒーローたちの姿は、自国の正義を主張し、ぶつかり合い、傷つけ合い、混迷を突き進むこの世界そのものではないか。

ついに彼らは、相容れぬまま袂を分かつ。
己に対する無力感と復讐心に苛まれ続けるアイアンマンは、キャプテンの象徴である「盾」を奪った。
憧れのヒーローが、この愚かな世界と同様に怒りと悲しみに屈して膝をつく様には、失望と絶望が渦巻く。


この重く、悲しいストーリー展開の中で、マーベル映画らしさを保ってくれたのは、頼もしい“新人”二人。
“アリ男”の“大”活躍と、“クモ男”の軽妙なティーン節によって、映画ファンがいろいろな意味で救われたことは間違いない。
両者の存在感が光った空港での“大乱闘シーン”は、「馬鹿馬鹿しい」と言われればそれまでだけれど、諸手を上げて楽しかったのだから何の問題もない。
えげつないまでに痛々しいストーリーテリングを描きながらも、決してスーパーヒーロー映画そのものの“楽しさ”を忘れていないのがマーベルのエライところだ。(そういう部分で“DC”は大きく溝を開けられている‥‥)


スティーヴ・ロジャースも、トニー・スタークも、スーパーヒーローである前に一人の人間である。道を見誤り失墜することもそりゃあろう。
でも、「復活」こそが、ヒーロー映画の醍醐味でもある。この世界が抱える混沌の答えを彼らは見出してくれるはずである。
きっとその時には、再び“スターク”から“スティーヴ”へ「盾」が手渡されることだろう。

心の痛みは残る。この痛みを抱え続けて、ただひたすらに“彼ら”が率いるチームの帰りを待とう。


(2018.5.27 再鑑賞)

タイトル的な位置づけは「キャプテン・アメリカ 3」だが、むしろ、「アベンジャーズ 2.5」。

下手な監督が撮ったならきっと酷く馬鹿みたいなシーンになったであろう、飛行場での“陣取り合戦”を、圧倒的な娯楽シーンとして成立させてみせたルッソ兄弟の手腕は見事。このシーンに限らず、全編に渡って散りばめられたアクションシーンとしてのアイデアが、“VSサノス戦”に活かされていることも明らかだ。

トニーとスティーブは、この“殴り合い”以来、「インフィニティ・ウォー」を経てもなお、「対面」していない。
「アベンジャーズ4」の“胸熱”に向けての布石は、十分過ぎる程に打たれている。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2016-05-07 23:36:47)

9.《ネタバレ》 ワンダがとにかく可愛い。パンサーがカッコいい。キャップってあんなに強かったのね。スパイダーマンは10年以上経ってると言うのにサムライミの呪縛から解き放たれていない感じ。マーベルは7割くらい制覇してますが相変わらず内容がよく分かりませんでした。登場人物多すぎでしょ。結局ケンカ別れになってしまったのもあまり後味の良いものではありませんでしたね。
DCよかマーベルの方が大衆向けなのは分かるけど、一見様お断りみたいなこの雰囲気やノリ、やっぱり好きになれませんでした。 Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-04 17:04:38)

8.《ネタバレ》 そこそこ面白かったのですが、アイアンマン=トニー・スタークがどんどんまじめ人間になってしまうのはつまらないなあ。
また、アベンジャーズ系は、過去作を全部見ておいて、ある程度背景を知っておかないと満足に楽しめないというのは不満です。2~3作と言うならともかく、10作越えてるんじゃないですか?全部は観てないし、観てたとしても細かいとこは覚えていませんって。
空港でのスーパーヒーローバトルロワイヤルは、見ごたえあるのですが、結局誰も負けさせるわけにはいかないので、落とし所がなくて、詰まんない結末のなるのが見え見えなんだよな。例えて言うなら、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、スタンハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアント、ジャンボ鶴田、三沢光春、長州力等々が戦うとして、誰が強いかって言っているようなもんで。今回、大けがしたのがラッシャー木村という感じ。(ラッシャーさんすみません。) Northwoodさん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-02 23:54:38)

7.ここまでくると、なんでもありですな。まあまあ面白かったです。 kaaazさん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-01 18:49:19)

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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 6.54点
012.17% line
100.00% line
200.00% line
312.17% line
424.35% line
548.70% line
61226.09% line
71532.61% line
8715.22% line
936.52% line
1012.17% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review4人
4 音楽評価 5.66点 Review3人
5 感泣評価 2.00点 Review1人

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