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ドラえもん のび太の魔界大冒険

1984年【日】 上映時間:98分
SFコメディアドベンチャーファンタジーアニメシリーズものファミリーTVの映画化漫画の映画化
[ドラエモンノビタノマカイダイボウケン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-23)【イニシャルK】さん
公開開始日(1984-03-17)


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監督芝山努
楠部大吉郎(監修)
演出原恵一(演出助手)
安藤敏彦(演出助手)
大山のぶ代ドラえもん
小原乃梨子のび太
野村道子しずか
たてかべ和也ジャイアン
肝付兼太スネ夫
横沢啓子ドラミ
小山茉美満月美夜子
中村正[声優]満月博士
上田敏也メデューサ
若山弦蔵大魔王デマオン
千々松幸子ママ
加藤正之パパ
白川澄子出木杉
田中亮一先生
青木和代ジャイアンのママ
仁内達之悪魔隊長
千葉繁使い魔
玄田哲章悪魔
山田俊司悪魔
加藤治悪魔
原作藤子不二雄
脚本藤子不二雄
音楽菊池俊輔
作詞湯川れい子劇場公開版エンディングテーマ「風のマジカル」
武田鉄矢ソフト版エンディングテーマ「だからみんなで」
楠部工「ドラえもんのうた」
作曲菊池俊輔「ドラえもんのうた」/ソフト版エンディングテーマ「だからみんなで」
編曲菊池俊輔「ドラえもんのうた」/ソフト版エンディングテーマ「だからみんなで」
鷺巣詩郎劇場公開版エンディングテーマ「風のマジカル」
主題歌小泉今日子劇場公開版エンディングテーマ「風のマジカル」
岩渕まことソフト版エンディングテーマ「だからみんなで」
大杉久美子「ドラえもんのうた」
撮影三沢勝治(撮影監督)
東京アニメーションフィルム
プロデューサー別紙壮一
制作シンエイ動画
小学館
テレビ朝日
アサツー ディ・ケイ(制作協力)
シャフト(制作協力)
山田俊秀(制作デスク)
配給東宝
作画本多敏行(レイアウト)
富永貞義(作画監督)
堤規至(動画)
大塚正実(原画)
芝山努(絵コンテ)
美術沼井信朗(美術監督)
編集井上和夫
録音浦上靖夫(録音監督)
その他東京現像所(現像)
あらすじ
ドラえもん(声・大山のぶ代)のもしもボックスで、魔法を使える世界にしてしまったのび太(声・小原乃梨子)だが、こちらでも彼は劣等生。このころ地球には「魔界」と呼ばれる、悪魔の住む惑星が近づきつつあった。満月博士は魔界接近説を唱えていたが、世間の人は全く信じてくれない。悪魔の襲撃でネコに変えられてしまった博士の娘・美夜子。ドラえもんたちは、科学という名の「魔法」を引っさげ、魔界へと乗り込んでいく。劇場版ドラえもん第6作。

円盤人】さん(2004-11-04)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(9点検索)】

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11.“STAY HOME”なGWも最終日。我が家では、家族そろってドラえもん映画を観て午後を過ごした。

2007年公開のリメイク版「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~」は、適切な“改変”を含めて、1981年生まれのオールドファンも納得せざるを得ない良作だった。

改変ポイントは多岐に渡っていたが、それらの殆どが、オリジナルのストーリー性をきちんと踏まえた上で、F先生(藤子・F・不二雄)の原作漫画ですら描き切れていなかったウィークポイントを精力的に補っており、思わず感心してしまった。

特に、見事だったのは、パラレルワールドとして生み出された「魔法世界」の危機と並行して、現実世界においても地球規模の危機を描き、二つの世界が相互に影響しあっているというSF的な整合性を、極めて簡潔に表現していたことだ。
それにより、あの“フェイクエンディング”におけるのび太の決断の価値が殊更に高まっていた。

ただし、その一方で、オールドファンにとっては拭い去れない“物足りなさ”も存在していた。
それはずばり「魔界大冒険」ならではの「恐ろしさ」や「不気味さ」の欠落であり、言い換えるならば、「魔法」や「悪魔」に纏わる歴史文化に対するF先生の「趣向」そのものが薄れていたことに他ならなかった。

この1984年公開のオリジナル映画や、原作漫画(大長編ドラえもん)には、それらの文化に造詣が深いF先生ならではの魅力的な設定や造形で満ち溢れていた。
“実はゲストヒロインの○○だった”なんて裏設定など皆無で只々不気味で恐ろしい“メジューサ”をはじめ、肉食角クジラの恐怖や、帰らずの原の絶望感、魔界のハイエナ、人魚、大魔王の心臓等の印象的なビジュアルの数々には、F先生の“魔法(悪魔)愛”と、それに伴う独創性が詰め込まれていた。

そして、今回久しぶりにこのオリジナル映画を再鑑賞してみると、当時の録音技術ならではのくぐもったような音声と、それによる一つ一つの台詞までもが、自分の脳裏に張り付くように残っていたことに気づいた。
それは本作が、幼少時、VHSが擦り切れるくらいに何回も観たアニメ映画の一つであることの証明であり、そういった“感覚”の一つ一つを含めて、この映画の価値が揺らぐことはないのだろうと改めて思った。

それはもはや、オリジナルとリメイクのどちらが良い悪いという話ではないのだろう。
20数年の時を経て制作された二つの「のび太の魔界大冒険」は、両作とも原作をリスペクトし、精力的に生み出された優れたアニメ映画である。

30年来のファンとしては、自らの子どもたちと共に、それぞれの作品を楽しめるという「幸福」を、素直に噛みしめるべきだろう。



ああ、あとそれと、やっぱり最後の“銀のダーツ”はジャイアン(名投手)に投げさせなきゃね! 鉄腕麗人さん [ビデオ(字幕)] 9点(2020-05-07 22:40:16)

10.《ネタバレ》 ドラえもんの冒険ものとしては個人的にナンバーワン作品です。いきなり自分にそっくりな石像が降ってきて、しかも中から悲痛な叫び声が聞こえてくる。普通にホラーですよね(笑)
終盤にそれまで張ってきた伏線が上手く利いてて良いです。
相変わらずタイム・パラドックスの概念が凄く曖昧ですが、これはこれで子ども映画としてありかなと。 民朗さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-08-05 14:58:47)

9.みよこさんは子供心に何か憧れたなぁ。 流月さん 9点(2004-02-05 22:47:17)

8.子どもの頃に観てドラえもんとのび太が石にされたのがとても怖かったなあ。帽子ネタでは爆笑。大長編シリーズの中ではドキドキハラハラして、私の中ではとても面白かった作品の一つ。 きすけさん 9点(2003-11-25 09:33:17)

7.今のドラえもんにはない、世紀末を予感させるダークな雰囲気が良い。子供の時、薄暗い映画館の大スクリーンで見てかなり怖かったけれど、やはり面白かったものとして記憶に残っている。ほかの作品もそうだけど、藤子先生のよく練られた原作を、アニメスタッフがより雰囲気を出して見事に映像化しているなと思う。魔界に入ってからの展開が少し早いと思ったけど、まあいいか。好きなシーンは中盤、のび太と美夜子さんの別れの場面。(のび太を逃すために、美夜子さんがおとりになろうとしたところ)今見ても胸にくるものがある。 ピンクさん 9点(2003-10-08 21:14:38)

6.いいね。この魔法の世界。子供の時この番宣が神秘的で怖かった印象がある。舞台が日常でないことを前提としているので、悪魔の怖さがリアルに感じた。要するにうそっぽさがない。ヒロインもいい。いいですね。 たつのりさん 9点(2003-08-05 01:04:09)

5.藤子不二雄お得意のパラレルワールドを使ったストーリー展開は見事。悪魔が出てくるだけに非常にどろどろとした世界観が素晴らしい。つまり、この冒険の記憶はジャイアン、すね夫、しずちゃんには無いんだよね。 スマイル・ペコさん 9点(2003-06-10 09:49:54)

4.子供なら誰でも憧れる魔法が題材。それに科学の発明ドラえもんの道具で対抗している。魔法の世界をパラレルワールドとし、見た目ではのび太の周りはなにも変わっていない。それが現実的でもあり夢のようでもあり、子供ながらにどきどきわくわくしたものでした。余談ですが主題歌だった「風のマジカル」は契約の問題で劇場公開時のみ使われたみたいですね。 さん 9点(2003-05-19 02:25:15)

3.箒よ働けチンカラホイ! kkさん 9点(2003-05-04 18:50:15)

2.子供にとっては若干怖いかもしれないが、石像の秘密など、おもしろいところが多かった。まだぼくは生まれてなかったが、このころが僕が思うにドラえもん映画で一番良い時期だったともう。(ストーリーとしても、絵の雰囲気とかにしても、曲としても)「風のマジカル」未収録なのが残念。 わかひろさん 9点(2003-03-10 18:12:45)

1.これ、面白い!大好き!でも、子供見て怖くないのかなぁ(笑) thinkさん 9点(2002-09-25 00:02:20)

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【点数情報】

Review人数 88人
平均点数 7.50点
000.00% line
111.14% line
200.00% line
311.14% line
433.41% line
577.95% line
677.95% line
72225.00% line
82326.14% line
91112.50% line
101314.77% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.60点 Review5人
4 音楽評価 4.75点 Review4人
5 感泣評価 5.66点 Review3人

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