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ファントム・オブ・パラダイス

Phantom of the Paradise
1974年【米】 上映時間:92分
ドラマサスペンスミュージカル
[ファントムオブパラダイス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-08-23)【S&S】さん
公開開始日(1975-05-31)


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監督ブライアン・デ・パルマ
キャストウィリアム・フィンレイ(男優)ウィンスロー・リーチ/ファントム
ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕(男優)スワン
ジェシカ・ハーパー(女優)フェニックス
脚本ブライアン・デ・パルマ
音楽ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕
撮影ラリー・パイザー
製作ポール・ルイス〔製作〕(アソシエイト・プロデューサー)
エドワード・R・プレスマン
特殊メイクジョン・チェンバース
美術シシー・スペイセク(セット・ドレッサー)
ジャック・フィスク(プロダクション・デザイン)
編集ポール・ハーシュ
その他ポール・ハーシュ(モンタージュ)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1


14.《ネタバレ》 今回観直してみてつくづく実感したのは、その後のどのデ・パルマ作品にも本作と似た作風がないということです。彼はもちろんミュージカルをその後撮っていないわけですが、これほど見事なロック・オペラを撮れた人なのにそれは不思議ですらあります。ストーリーテリングがまた自由奔放の限りで、デ・パルマ印のヒッチコック・オマージュも『サイコ』のシャワー・シーンのパロディがあるぐらいなのがかえってウザくなくて好感が持てます。ストーリーは『オペラ座の怪人』+『ファウスト』+『フランケンシュタイン』というところですが、思った以上に『ロッキー・ホラー・ショー』の影響を感じました。映画製作は『ファントム』の方が早いけど、『ロッキー』の舞台版は『ファントム』の前年には上演されているので、デ・パルマはきっと観ていたに違いないと思います。ビーフのキャラを見てると、『ロッキー』のティム・カリーにそっくりだし、舞台版でも第一幕で“Science Fiction/Double Feature”が歌われる場面に仮面をつけたファントムが登場するそうです。昔名画座で『ファントム』と『ロッキー』の二本立てプログラムが流行ったのは、けっこう的を射ていたわけです。そういえば『Tommy』や『ジーザス・クライスト・スーパースター』もあったし、70年代はロック・ミュージカル映画の黄金期だったんですね。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-09-21 22:54:52)

13.今観るとさすがにチープだし、幼稚だし、ダサい。

だけどそこがいいんじゃない!?(みうらじゅん風)

やっぱり最高なのはスワンだろう。あの眼鏡に格好、ダサ過ぎて最高だ。
あの胡散臭いキャラクターが出てくるたびに笑えるので、この映画を圧倒的に面白くしている要因だと思う。

また、デパルマ好きなら外せない映画である。過剰な演出がこれでもかとぶち込まれているからである。
ストーリー、演出、キャラクター、全てが狂っている映画。良識ある人にはお勧めできない。好きな人だけ見れば良い映画。
「キルビルvol.2」のキャスト全員登場のラストはこの映画のオマージュですね。わかります。 ヴレアさん [DVD(字幕)] 9点(2016-09-07 10:06:40)

12.怪作にして快作。音楽業界を背景にした人間模様が原色コテコテに展開という感じで、ロック・ミュージカルという印象ではない。「オペラ座の怪人」「ファウスト」を土台にしているため物語がしっかりしているのもむべなるかな。ファントムの悲恋が切ないが、怪奇的・喜劇的な要素タップリで、特にビーフ(まさにキモカワイイ)の歌うシーンは何度観ても笑ってしまう。 風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-07-18 14:48:33)

11.オペラ座の怪人かと思いきやファウストがどうのこうのと言ってる間に気が付いたらドリアン・グレイの肖像みたいなテイストが加わって、でもそういったことはもうどうでもよくって。ただただ、ほんとおおおおおおぉに おバカ ですよねぇ。ありとあらゆるものが、これでもかとダサく、これでもかとカッチョよい。このテンポの良さ。デ・パルマよ、帰ってきておくれ、この世界に。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-06-09 22:06:36)

10.いい加減でやりたい放題の物語ですが、何故か心に強く迫ってきます。リアリティのなさを許せない作品もありますが、これは全く気になりません。二度目の鑑賞ともなると、テンポの速さに慣れてくるからなのか、コミカル感が強くなって面白さが増してきます。スワン役のポール・ウィリアムズが作り出す音楽はどこか時代を感じさせますが、歌詞もメロディーもとても印象的です。また観たくなる映画です。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-06-09 21:34:27)

9.《ネタバレ》 自分が愛し魂を注いだもの(音楽、女性、声)は全て奪われ、死ぬ自由すら奪われた。しかし、最後にフェニックスはスワンではなく、醜い姿も行動も全てをさらし、何も残っていないウィンスローを選んだ。愛する人を守り、これほどまでに悲しく美しく幸せな死に際なら人生悪くない、そう思えました。そして自分が求めている愛とか恋はきっとここにあるような気がしました。
エンディングの歌詞も含め、本当に悪趣味で露悪的で最高な熱い映画です。 ちゃじじさん [DVD(字幕)] 9点(2014-02-07 20:49:52)

8.《ネタバレ》 『ロッキー・ホラー・ショー』と並び、今なおファンを魅了し続けるロック・ミュージカルの傑作。初期デ・パルマ作品の中でも、本作におけるウィリアム・フィンレイの「負け犬」っぷりは尋常じゃなく、『ミッドナイトクロス』のトラボルタをも凌ぐほど。狂乱のラストへ向けて一気に駆け抜けるデ・パルマのスピーディーな語り口と、全編を彩るロック・ナンバーの数々に踊り出すこと間違いなし!!「負け犬は死んじまえ!音楽くらいは残るさ!」 フライボーイさん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-16 14:06:52)

7.《ネタバレ》 「何の取り柄もなく人にも好かれないなら/死んじまえ/悪い事は言わない/生きたところで負け犬/死ねば音楽ぐらいは残る」最後の最後で歌われるこの歌詞の、何という身も蓋もなさ!そして何という負け犬根性!けれどこの負け犬の滑稽とかなしみこそが、デ・パルマ節なのだ。出ばなから一見して挙動不審で変人丸出しの主人公ウィンスロー。けれど彼は、だからこそデ・パルマ映画の主人公たりえるとも言える。焼き払いたいほどに憎悪する屈辱のレコードの型を、よりによって自らの顔にプレスしてしまう彼の姿は、豚の血をあびる『キャリー』や『BLOW OUT』において愛するサリーを救い損ねるジャックのように本作以降もデ・パルマが繰り返し変奏していく一つの主題、つまりは非力な負け犬にまさに烙印として下される逃れられない絶望、その原型でもある。仮面とマントと人工声帯をもって暗がりにのみかろうじて存在しえるこの怪人は、自分の歌も声も顔も人生もそして存在すらも奪った男スワンと愛する女フェニックスとの閨房を、ただ天窓の外から悲しく覗き見るしかできない。雨に打たれ慟哭するその無防備な背中を監視カメラに曝して。ラスト、それでもただまっすぐに愛するフェニックスへと差し出される彼の手。狂喜乱舞する観客たちの歓声は遠のき、美しい旋律に変わり、流麗なスローモーションでカメラが捉えるのは、ステージをみじめに這いずり回りそれでもまっすぐにフェニックスへと最期まで手をのばし続けるウィンスローの姿だ。それは哀れな負け犬の無様なセンチメンタルかもしれない。目を覆うほどに醜くみっともない男の滑稽な死に様かもしれない。フェニックスの声は彼の耳にはついに届かなかったかもしれない。それでも、そう、それでも。フェニックスはようやく言うのだ。その亡骸を抱きしめて。存在を奪われ、この世から消されてしまったはずの彼の名を。ウィンスロー、と。 BOWWOWさん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-23 02:01:01)(良:1票)

6.《ネタバレ》 オペラ座の怪人のロック版リメイク(?)。
原作を70年代に置き換えているのですが、その置き換え方がセンスありまくりなのです。
ほぼ原形をとどめていません。
主人公が可哀そうすぎます。
スワンは酷いことしてるのに憎めないほど素敵です。
ジェシカハーパーは美人です。
音楽と歌は最高に良いのですが、一部の曲では
視覚的に怪奇映画がモチーフになっているのが面白かったです。
怪奇とロックの融合はカッコいいです。
怪異なエンターテイメントが人々を魅了する様に僕は魅了されました。
エンターテイメントと死が結びついているところも面白いです。
起こっていることを二つの視点で見せる技法も面白かったと思います。
ロッキーホラーショーと関連してあげられていると思いますが、
制作者は違うんですね。 ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-12 00:25:24)(良:1票)

5.ある日ビデオ屋のホラーの欄を見ているとこの映画がありました。「怖いのかなぁ?」という好奇心で見ましたが観た後、こりゃホラーじゃなくて感動ドラマだよ!って思いました。
主人公の恋がせつなすぎて・・・。観た後は結構へこみましたけど・・・。 BEATさん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-31 23:05:01)

4.《ネタバレ》 オペラ座の怪人としては、最高のパロディ映画でしょう。ブライアン・デ・パルマ監督は、『スネークアイズ』で初めて知りました。この映画も『スネーク・アイズ』と同じ、長いカメラワーク、視聴者主観の映像で、1970年代の映画としては、画期的な映像技術だったと思います。ヒロインの歌声が、もう30年も前の人なのに、カーペンターズの人みたいに、綺麗な美声です。歌だけでも必聴の価値ありです。しかもその歌を、ビーフが○○死した後に唄うもんだから、この映画のテーマ『狂気』がより強調されています。スワンのカリスマぶりも魅力のひとつです。 どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-25 16:00:25)

3.すごいパワー!「ファウスト」と「オペラ座の怪人」を題材にして、ここまでの作品を作るとは!茶化しているんか真剣なのか、紙一重なところがまた良し。結局誰も幸せになれない破滅的なストーリーながら、なぜか後味も悪くない、デ・パルマの中でも最高の映画なのでは? ぼぎーさん 9点(2004-10-03 01:53:06)(良:1票)

2.“怪人”や“悪魔”という存在もロックの前では物凄くクールな題材になるんだよなぁ。なんていうか、邪悪さゆえのカリスマ性というか。現に怪人と化したウィンスローが怪人になる前よりも遥かにカッコ良くなってるし、仮面は確かに少しダサいような気がするけどその下からのぞかせている深紅の唇や銀歯、そしてエフェクトの掛った声がたまらなく良い。ロック版のファウストってのも一度聞いてみたいし、全編通して流れる楽曲もまたクール。一つの被写体を二方向から写し、画面を二分割して見せるデ・パルマ監督の手法も健在。カルト色の強い映画ではあると思うけど、だからと言ってカルトがつまらないという訳でもないし、やっぱり、評判云々よりも自分の目で確かめる事が大切なんだよな。 クリムゾン・キングさん 9点(2004-04-26 04:12:26)(良:2票)

1.とりあえず『ものスゴイ』映画である。どこから見てもB級映画なんだけど、人を惹きつけはやまない不思議な魅力を持った作品だと思う。デ・パルマの演出、脚本、カメラワークもこの映画の良さの一部だけど、ポール・ウィリアムスの音楽、怪演も見事に合わさって最高の娯楽映画であろう。出てくるのは癖が強い人ばかりだし(特にビーフ!!)、ストーリーなども決して秀逸とは言えないけど、面白い!!欧米ロックが好きな人にはとりあえずオススメ!!『シカゴ』が好きな人も楽しめると思います。こりゃ、デ・パルマの最高傑作でしょ!!もうミュージカルは作らないのかなぁ・・・・・サイレント映画の『オペラ座の怪人』も見ましたが活弁がないせいかあんまり面白くなかったです。でもこの映画はサイコーでした!!! こわだりのインテリアさん 9点(2003-11-30 01:49:38)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 89人
平均点数 7.63点
000.00% line
100.00% line
233.37% line
333.37% line
444.49% line
555.62% line
688.99% line
71314.61% line
81617.98% line
91415.73% line
102325.84% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review6人
4 音楽評価 8.78点 Review14人
5 感泣評価 4.75点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

1974年 47回
作曲賞(ドラマ)ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕候補(ノミネート)歌曲・編曲賞

【ゴールデングローブ賞 情報】

1974年 32回
作曲賞ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕候補(ノミネート) 

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