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大魔神怒る

1966年【日】 上映時間:79分
ファンタジー時代劇シリーズもの特撮もの
[ダイマジンイカル]
新規登録(2003-10-05)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1966-08-13)


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監督三隅研次
キャスト本郷功次郎(男優)千草十郎時貞
藤村志保(女優)早百合
神田隆(男優)御子柴禅正
丸井太郎(男優)度々平
内田朝雄(男優)名越兵衛
藤山浩二(男優)荒井一角
北城寿太郎(男優)鬼子島玄蕃
水原浩一(男優)土肥嘉門
平泉征(男優)田部隼人
橘公子(女優)くめ
三木本賀代(女優)とよ
橋本力(俳優)(男優)池長俊平
杉山昌三九(男優)梶浦有助
小柳圭子(女優)しげ
上野山功一(男優)名越勝茂
伴勇太郎(男優)
神戸瓢介(男優)
脚本吉田哲郎
音楽伊福部昭
撮影森田富士郎
製作永田雅一
企画奥田久司
配給大映
KADOKAWA(2021年リバイバル)
特撮黒田義之(特撮監督)
美術内藤昭
加藤茂(美術助手)
編集菅沼完二
録音大角正夫
照明美間博
古谷賢次(照明助手)
スーツアクター橋本力(俳優)大魔神
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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1.《ネタバレ》 私はこのシリーズをテレビで見た世代です。そして初めて見たのは小学生の頃、この2作目でした。1作目はもっと年齢が高くなってからです。皆さんのご意見の通り、1作目のほうが私も「知的」には名作だと思い、その旨、レビューにも投稿しているのですが…、私の場合は、この2作目が最初だったものですから、1作目を見たとき「顔が変わるときのポーズが違う…」「伊福部昭さんのBGMも何となく違う…」「磔になった人を障害物として乱暴に倒してしまうんだな…」と実のところ違和感がありました。30年以上経って、ようやく、1作目と共にこの2作目も鑑賞できたのですが…湖から現れた大魔神の顔が変わるときのポーズを見て「そうそう!これが自分の知っているポーズだ!子供の頃、よく教室で真似したよな…」、そして湖が割れて大魔神が歩き出すときのBGMは1作目には流れていなかったメロディーであり「これこそ、自分の心に刻み付けられていた大魔神の音楽だ!」と小学生の頃の感激が一気に蘇ってきました。水に濡れて黒光りする大魔神も1作目とは一味違う魅力があると思いました。磔になった小百合姫(藤村志保さんが初々しいこと!)を丁寧に地面に横たえるシーンや、ラストで湖の底から鐘が響いてくるシーンも記憶の通りで感動しました。今回の大魔神は正確には「大守護神」と言ったほうがよく、そのため、人間の善悪を超えた恐ろしい存在として描かれた1作目を見た方々には確かに物足りないとは思います。しかし、私にとっては「情緒的」に大好きな作品であることは否定のしようがなく、子供時代に刷り込まれたものの大きさに驚きました。
 
 平成28(2016)年8月13日(土)追記:最近「今から50年前の昭和41(1966)年8月13日に当作品が公開された」と気づき、あらためてDVDを観直しました。公開当時はお盆であると同時に、終戦の日の8月15日とも重なる時期であり、まだ終戦の昭和20(1945)年から21年間しか経っていませんでした(若い人達には21年間は長いかもしれませんが、年配の私にとっては、あっという間です)。そうなると【善良な人達のために、悪者を炎と共に滅し、平和を祈って鐘を鳴らす守護神】として描いた当作品は【人間を容赦なく踏み潰す・串刺しにする】といった生々しい表現の多かった第1作に比べてインパクトは弱くても、いや、だからこそ、公開当時の観客の皆さんには、むしろ受け入れられやすかったのではないか…と思いました。そして湖底から平和を祈る鐘の音が響き渡るラストシーンは【陰ながら見守って下さっているご先祖さま達/戦争で亡くなられた方々への鎮魂】と重なって、観客の皆さんには、真摯に心に響いたのではないか…そんな想像を巡らせながら観ることができました。ちょっと深読みしすぎかもしれませんが…。
 さてあらためて採点ですが…第1作は紛れもない傑作であり「1作目ありきの2作目」だとは思いますが、やはり個人的には、当作品もひいきしちゃいます。最初の投稿当時と変わりなく【3部作をまとめて日本特撮映画の古典的名作】と位置づけて10点を献上します。 せんべいさん [DVD(邦画)] 10点(2014-12-08 23:37:29)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.46点
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425.71% line
5720.00% line
6925.71% line
71028.57% line
8514.29% line
912.86% line
1012.86% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.83点 Review6人
2 ストーリー評価 6.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.85点 Review7人
4 音楽評価 7.33点 Review6人
5 感泣評価 6.00点 Review4人

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