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雲ながるる果てに(1953)

1953年【日】 上映時間:101分
ドラマ戦争ものモノクロ映画青春もの小説の映画化
[クモナガルルハテニ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-01-15)【Olias】さん
公開開始日(1953-06-09)


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監督家城巳代治
キャスト鶴田浩二(男優)大滝中尉
木村功(男優)深見中尉
高原駿雄(男優)松井中尉
山岡久乃(女優)瀬川道子
利根はる恵(女優)芸者富代
朝霧鏡子(女優)町子
原保美(男優)村山飛行隊長
沼田曜一(男優)笠原中尉
岡田英次(男優)倉石参謀
神田隆(男優)片田飛行隊長
金子信雄(男優)岡村中尉
西村晃(男優)
山田五十鈴(女優)深見の母
加藤嘉(男優)金子司令
織本順吉(男優)田中中尉
沼崎勲(男優)山本中尉
灰地順(男優)
梅津栄(男優)
西田昭市(男優)
脚本家城巳代治
八木保太郎
直居欽哉
撮影中尾駿一郎
配給松竹
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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3.《ネタバレ》 GHQの占領統治が終結、これが1953年=その前後から各メディアへの情報統制/規制も解除されつつあり、それは映画界にも影響を及ぼした。メジャー会社より独立した「独立プロダクション」の隆盛もこの頃から。山本薩夫/新藤兼人/今井正などが有名だが、家城巳代治もその一人。...すみません、説明が長かったですね。で現在でもよく上映される「太平洋戦争における特攻作戦」の先駆けになったのがこの作品。私も久方ぶりに映画館で見て印象をもったのは、軍上層部の特攻兵に対する見方=徹底して「兵器」としての感覚で表現している、その点にありました。平成~令和の戦争映画はその点、まだ人間としてあつかわれてる気がします。とうちゃんかあちゃんと号泣した特攻兵が国のためにと飛び立っていったその後で、更なる「兵器」の投入を示唆する軍上層部の非情さ。 あとは鶴田浩二。19歳で徴兵され海軍航空隊に所属していた彼は整備兵として、間近で特攻隊を見続けた体験をしております。私財を投じ戦没者の遺骨を収集し続け、戦争に対する講演活動をその俳優人生において積極的に行っていた彼にとってこの作品はたぶん忘れられない一本であったでしょう。そういった点を考慮してこの点数。 Nbu2さん [映画館(邦画)] 7点(2019-08-11 07:51:41)

2.特攻出撃前の躁状態にリアリティを感じた。無理にでも気持ちをそう持っていかねばならない。木村功が鶴田浩二に「本当に悠久の大義のためなら死ねるのか」と言っていたのに対する否定的な見解が、この躁だ。学徒兵に対して「役立たず」と罵っておいてから、軍神に祭り上げていこうとする軍上層部のたくらみ。何か役に立ちたい、自分の存在(死)に意義を見つけたい、という若者の気持ちをうまくつかむわけだ。特攻というアイデアを生んだ者の眼には、観覧車から地上を見下ろすO・ウェルズのように、兵士たちが見えたのだろう。ましてみんなが同じ軍服を着ていれば、それは数でしかなくなるし、軍服を着せられた兵士の側からも、役に立ちたいという衝動が湧き上がってくる。「また美談が一つ増えましたな」とか「今日は二割ぐらい当たるかな」といったいささか露悪的な発言も、こういう異常な戦法の異常さを際立たせてくれていた。あの傷ましい躁を経てまで散らされていった彼らを、後世の私たちは美談にしてしまう無礼だけはしてはならない、と思う。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2012-08-30 10:03:22)

1.《ネタバレ》 特攻隊員たちが皆人間臭い。そのぶん尊さが募る。軍国主義の世界で養われた思想を持ち、自爆攻撃を誇りにすら思う主人公でさえ、独りになれば子供のように泣く。家族に会いたい。怖い。死にたくない。そしてけして自らが特攻隊として出撃するはずのない上官たちのあまりな態度に、国家の犠牲となる個人という図式を明確にし、反戦のメッセージとしている。隊員たちがとうとう出撃して映画が終わるのではない。たいした戦果をあげられなかったことが報告される。そして上官たちの「なに、特攻隊はまだまだいるよ」という非情なセリフが放たれ、次のカットに子供たちが歌う姿が映し出される。ここは強烈。 R&Aさん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-07 13:53:59)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 8.00点
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5112.50% line
600.00% line
7337.50% line
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