みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
182.《ネタバレ》 僕のこよなく愛する『インセプション』という傑作を撮ったクリストファー・ノーラン監督の最新作にして3時間に迫るSF大作ということで、久し振りにわざわざ映画館へ――。結論を言うと、無茶苦茶面白かったです。圧倒的なスケールで描かれる壮大な世界観、イマジネーションが奔流のように迸るスタイリッシュで洗練された美麗な映像、哲学的で難解なお話なのにそれを微塵も感じさせない考え抜かれたストーリーテリング……。特に、あの1時間経つと地球時間では7年もの年月が過ぎる水の惑星から帰ってきた主人公が、あの僅かな時間で既に27年も経っていたと知ったときの絶望感といったら凄まじかった。地球時間と宇宙時間のずれを見事に対比させることで、今まで誰も見たことのないような壮大なアクションシーンを創り上げたところなんか、さすが『インセプション』のクリストファー・ノーラン!ブラックホールを越え、予想だにしなかった世界へと迷い込んだ主人公が知る驚愕の真実には度肝を抜かれました。そして、最後に彼が娘との約束を果たすシーンは切なくてちょっぴり泣きそうになっちゃったし。そんな綺麗な円環を閉じながらも、物語は新たな旅立ちの余韻を残す希望に満ちたラストシーンを迎えます。ただただ圧倒されてしばらく席から立ち上がれませんでした。最近、この世界は結局唯物論であり、人間はDNAを運ぶための単なる容れ物にすぎないのではないか。愛だの神だの幸せだといった概念は、所詮は人間が作り出した生きるための勝手な理由付けなのだろうという虚無的な考えに捉われがちな僕なのですが、人間はそんな絶望を乗り越えうる素晴らしい観念(想像力)を持っているということをあらためて教わったような気がします。僕はこの作品から生きる希望のようなものをほんの少し得られました。個人的な好みで言えば『インセプション』の方に軍配が上がるけれど、こちらも映画史にその名を燦然と刻むだろう傑作と言っていい。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2024-03-30 12:47:10) 181.主人公、性格悪いなー。もうその時点でこの映画の評価はマイナス30% 映画の主題は時間も空間も超えた愛の力、といったところなのだろうが登場人物に魅力がなさすぎて全然感動しない。 ロボットやアン・ハサウェイのキャラは良かったんだけどねえ。とりあえず、主人公、重ね重ねお前は駄目だ。 やってることは「アルマゲドン」と全く同じ。愛する家族と反目し、地球を守るためと出て行く。最後は地球を守るため自己犠牲で俺はここで死ぬ!とお涙頂戴しておいて、結局五体満足で帰ってきて、家族と和解、地球も無事でハッピーエンド。アルマゲドンだね。主人公が素人の癖に専門家のやり方に偉そうに文句を言って、それでいて主人公の判断はなぜか全てにおいて正しいという「なんでやねん!」な展開も、アルマゲドンと一緒。 あと、なんかもうね、登場人物が全部、出た瞬間だいたいどういう役割か分かるって言うのがね。要はベタ。 黒人→悪い人ではない、途中死ぬ もう一人の学者 →雑魚 主人公に言い負かされる 当然死ぬ 先に行ってた学者 →裏切る、当然死ぬ 女 →芯が強いが、もろいところもある 生き残る 以上、全部読めた。 「あの時起こったことは実は自分たちが起こしていたんだ」というタイムマシンものでよくある「どんでん返し」がこの映画にもあるわけで、ベタと言えばベタなのだが、驚きはあった。 科学的考証には耐えられないSFであろう。ブラックホールに落ちたら、事象の地平面に近づくにつれ時間は無限に近く遅れるから、地球に帰ってきても、娘どころか太陽系すら存在するか。 その他もろもろおかしい所だらけ。それはいいっこナシかもしれないが。 アン・ハサウェイはきれいだが、娘役の女優がブサイクすぎる。さすがに女優で顎が割れてるのはいかがなものか。 【椎名みかん】さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-03-21 18:59:30)(笑:2票) 180.《ネタバレ》 意識高い系の映画監督として名高いクリストファー・ノーラン監督が挑んだSF超大作 と思いきや、人類愛(含む親子愛)の映画でした ハードSFを期待して鑑賞したのがイケなかったのですが 印象的だったのは アン・ハサウェイの顔立ちのつくりが大きい事(目といい鼻といい口といい)と 「TARS、我が家にも1台欲しいよね」 と言ったとこでしょうか 封切り当時、長女と観たのですが、長女はガン泣きしてました 今で言うとぴえん 【ぐりこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-11-04 12:16:41) 179.理屈はよく分からないが、宇宙の可能性は無限。 【TERU】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-05-14 21:14:25) 178.《ネタバレ》 今世紀に入ってからは、SF出尽くし感がある分、安易な作品が減って、淘汰された質の高い作品が出始めているような気がします。本作品は、いわゆるウラシマ効果が主題で、これだけではまったく新鮮味がないわけですが、これに、時間が空間化された多次元空間の存在を組み合わせることで、終盤にあっという間に話が収斂して、見事に伏線が回収されて、感動を補強します。多次元空間の存在は、後から考えるとあまりにご都合主義なのですが、その映像表現が素晴らしいので、その場では魔法をかけられたように魅入ってしまい、粗探しモードにはなりませんでした。結局、良い作品をつくるということは、粗をなくすことにエネルギーを費やすのではなく、それを補ってあまりある何かを押し通すことなんだなと感じ入った次第です。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 10点(2023-03-05 16:00:43)(良:1票) 177.《ネタバレ》 この極めて有名なSF超大作を、とあるきっかけで恥ずかしながら今回初めて鑑賞しました。皆さんのレビューの全てを読破することなく書かせていただくことをお許しください。 総じて言えば、作品としての長さを全く意識させられない優れたSFエンターテインメント作品、或いはスペクタクル作品だと思います。3時間近い長尺ながら、殆どテンションが途絶える間もなく一気に進められていく展開、ストーリーテリングには脱帽です。 監督御自身も「2001年」へのオマージュといった意味合いのことをおっしゃっているようですが、「静」の「2001年」、「動」の本作、或いは、哲学的な解釈の元に製作された壮大なスペースオデッセイである「2001年」、物理・科学の原理原則を盛り込みつつ「愛」をモチーフとしたヒューマンドラマである本作、というような対比も出来るのではないかと思いました。共通しているのは「大いなる存在に導かれて進化していく人類の未来」を描いた作品と言うことでしょうか。 最も印象的だったのはラスト近くに登場する四次元空間。時間が並立する(パラレルワールドが集中している?)空間の存在は、この物語が決してタイムパラドックスのような矛盾が生じることのない理論に基づくものであり、個人的には大いに賛同できる部分でした。 基本的にはエンターテインメント作品と思いますので、超が付く程のピンチを次々と奇跡的にクリアしていく展開はスリリングで大いに楽しませていただいたのですが、強いて疑問を言わせていただくならば「地球環境が壊滅的な状況となり人々が食糧確保のために農業に勤しんでいる」というそもそもの設定に寧ろ非現実的な印象がありました。ありがちかも知れませんが、やはり壊滅的な結果をもたらす争いは避けられないような。 加えて、相対性理論や量子力学など本来であれば相当高度な理論に繋がるキーワードが多々登場するものの、平易な解説は(ある意味当然かもしれませんが)省略されている為、その部分で置いてけぼりになる人も多いのかなと。 とは言え、高評価も素直に頷ける良作であることは間違いないですね。9点献上します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-02-13 15:39:47)(良:1票) 176.《ネタバレ》 ワープホール通るときはえ~。津波を見上げてはえ~。5次元のなかにできた3次元にはえ~。なんだかすごい映像と不気味な音楽とでっかいスケール感に圧倒されまくり。マン博士との小競り合いなんてささいなことに見えます。このスケール感の腰を折っちゃうんじゃないかと...。そしてロボットのキャラが立ってていい。走ったり人運んだりするときのアナログな動きが癖になる。声は吹替の方が好きだな。最後ついでに助かってて本当によかったです。 【Jar_harmony】さん [インターネット(吹替)] 10点(2022-12-09 20:58:30)(笑:1票) 175.クリストファー・ノーラン監督が好きなので、この作品も大好きな映画の一つです。 この手のプロットは何かと突っ込みどころが出てきしまうのですが、正しく理解できれば感動しかないので、おすすめです。 まずは予備知識ゼロでの視聴がおすすめ。きっと何度も見たくなると思います。 【めたもん】さん [映画館(字幕)] 9点(2021-10-12 17:03:09) 174.《ネタバレ》 久々の投稿。 何処かで観た事が有る様なシーンが多かったが、これはクリストファー・ノーラン監督の数多の偉大なSF映画へのオマージュと理解させて貰った。 中盤から後半に掛けて拡げた大風呂敷をどうやって回収して行くのか心配でならなかったが、 主人公の出自で有る「元宇宙飛行士」と言う設定を上手く活かした、清々しい幕の引き方に感動。 あの主人公には、記念碑の様な家に住み安穏とした生活を送るのは似合わない。 振り返れば、物語の初めから主人公はベンチに座りビールを飲みながら、その意思はずっと宇宙に向いていたのだ。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 8点(2021-10-12 11:23:12)(良:1票) 173.《ネタバレ》 5次元の世界なんて3次元の頭ではどうあがいても意味不明ですが、難解すぎる理論物理学に種族保存本能的な愛とフロンティアスピリットで挑んでいく… 知見を超える妄想のような緊張感の連続でしたが、「人類を救うのは愛」みたいな展開に「穏やかな夜に身を任せて」ホット一息… 迫り来る人類終末への抵抗、種の保存のみに特化した「プランB」と今生きている人間を救う「プランA」、「B」ではなく「A」に希望を抱かせるようなラストに続編は?の期待… 見直したくなって翌日吹き替えにて視聴。 字幕スーパーを追わなくていいのであちこちに新たな気付きあり。 孤独死を恐れたマン博士のドッキング失敗後の一か八かの決死のトライ、さらに息もつかせぬ怒涛のブラックホール突入… ネタバレしているのに初回以上のハラハラドキドキワクワクに満点に変更です! 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 10点(2021-10-09 20:28:12)(良:2票) 172.ようやく長尺を覚悟して観ました。 前半がやや難解ながらも後半までたどり着けば 幼少期からドラえもんに触れてきた人ならば理解しやすいかも。 長尺ながら果てしない話をテンポよく行ってくれたので観やすかった。 数学的物理的な話はチンプンカンプンだけど言いたい事はわかったし。 TARSが走り出したところ感動した。 それまでは「なんつー機能性のないデザイン」なんて思ってたので。 一家に一台TARS欲しいな。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2021-09-17 17:29:05)(良:1票) 171.《ネタバレ》 映画監督を絵描きに見立てたら、好きなタッチなのよね、ノーラン監督。 2001年のキューブリック監督もそうだけど、この宇宙というテーマを取り扱うに、テイストが自分の好みに合うかはかなり重要。 だって、わかんないんだもん。 委ねられるかどうか、だからね。 広い宇宙のなかでちっぽけな生命のちっぽけな脳ミソに語りかけてくるのを感じさせてくれたから、それでOK。 しかし録画から観るまでにかなり覚悟を要したのも事実。 かなりコンディションを整えて、やっと観ることができました。 自分こそ帰ってこれないかと思うたわ。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-12 09:22:49) 170.《ネタバレ》 『2001年宇宙の旅』へのオマージュを盛り込みつつ、知的好奇心で満たすノーランの世界観を堪能。169分の長尺なのにも関わらず、間延びさせない編集が冴える。娘との再会に時の残酷さと切なさを感じつつも、モノリスよろしくな"相棒"と共に次の旅が始まる希望に満ちたラストが好き。 【Cinecdocke】さん [映画館(字幕)] 7点(2021-06-18 11:28:50) 169.《ネタバレ》 もう一度ゆっくり鑑賞したいと思わせてくれた作品。できれば大画面で。 169分という3時間近い長編ながら、2001年やゼロ・グラビティ等の様な冗長さは感じさせない構成になっており、 展開は以外に早く見るものを飽きさせないのは流石ノーランだと思った。次の決断をしてミッション遂行までの テンポが良いのだろう。また息を呑むような映像とゾワゾワとした畏怖が見るものを惹きつけるのだろう。 最初の本棚のシーンは何かの啓示であることは予測できるが最後に繋がるとは思ってなかった。もちろんクーパーが 宇宙船から脱出したシーンで「あっ」っとなって感慨深かった。娘マーフも幽霊ではないことには気づいていたが、 それが何かは幼少期に気づくはずもなかったが、あの時の父親クーパーの思いを考えると胸が一杯になった。 口数の多い木偶の坊と思わせたTARSが、様々な場面で有能なのも良かった。というかTARSがいなきゃ全滅してた。 -1点は僕の理解が浅いのも理由としてあるとは思うが、様々な解説を読んでも納得のいかない部分があるから。 マン博士の孤独も嘘の信号もプライドもあるとは思うが、あの様な行動に出る必然性が低いかな?もちろん彼が プランCなるものを画策してたならわからないでもないが、それにしても一人では生きて行けない。有能な仲間を 殺害する利点が何一つ無い。と僕は思った。理屈通りにはならないのが人間の愚かさでもあるが。 いずれにしても21世紀SF映画の金字塔として推薦できる作品だと思う。 【hibari_21st】さん [インターネット(吹替)] 9点(2021-05-17 15:32:21)(良:1票) 168.《ネタバレ》 孫曾孫玄孫の人達は祖父曽祖父高祖父にあたる人に対してよそよそしいな、とか ジェシカ・チャステインはおばあちゃんになってもそんなにふくよかになりそうにないと思ったり (父親と再会するまでの延命処置の副作用と思うことにします)、 ブラックホールに突入した宇宙船は、いくら摩擦が激しくても分解より深海カップラーメンみたいに 押しつぶされそうな気がしたり、 TARSの送った信号にはアナログ時計よりデジタル時計の方が反応するんじゃないか、 あんな宇宙ステーションっぽい船のどこに第二宇宙速度以上の推進力があるんだ?等 しっくりこない点がありましたが、会話が伏線になっていたり希望を持たせられる良い点が勝りました。 さて、主人公の行き着いた先がなんで娘の部屋の本棚の裏なのかを考えました。 時空を操れるようになったエウレカ後の人達は、まず主人公とTARSにブラックホール内部 (すごい重力場)までは来てもらわないと、娘との時空を繋げることができなかった。 そして、なるべく娘に近い所へ繋ぎたかったけれど、エウレカ後のワームホールを出現させる レベルの技術をもってしても、指定できる数値で最適な座標がそこだった(簡単な自然数ではなく 円周率に代表される無理数並みの桁。最小桁がたった1違えばとうもろこし畑に繋がってしまうような)。 または親父の趣味。 【ぱいなぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-03-29 01:47:02) 167.《ネタバレ》 話の半分も理解できんかった。 あれよあれよという間にクーパーが人類を救うために宇宙に行く展開がすでについていけんかった。 そもそもクーパーとマーフがあの秘密基地にたどり着いたのは、基地側の人間からすればまったくの想定外の出来事だったはず。にも関わらず、クーパーに事情を全部話しちゃって、移住先の星を決めるという重大任務を与えちゃうっていうのが理解に苦しみます。 方程式はすでに解けていた?ブラックホールに入ると方程式の残りの解がわかる?それをモールスで娘に伝えて方程式が解けた?そしたらなぜか目覚めるとブラックホールから帰還していた?人類の移住が成功していて、それは土星?わかる人にはわかるんでしょうけど、私にはまさに荒唐無稽の映画でした。 期待していた分、落胆も大きい。せめて時間が短ければ・・・。 映像の迫力は息を呑みますが、理屈がいまいち理解できていないので、それが驚きや興奮や感動につながっていきません。 宇宙だけに終始ふわふわしていて、まさに地に足のついていない映画でした。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-03-28 15:03:32)(良:1票) 166.《ネタバレ》 SFの良作を見たいと思ってこちらを参考に選定し鑑賞。二点だけ不満ありましたが、とても素晴らしい作品でした。 シリーズ化されているようなビッグタイトル以外では、SFとして二番目に好きな作品となったような気がします。 不満二つの一つは長い。もう10分か20分ほどは・・。まぁ見る前に分かっていたことですが。 もう一つは幽霊の正体が父親と気付くシーン。ここはもう少し分かりやすく。 見逃しただけなのかもしれませんが。 【yoshi1900ololol】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-02-05 10:19:35) 165.《ネタバレ》 凡作。だいぶ前に見てつまらなかった記憶しかなく、あまり話を覚えてもいなかったところ、興行収入も評判もよいということなのでもう一度見たが印象は変わらなかった。 【ネタバレ注意】相対性理論を持ち出して時間のずれが生じるところ、そこまでの時間のずれが生じるほどに重力の影響を受けているなら、生存可能かどうか考える余地がある気がしない。ブラックホールのそばを通るときには宇宙船が「重力遮断装置」を持っていたとしても、到着した星では宇宙船から出て宇宙服だけで活動してたよね。宇宙服を着たまま生活するつもりだったとでもいうのか。信号を発信し続けたのが数分前からというのも、たどりつく信号の間隔が極端に長くなっていたはずで、なんらかの異常を感じ取れたはず。だいたい何らかの星にたどり着いたとして人が目視で居住可能かどうかを判断する仕組みだったんだろうか。それに「プランA」の星が見つかったとして、どうやって大勢を連れていくのか何の説明もなかったのでは。「プランB」だって現実的ではないと思うけれど。津波が来てるのに、もたもたして流されるドイル。23年も眠らずに一人で過ごしたドイルもアッサリ退場。(食料はあったの?) しめくくりは命がけでアメリアを守ったクーパーが五次元世界で地球の自宅に戻ってくる。どこをどうしたらそうなるというの? 科学的な監修を受けたという話だったのに、あちこちご都合主義の理屈で埋め尽くされておりガッカリ。 【mohno】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-10-19 11:29:10)(良:1票) 164.《ネタバレ》 宇宙では時間の進む早さが変わって、子供より年下になってしまうとか、水ばかりの星で巨大高波に襲われるとか、異次元から地球にいる人と通信するとか、ワクワクするネタが満載ですね。私は、理屈的には事象の地平面のあたりで訳分からなくなったのですが、とりあえずラストでは感動しました。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 9点(2020-10-17 17:26:46) 163.《ネタバレ》 娘の部屋の本棚にある本の奥はブラックホールの中でしたってのは、のび太君の部屋の机にある引き出しの向こうはタイムマシンでしたっていうのと同じくらい、奇想天外な世界観。 本棚の裏からトンツートントンツーも面白かったが、それ以外に面白かったパートは2つ。 マット・ディモンが来ていた星は住めない星なのに、無駄に信号を送って呼び寄せたあげく、マコノヒーを殺して生き延びようとするという、まさかの展開と NASAの偉い人による「ゴメン…住める星なんてないんだ」発言からの、ラストでアンハサウェイがたどりついた星でヘルメット脱いで普通に呼吸しちゃって重力も通常な感じでトコトコ歩いてるっていう「えっ…ここに住めるやん笑」というまさかの展開である。 ただ、地球を救う系の作品って、小惑星がドーン!とか派手な理由が多いが、こちらは地球環境変化というリアルな理由で、年を追うごとに悪くなる一方…ってところは、昨今の海水温度の上昇で日本列島に強烈な破壊力の台風が必ず規模の大きさを毎年更新しながらやってくる…っていういやぁな現実と重なって、地味に暗い気持ちにはなる。 とはいえ、地球救済映画は、だいたいにおいて主人公は死ぬのだけど、この映画では死なないっていうところはスゴイ。 娘はおばあちゃんになったがギリギリ生きててマコノヒーと再会できちゃったし。 アンハサウェイに至っては、成り行きでカレシが先に行っていた星でカレシと再会できてるっていうオチだったし、しかも立派ななコロニーまでちゃっかり出来てる景色のシーンを見せて終わるものだから、ここまでハッピーエンド祭りな地球救済映画はなかなかないと思う。 【フィンセント】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-09-27 18:15:40)
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