みんなのシネマレビュー

花のあと

2009年【日】 上映時間:107分
ドラマ時代劇小説の映画化
[ハナノアト]
新規登録(2010-03-12)【アングロファイル】さん
タイトル情報更新(2018-03-11)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-03-13)


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監督中西健二
キャスト北川景子(女優)以登
甲本雅裕(男優)片桐才助
相築あきこ(女優)
佐藤めぐみ(女優)津勢
市川亀治郎(二代目)(男優)藤井勘解由
伊藤歩(女優)加世
柄本明(男優)永井宗庵
國村隼(男優)寺井甚左衛門
竹嶋康成(男優)本多重兵衛
藤村志保語り
原作藤沢周平「花のあと」
脚本長谷川康夫
飯田健三郎
音楽武部聡志
作詞一青窈「花のあと」
作曲武部聡志「花のあと」
編曲武部聡志「花のあと」
主題歌一青窈「花のあと」
撮影喜久村徳章
製作川城和実
バンダイビジュアル(「花のあと」製作委員会)
ポニーキャニオン(「花のあと」製作委員会)
テレビ朝日(「花のあと」製作委員会)
アサツー ディ・ケイ(「花のあと」製作委員会)
朝日新聞社(「花のあと」製作委員会)
配給東映
美術金田克美
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【クチコミ・感想】

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18.客から金を取って見せるレベルではない気が…(当方はBSで見ただけですが)。北川某の演技については他の方が指摘しているとおり。どういう経緯で主役に抜擢されたのかは知りませんが、まずは役者としての基礎を磨くべきでしょう。そうでなければ、客のみならず他の役者・役者志望者・映画関係者に失礼では?
ただ情状酌量の余地があるとすれば、脚本も相当にひどい。まるでナレーションのように、棒読みにならざるを得ないような長ゼリフを延々と語らせてばかり。これじゃ最初から原作を読んだほうが早そうです。というわけで、この作品の収穫は原作がおもしろそうだとわかったこと。それと、亀治郎の悪役ぶりはさすが。 眉山さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-02-01 22:31:47)(良:2票)

17.《ネタバレ》 これは酷い。まず北川景子や佐藤めぐみを始めとする若手タレントの台詞回し。あまりにも下手くそで、時代劇にも不似合い。もっとまともなキャスティングはなかったのか。それと、前半は単調でかなり退屈。というか、ムダなシーン、カットが多かったように思います。以登が才助に相談を持ちかけてからやっと話が転がっていくのですが、それまで1時間以上というのは時間がかかりすぎ。最後に主題歌を流してダラダラとした映像を流すのも、見ていて痛々しいです。年老いた以登が若い頃を語るという設定も、あまり成功しているとは思えません。というか、必然性が感じられない。語りはなしでよかったのでは。
國村隼の父親はさすがに存在感がありますが、食事中に孫四郎が自害した話をしなくてもいいのでは……。こうしたところも、脚本がダメというか、ヘンなところです。唯一よかったのは才助役の甲本雅裕。飄々としてとらえどころのない人物を巧みに演じていました。しかしそれでも、この失敗作を救うなどとても無理です。 アングロファイルさん [映画館(邦画)] 4点(2010-03-27 13:15:00)(良:2票)

16.《ネタバレ》 北川景子の最初の素振りシーンを見た時は先が思い遣られましたが、殺陣はそれなりにサマになっていたと思います。なにより北川の美しい、いや美し過ぎる女剣士ぶりが自分的にはクリーンヒット。髪を下ろした胴着姿にウットリでした。勘解由との対決シーン。北川の動きをフォローする意味もあったのでしょうがカメラワークは酷かったと思います。あれではカタルシスを得られません。ただ、北川が相手から目線を外して心情を語る部分は上手いと感じました。あれで相手を油断させたのですから。物語の方はさすが藤沢周平原作。ツボを押さえたものでしたが、一番オイシイところを持って行ったのはヒロインの北川でも、ハンサム宮尾でもなく、食いしん坊甲本。第一印象が残念だっただけに、最後は殊更カッコ良く見えました。胃袋だけじゃなく、人間としての器もデカかった。甲本の好演でかなり助けられていると思いますが、如何せん北川の演技力が圧倒的に足りないのが厳しいところ。 目隠シストさん [DVD(邦画)] 6点(2012-04-04 20:18:56)(良:1票)

15.《ネタバレ》  甲本雅裕の存在が重要になってくる展開はなかなか面白いと思いました。ただ致命的なのは主役の北川景子です。剣術が強い女性に見えないので殺陣のシーンが台無しです。着物の姿がぬぼーっとしていているのも今ひとつです。 海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-02-11 18:10:30)(良:1票)

14.時代劇は制作費がかかるという。だから、役者にかける金がなくなったのだろうか。主役の2人があまりにひどすぎるのだ。高校生の文化祭でもここまで酷くはあるまい。ストーリーも台本も、演出だって、決して悪くはないのだが、素人以下の2人の「演技」が全てをぶちこわしている。また、演技に不満があるわけではないのだが、悪役の藩の重役が、どうしても歌舞伎町のチンピラにしかみえず、白けるしかなかった。 駆けてゆく雲さん [DVD(邦画)] 4点(2011-05-15 23:36:11)(良:1票)

13.《ネタバレ》  期待度が全く低かったので見終わって、嬉しい意味で裏切られた気持ちが強かった。。
期待度が低かった理由は、まずひとつが歴史小説ファンとしては「時代小説」というジャンル全般に対する評価が非常に低く、今まで見た「時代小説」を原作にした映画がたいてい、「テレビの長時間ドラマと同じくらい」の評価しか与えられなかったこと。
もうひとつは、北川景子さん、かなり好きな女優なんだけれどやはり現代風のイメージが強すぎてちょっと時代劇は?という気持ちが強かったこと。
 それが一旦見始めると、これはこれは。
まず、良かったのが制作態度の真面目さ。おそらく原作(未読)の力によるものが大きいのだろうが、同じ武士の中でも細かく区分された階級社会の厳しさ、また当然現在とは違った価値基準の元に行動する主人公たち(凡百のテレビ時代劇なら、当然のごとく主人公は早々に許婚を捨てるだろう)、そして現在とは全然違う重みを持った、そういうもののなかでなおかつあふれ出る人の気持ち。全てが非常に面白かった。
 あと甲本さん演じる許婚の男性が実に良かった。最初は、非常に凡庸に見せながら、徐々に人柄の良さ、頼もしさを表現していく演出は秀逸。
 北川景子さん、確かに台詞回し、現代的な外見は気にならないといったら嘘になるけれど、そうかといって、この役に求められる綺麗さと、凛々しさを同時に表現できる女優さんって他にはなかなかいないと思われ。特に横顔の綺麗さ!!!!
 ま、商人から賄賂を受け取ってというような筋の凡庸さ、あるいは真相に近づく容易さとかは、若干減点かなともうけれども、それでもこの点数。
しかし北川景子は作品ごとに評価が変わるんで困る(苦笑)
平成27年8月16日 このコメント書いたころは相当北川景子が好きだったんだなと、ちょっと苦笑。読んでて自分自身がちょっと恥ずかしい。w
で、熱が冷めてしまえば、まあ彼女のルックスの髷との致命的な合わなさ、というかぶっちゃけ不細工さに気づき1点ぐらいは減点なのかなとも思われるが、
今でも剣士姿はすごく凛々しくて美しいし、鋭い視線にすごく魅力を感じるのであえてこのままで
令和元年10/8
北川景子、最初に意識したのが2007年のモップガールだから、ずいぶん長い間知っているわけで、まあ一時の熱意は全く無くなったわけだが、決して嫌いになったわけでもなく、ましてやアンチになったわけでもなく、一定の条件下で一定の表情をすればそこそこ綺麗な女優さんだとは今現在でも思っている。
ただ、昨今の彼女を美人の典型のように扱う風潮にはどうしても違和感が。額を出した時、かなりブサイクになってしまうなと、つくづくこの映画を観ても痛感したわけで。やっぱり美人の典型っていうなら、髪型に関係なく美しくないとね。(ガッキーや広瀬すずのように)
あと、今回すぐに原作を読んだわけだけど、ちょっと脚本家オリジナルの部分が酷い。思いっきりこけてます。
まず紹介者の旗本を通すべき書状を直接老中にって、なんじゃそりゃあ?wwwww そうするとあそこに控えてて説教たれたのは、老中自身?
いや騙された方が剣術馬鹿で非常識のかたまりでまんまと騙されたとしても、老中だって大名だからね、そこらあたりの平藩士が思いっきり勘違いして訪ねてきもすんなり会うわけないじゃないでしょうが?常識ないなあ 脚本家。
あと、主人公の一家がいちいちいちいち揃って夕食食べてるのも?そこら辺の商家や百姓家ならともかく高級武士って設定ですよね、これ。

さすがに女優目当てで観てる映画で、肝心のその女優に対してブサいなあとつぶやくこと数回、それからこの改変のあまりの下らなさ。
2点原点かな。まあ決闘シーンの北川景子の表情などは今でも好きなんで処分はしませんが rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-09 17:54:22)(良:1票)

12.この映画の最大の欠点はバランスの悪さだろう。起承転結の『承』部分がやたら長くだれているのに、物語の核の部分『転』があっさりしすぎている。
北川景子も殺陣をがんばっているのは認めるが、凄腕の剣士には見ないなぁ・・・ あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 5点(2011-01-04 01:28:01)(良:1票)

11.《ネタバレ》 真面目な孫四郎が藤井に嵌められるんだけど、こういう手順、他の人に確認しないのかな。孫四郎も藤井と加代の不倫を感づいていたらしく、そんな相手からの怪しい助言を真に受けるだろうか?…とも思うけど、藤井には名前を呼び上げる仕事で庇ってもらってるし、案外『騙されてると思うけどその通りやるしかない』立場だったかもしれない。時代は違うけど公務員の世界だ。
以登は和服の日本髪より、剣士の姿が似合っていて、孫四郎が訪ねてきたとき日本髪だったから、それで戦うのか?と思ったら試合の時には下ろしていた。そんなに簡単に下ろせるのかな?というか、前の日に来るのが解っているなら最初から髪下ろしとけばいいのに…そもそもお父さんも前の日の晩御飯の時に来ること伝えるなんて、以登に準備期間与えないのか。
男前の孫四郎に対し片桐の図々しさ、不細工具合を散々見せておいての、情報収集の巧みさから、最後以登の手助けの手際良さ。人は見かけによらないね。登場からずっと不機嫌顔してた以登が、最後に笑って片桐についていったから安心できた。花(恋)のあとにこんな男と添い遂げる以登は、幸せな一生だったんだろうな。
また、いい歳をして武芸の才ばかり秀でて、婚期が遅れてる以登。平穏の時代に剣術は秀でていても、仕事では埋没していた孫四郎。時代遅れというか、大人社会で認められる行いをしていない二人が、引き合うのは解る気がする。これもまた題名の『花(やりたいこと、自分が輝けること)、…のあと』なんだろうな。と思ったり。
あ、片桐が居酒屋で酒のおかわりを注文して「…早いな」って言う場面好き。『作り置きじゃないか?』って意味にも、女中さん役の人への『もうちょい間を開けなさい』って演技指導にも見える。
この前見た山桜と雰囲気が似ているので、同じ監督かと思ったら違った。でも雰囲気似ているなぁ。
調べたら制作陣とか結構同じ人がやっていて、原作は同じ藤沢周平で、同じ架空の海坂藩のお話…ということで、まぁ似るのか。
主題歌も同じ一青窈だったわ。 K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-01-31 11:14:48)

10.赤入れをしながら読んでいったら真っ赤っかになりそうな、誤用と現代語まみれの脚本。きちんと校正というものをしてください。役者の演技もひどいけど、この脚本では演技のしようがないです。●この監督・脚本のトリオは、その前年に「青い鳥」という傑作を生み出しているのに、何でこうなってしまうのだろう・・・。●「ただ撮っただけ」のカメラと照明も、相当ダメレベルです。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 1点(2020-12-02 01:03:20)

9.せっかくの映画鑑賞をより楽しむために、「この女剣士はかなりの使い手なんだぞ」と思い込んで見よう努力しましたが、やっぱり駄目でした。なんか動きがヘナヘナ~って感じです。(構えのポーズはカッコいいんだけど) 紫電さん [DVD(邦画)] 4点(2019-02-07 16:59:15)

8.北川景子さんのプロモーションビデオのような印象。満開の桜はきれいでした。 タケノコさん [DVD(邦画)] 4点(2013-10-24 21:36:11)

7.原作がもったいない(ToT)、せっかくのお話を、、もっとキリッとしたヒロインはいませんでしたでしょうか。原作と脇役の方々に敬意を評して4点です。 HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-09-09 10:12:24)

6.《ネタバレ》 作品全体から感じたことは主人公の仏頂面が醸す奥ゆかしい空気。武家社会の未婚婦女子の標準ってあんな感じだったのかな。表情の少なさが効果的でした(笑)。時代劇に現代劇的な言葉遣いや慣習を安易に持ち込むことが多い昨今の風潮のなかで、これは武士の時代の話だという感じがしました。モチロン実際には知らない時代なので、演出のひとつとして楽しんだということです。
タイトルは「花のあと」だけど、中味は「花のまえ」の青春の一コマ。家庭に入ってからは出来ないことをやっちゃった~ってことだと思います。主人公の「花盛り」はあのダンナに産まされた七人(だったかな…)の子育てだったのでしょう。子供たちをバシバシと剣術で鍛えつつも、繊細な気遣いを怠らなかった肝っ玉母さんを想像します。そんな想像が膨らむからこそ、「花のあと」の回想として綴られる物語に彼女の人生を感じました。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-12-01 22:18:35)

5.期待してたのに..凡作..「たそがれ清兵衛 」は良かったんだけどね~ コナンが一番さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-26 19:37:40)

4.《ネタバレ》 セリフ少なく、静謐・・脇役もはまっていて・・けっこう好きなんだけど・・
北川景子のブータレ顔アップには、秘めたる恋のせつなさ、決死の覚悟・・の片鱗も無し!セリフも魂入ってないし!なので感動も無しです。
ああもったいない・・。
木村家の娘さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-04-05 21:48:31)

3.この作品を要約すると、不倫ドロドロ時代劇を乙女剣士が恨み晴らします!って感じで、BGMにチャララーン♪って入れてくれたら最高だったんだけど、流石にそれはなくてがっかり。
でも、ちょっといい話的なラブストーリーも盛り込まれていて、好みな感じでした。
テンポの悪さや演出のぎこちなさもあって前半はやや退屈だったけど、終盤ちょっと盛り上がるシナリオは良かったと思います。
あと、どうでもいいことだけど、主題歌に一青窈を起用するセンスに脱帽です。 もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2011-03-23 16:04:28)

2.《ネタバレ》 國村隼がいい!結局、終わってしまえば、娘の旦那選びも間違ってなかったのだ。娘の恋もその後の本当の愛も見守って、本当にいい親父だぁ。やはり藤沢周平はいい!東北らしい骨太な話で、多少、話が面白くなってくるまでが、きつかったですけど、後半の展開に満足です。北川さんも頑張ってました。運動神経いいです。見事な殺陣だったです。そして、何より旦那の笑顔。これでこの役者さんの甲本さんがこれから、どんな出演作が待っているか楽しみです。 トントさん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-28 16:30:13)

1.《ネタバレ》 北川景子と時代劇の相性が絶望的に悪い。相手役もバレエダンサーで本職ではないし。全体的に会話が非常に不自然。しかも退屈。
終わってみれば、北川景子映画にあらず、甲本雅裕映画だった。
雅裕の笑顔は素敵すぎる!俺が女だったら雅裕みたいな男と結婚したい!
北川景子は殺陣とか所作はがんばってったけど、しゃべるたびにガックリきたな。 すべからさん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-11 15:26:34)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 4.56点
000.00% line
115.56% line
215.56% line
300.00% line
4738.89% line
5527.78% line
6211.11% line
7211.11% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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