みんなのシネマレビュー

ボローニャの夕暮れ

(ジョヴァンナのパパ)
Giovanna's Father
(Il papà di Giovanna)
2008年【伊】 上映時間:104分
ドラマ
[ボローニャノユウグレ]
新規登録(2010-07-03)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2013-02-05)【ESPERANZA】さん
公開開始日(2010-06-26)


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監督プピ・アヴァティ
キャストシルヴィオ・オルランド(男優)ミケーレ
フランチェスカ・ネリ(女優)デリア
アルバ・ロルヴァケル(女優)ジョヴァンナ
エッジオ・グレッジオ(男優)セルジョ
原作プピ・アヴァティ(原案)
脚本プピ・アヴァティ
音楽リズ・オルトラーニ
配給アルシネテラン
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 かつてのイタリア・ネオリアリズムの末裔という感じの、卑近な物語だ。何のためにこんな映画があるのか、誰かの特殊な人生を見守るために映画はあるのか、などと元も子もないことを考えてしまうところだが、そこに時代を絡ませる。ただし「時代」が少々とってつけたような感じになるのもやむをえないか。母と娘の確執の本質究明がほぼ放置され、結局は父親の視点・了解の領域で打ち止めとなるのもそれはそれでリアルなのである。 ひと3さん [ビデオ(字幕)] 6点(2014-12-08 09:40:31)

4.確かに評価しにくい映画だし、私の好みとも合わない。なぜ母親は面会に行こうとしなかったのかもピンとこない。だが考えさせられる映画には違いないし、セピア色の画面がとても雰囲気が出ている。ところで「マレーナ」で聞いた"Ma l'amore no"という曲が挿入されているが、戦後のイタリアで流行ったのだろうか。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-03 19:37:42)

3.《ネタバレ》 評価が難しいです。点数をつけるのも。観ているうちにどんどん心が暗くなります。母性を描いた作品は多いけれども、父性を描いた作品、特にこんなふうに描いた作品はなかったように思います。それでもジョヴァンナに感情移入するのは難しい。娘を溺愛する父親に比べて、美人の母親には母性が欠けている。わたしがもっとも感動したシーンは親友と妻の恋愛(不倫ではなく)に対してミケーレが親友に言い放つ場面。この映画はミケーレ役のシルヴィオ・オルランドに負うところが多いと思います。 はちかつぎひめさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-24 21:59:40)

2.《ネタバレ》 会社からすぐ近くのミニシアターの本作のポスターがとてもいい感じだった。夫婦と一人娘、見るからに幸せそうなセピア色の家族写真。幸せなイタリアの家族の物語か、と思っていたらかなりシビアな話でした。

戦争中から戦後に渡るこの家族の崩壊と再生の物語。ひたすら娘を溺愛する父。娘を心配するあまり行き過ぎた行動を取ってしまう。また、ある事件まで表面化する事は無かったが潜在的に存在していた娘と母の確執。いや、娘が母に抱くコンプレックスか。

何があっても常に娘のそばに居ようとする父と娘の心の触れ合いはよく分かるのですが、二人の心の間に解決しなければならない問題があった母と娘は結局戦後に再会するまで全く触れ合いが無かった。

そして最後はこの家族が再び新たなスタートをきったという娘の語りで映画は終わりますが、母と娘、更には夫婦間の関係修復への過程、心の軌跡が描かれておらず、原題「ジョヴァンナのパパ」の通り父と娘の物語として見ればいいのかもしれませんが、家族の崩壊と再生の物語としては物足りなさを感じました。 とらやさん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-18 15:24:22)

1.《ネタバレ》 ムッソリーニ政権時代のイタリアの雰囲気が伝わってきたのは興味深かったですが、ストーリー自体は中々評価が難しいですね・・・・。何というか、日本人の感性とはちょっと合わない感じがします。良く出来ているとは思いましたが、見る人によって評価が分かれると思います。
TMさん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-14 00:18:26)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.00点
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