みんなのシネマレビュー

紙屋悦子の青春

The Youth of Kamiya Etsuko
2006年【日】 上映時間:111分
ドラマ戦争もの青春もの戯曲(舞台劇)の映画化
[カミヤエツコノセイシュン]
新規登録(2006-07-19)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2022-04-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(2006-08-12)


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監督黒木和雄
キャスト原田知世(女優)紙屋悦子
永瀬正敏(男優)永与少尉
松岡俊介(男優)明石少尉
本上まなみ(女優)ふさ
小林薫(男優)安忠
脚本黒木和雄
音楽松村禎三
撮影川上皓市
製作川城和実
鈴木ワタル
多井久晃
バンダイビジュアル
テレビ朝日
プロデューサー内藤和也
大橋孝史
杉山登
特殊メイク梅沢壮一
美術木村威夫(美術監督)
安宅紀史
赤松陽構造(題字)
編集奥原好幸
照明尾下栄治
その他内田絢子(スクリプター)
東京現像所(協力)
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【クチコミ・感想】

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20.現代の二人の姿には若干無理があったかな。セリフ回しがちょっと苦手。 nojiさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-09-19 18:49:35)

19.《ネタバレ》 役者泣かせの長回しの多い作品。
あれだけ長ゼリフを覚えるのも大変だろうなぁと思い観てたが、方言もどことなく一本調子な気がする。
舞台的な作風にしたかったのかな。まぁこのストーリーだとゆったりしたテンポで語るのがふさわしいだろう。
小津さんが反戦映画作ったらこうなりそうだな、という印象でした。 あろえりーなさん [地上波(邦画)] 5点(2016-08-16 18:26:25)

18.見始めてから「これは最後まで観られないかも...」と思ったが、何とか辿り着いた。
日常の、本当にただ日常の会話が中心だが、比較的終盤にかけて見応え(?)がある。
後から考えれば、なかなか良質な作品。その良質さを自分の中でこなすのは難しい。 simpleさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-10 21:01:45)

17.《ネタバレ》 設定からして、観念的・感傷的・情緒的に流れるだけの内容になることを危惧していたのだが、意外に良い出来なので驚いた。流れを逸脱せず、かといってストレートに中心だけを目指すこともなく、一つ一つ丁寧に積み上げられる会話の数々。それを辛抱強く息を潜めて追い続けるカメラ。各役者の、感情を安易に露出させない忍耐の演技。それだけで十分です。それから、この作品の中心テーマは反戦ではないです(要素の一部ではあるとしても)。肝は現代の老夫婦にあって、いろんなことを乗り越えてきた二人だからこそ、あんな何でもない会話を、息の合った状態で繰り広げられる。私はそこが一番の見所だと思いました。あと、残念だったのは、衣装や小道具がえらく新品っぽくて、日常的に使い込まれた生活感が表されていなかったこと。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-08-10 01:22:46)

16.太平洋戦争末期の日本、本作と同じような話は至る所であったと思います..そして、同じ時代背景 シチュエーションの類似映画が、過去にいくつも創られてきました..本作の特徴としては、極端に少ない登場人物、病院の屋上以外すべて悦子の自宅だけで繰り広げられる舞台演劇のようなドラマ..物語は悦子の縁談にまつわる、なんとも切ない恋愛ストーリー..過剰な演出はなく、等身大で微笑ましく思えるくらいの登場人物達..淡々と進むスタイルは、小津安二郎系と言ってもいい作品..良作です..(少しマイナスだったのは、冒頭の屋上シーンの長さ..半分でよかった..それから、邦題が頂けない..) コナンが一番さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-08-02 12:45:09)

15.どうみても若者や老人に見えないキャスティングには目をつぶるとしても、反戦を含め今の価値観で作られているのでどうしても作り物感が漂よう。当時の感性で表現してもらうともっと共感できる映画だと思う。 ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-31 23:35:58)

14.《ネタバレ》 戦時中には戦時中なりの青春があり、ただ暗黒の時代というわけでもないのだろうが、60年後の世界から振り返ると、「なんであんな戦争したんだろう?」という疑問とセットでの思い出になる。昭和20年の2週間の出来事と現代が行き来しているが、2人とも80歳の役は無理があり、現代は違う役者でもよかったのではないか。これでは遺された者たちの60年の重さがいまひとつ感じられない。また40前後の2人が二十歳の役をするのはどうにか見られるものの、兄・義姉等々他の役者との年齢バランスも気になる。ドンパチするだけが戦争・反戦映画ではないのはわかるが、現代的な視点で当時の日常の異常性を表現するのであれば、もう少し細やかな演出や心情表現が欲しかった。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-31 10:30:51)

13.セット中心の撮影と長回しによって、あえて戯曲を忠実になぞる試みである。
それによって、メインとなる見合いシーンはほぼ実時間に近いのだろう。
時刻に関する会話や時計音の演出もあって、ぎこちなくも切実な一瞬一瞬の
「時間」が印象づけられる。
冒頭約10分間にわたる現代パートのロケシーンを配置して映画を回想形式にしたのも、
夕刻の光の推移と共に、約60年間という二人の戦後の時間を意識させるための
ものだろうか。

舞台を限定し、松岡俊介の手紙の件りなど伝聞スタイルを活用すること。
紙屋邸前の石段のセットや、襖奥での会話といったオフ空間をよく利用していること。
それら観客の想像力に訴える手法は効果的で『永遠の0』の山崎貴なども
見習ったらどうかと思うが、これは単に舞台劇演出の援用でもある。

ならば肝心な原田知世の慟哭シーンこそ、襖の奥の悲痛な哭き声だけを
聴かせなければならなかったのではないか。舞台では間違いなくそうしたはずだ。

このシーン、映画の多角的な視点が逆に仇になってしまっている。


ユーカラさん [DVD(邦画)] 6点(2014-08-31 22:27:14)

12.なんたる低予算! ケンジさん [DVD(邦画)] 7点(2014-02-26 22:20:03)

11.《ネタバレ》 静かな、静かな、静かーな反戦物語。映画の途中までこの映画がどうして評価が高いのかわからなかったが、見終わって十分すぎるほど納得できた。
「沖縄を取り戻すために」という明石少尉の言葉を聞いたときは、目から鱗が落ちる思いだった。そうか、死を覚悟しての志願(特攻隊)そして2階級特進(名誉の戦死)、明石少尉は悦子さんが好きなのに、どうして同僚を紹介したのかが・・・。悦子さんが泣くシーンでは私もいっしょに泣いてしまった。
長崎弁や鹿児島弁もあったばってん、よかあ映画じゃった。元が舞台劇ちゅうのもよかもんでごわした。 ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 9点(2011-12-08 21:28:55)

10.相米監督が亡くなってから、あまり映画でお目に書かれなかった長回しの演出。この映画では、その長回しが、戦争時の田舎のゆっくりした時間の中に住む人たちを描くのに効果的に使われたと思う。とてもいい映画だった。監督の反戦のメッセージが心に響いた。どんな家族にもその背景には色んな人がいる。戦争だけでなく、人が死ぬと言う事はその色んな人を悲しませる。原田知世演じる女性が幼なじみの男性が戦場の最前線に志願していくと言う事実を知った時、嗚咽する場面にはこちらも泣いてしまった。原田知世も永瀬正敏も九州出身。自分も九州だが、二人の九州の言葉は違和感なく、自然で良かった。とてもいい映画でした。 トントさん [DVD(邦画)] 9点(2010-06-02 17:49:00)(良:1票)

9.舞台でもなく、ラジオドラマでもなく、小説でもなく、何故映画でこの表現なのかが不明。
その理由が「作った人が映画監督だから」では、観客は納得しない。 くろゆりさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-01-06 21:07:57)

8.《ネタバレ》  カメラは多く据えっぱなしの長回し、へたに揺れもせず、淡々と語る。音楽も付かず、柱時計の音が聞こえるだけ。もう無駄なものをとことんそぎ落として、まるでわれわれもそこに居あわせたかのように、まるで共有する昔の記憶をたどるように映画は語る。ことさらドラマティックな映像は一つもないが、かえって直截な心情が伝わってくる。ほほえましい情景の連続ながら、それがせっぱ詰まった状況に裏打ちされていて、有為の青年が特攻で死ににゆかなければならない理由が、いっそう不条理に迫ってくる。かといって、戦後史観からの声高で一方的な弾劾でもなく、一方ナルシスティックな反動でもなく、実際そこにあったような市井の人間の時間が描かれている。こんな戦争映画はほかに記憶がない。黒木和雄の到達したひとつの極致といっていいのだろう。 goroさん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-01 00:43:08)(良:3票)

7.久しぶりに良い映画を見ました。終始淡々と進む中にも戦争の残酷さ、無意味さを一般市民の日常会話を通じて訴えているあたりがにくいですね。 ゆきむらさん [DVD(邦画)] 9点(2007-09-02 12:56:23)(良:1票)

6.《ネタバレ》 最初の屋上のシーン10分間で萎えた。この映画を解釈する力が自分には無い。反戦、青春、それぞれもっと肌の合う作品が多すぎる。 monteprinceさん [DVD(邦画)] 5点(2007-08-09 22:43:41)

5.《ネタバレ》 最近、作られる戦争(反戦)映画の多くはリアルな戦闘シーン、人が撃たれ、血だらけになったり、首が吹っ飛んだり、手足は取られたりと、やたらリアルな映像ばかりで、観ていても辛い。ハリウッドがよくやるそういう惨酷なシーン満載の戦争ものの真似ばかりしている映画が最近の日本の映画にも多い気がしてならない。その点、この映画にはそういうリアルな戦闘シーンは全く出てきません。まずはその点で私はこの映画が凄く気に入りました。好感も持てます。特別に何かあるわけでもない。戦闘シーンを描くことなく、それでいて戦争反対だとやたら叫び、声に出して言うわけでもなく、ただただ静かに静かに描いている。戦争というテーマが映画の背景にあるものの、この映画では戦争映画ではあるけど、どこにでもいるような一般の家庭、庶民の日常における生活、所々入ってくるユーモア溢れる会話とやりとりが観ていて気持ちの良いそんな映画になっている。何だか観ていて小津監督の映画にある会話、フレーズの楽しさ、特に原田知世演じる悦子におはぎは好きですか?と尋ねられたのに「私は、初めて貴方とお会いした時からあなたのことが好きでした。」と、とんちんかんな事を言う永瀬正敏演じる永与少尉には笑わせてもらいました。またその他の出演者、脇を固める俳優陣にしても皆、良い。人と人の心温まるそんな素晴らしい映画です。こういう映画こそもっと多くの人に観て欲しいし、こういう映画こそ単館扱いなんかではなくて、大きな劇場で公開するべきだと声に出して言いたい。黒木和雄監督、遺作にして素晴らしい映画を撮ってくれたことに心から感謝したい。これを機に他の黒木和雄監督作品も観たいと思う。 青観さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-29 11:42:57)(良:2票)

4.静かな静かな反戦映画です。私は予告編を観た時から、直感的にこれは良い映画だろうなって確信してました。おそらく評価が分かれるのは、ほとんどワンシーンワンカットの、動きを極端に抑制したカメラワークでしょう。ストーリーは淡々と進行するので、正に退屈と紙一重ギリギリ一杯の線。私は好きです、この映画。ストーリー自体には起伏はないものの、長回しに耐えうる演技力を備えた役者たちの魅力と、人物の感情の起伏はきちんとこと細かに描かれていたから。ずっと抑えに抑えていたからこそ、後半特攻隊に志願した明石少尉(松岡俊介)が胸に秘めた想いを隠し今生の別れをしに紙屋家を訪問するシーンでの、悦子(原田知世)の感情の噴出が効果的に効いてるなあって思いましたね。それぞれが役柄を良く飲み込んだ自然体の好演技を披露。これまでさして興味のなかった本上まなみが思いのほか巧かったのにはびっくり。この映画が黒木監督の遺作になったんですね・・・。「美しい夏キリシマ」の舞台挨拶で監督をお見かけした事がありますが、いかにも生真面目そうなお人柄とお見受けしました。晩年に監督がこだわってらした作品のテーマは、これからもこれら一連の作品を観た観客の中にきっと生き続ける事でしょう。 放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-13 11:20:57)(良:2票)

3.回想する病院屋上以外、紙屋邸の内部で完結するカメラが、卓袱台や机を挟んでの延々とした会話劇を、時おりバストショットを挟みながら、長回しで捉え続ける。演劇的に徹し潔いといえばそうだが。 彦馬さん [映画館(邦画)] 3点(2006-09-30 09:49:48)

2.《ネタバレ》 とても丁寧に丁寧に作られていて、
感情の波を抑えて、与えられた運命を誠実に生きている日本人が美しく描かれています。
いろいろ気になるところはあります。冒頭から登場してくる老夫婦はどうみても、若くどうがんばって見ても『老夫婦』という歳には見えませんし、庭の桜は明らかにセットだと判ります。
ですが、それらを差し引いても、見てよかったと思える映画でした。
さらさん [映画館(邦画)] 8点(2006-09-28 11:55:29)(良:1票)

1.《ネタバレ》 単館上映なので、小旅行して観てまいりました。久々の正統的日本映画です、会話の組み立てと時間の経過を、定点記録することによって記述した文法という意味で。日本風というと長まわし&長台詞が昨今の風潮ですが、適当に挟み込まれるクロースアップと引きの映像がメリハリをつけてくれます。シナリオもよく作り込まれていてすばらしい。いくつか瑕疵が気になる、たとえば横書きが左→右だったり、明石少尉が勝手に上がり込んで床の間背に座ってたり、アルマイトの色が違うとか、でもそれを補ってあまりある内容でした。これだけ戦争を淡々と描いた映画も珍しいのでは? 原田知世、永瀬正敏は九州の人ですから方言のニュアンスが肌についてるんですが、本上まなみは京都人なのによくがんばったと思います。イントネーションに違和感あるところもありましたが、宮沢りえの広島弁よりずっと自然でした。ただ、よその人、聞いて意味わからないところがあるんじゃないかな。それから少尉→大尉の変化がなにを表すか理解できない人も今は多いような気もします。私は静かに感動しましたが、画面だけ追ってる人にはつまらない作品としか映らないかも。 shintaxさん [映画館(邦画)] 9点(2006-09-16 14:54:09)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.60点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
3210.00% line
400.00% line
5630.00% line
6210.00% line
7210.00% line
8210.00% line
9630.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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