みんなのシネマレビュー

或る夜の殿様

1946年【日】 上映時間:112分
ドラマコメディモノクロ映画
[アルヨノトノサマ]
新規登録(2011-05-08)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2017-12-07)【イニシャルK】さん
公開開始日(1946-07-11)


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監督衣笠貞之助(演出)
キャスト長谷川一夫(男優)書生平喜一郎
藤田進(男優)書生筋の男
進藤英太郎(男優)越後屋喜助
大河内傳次郎(男優)江本逓信大臣
清水将夫(男優)山崎勝五郎
志村喬(男優)北原虎吉
菅井一郎(男優)菅沼仁太郎
清川荘司(男優)波川三右衛門
河野秋武(男優)関川大之進
北沢彪(男優)池田信正
山田五十鈴(女優)おみつ
高峰秀子(女優)妙子
飯田蝶子(女優)おくま
吉川満子(女優)里野
三谷幸子(女優)綾子
清川玉枝(女優)おたつ
花岡菊子(女優)おきく
中北千枝子(女優)給仕女/はる
中村哲(男優)牛久保亮男爵
深見泰三(男優)藤島組当主
横山運平(男優)掃除人
原ひさ子(女優)福本妻住
勝本圭一郎(男優)
脚本小国英雄
音楽鈴木静一
撮影河崎喜久三
配給東宝
特撮円谷英二(特撮効果)
美術久保一雄
編集後藤敏男
照明横井総一
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【クチコミ・感想】

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2.実に愉快で楽しい映画でした。戦後すぐにこんなシャレた物が作られたとは当時の人たちは驚きと同時に敗戦の復興も早いと思わせる兆しを感じられたでしょうね。 白い男さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-11-09 00:30:22)

1.《ネタバレ》 だいたい敗戦直後の邦画は民主主義啓蒙のメッセージ性が強くて、当時の雰囲気を知る面白さはあるものの、あんまり楽しくないのが普通なんだけど、これは違った。こんなシャレたコメディが、この混乱期に作られていたとは。ヨーロッパ的で、なにかタネ本でもあるのかな。山田五十鈴の存在がさらに膨らみをつけている。いいシーンとしては、長谷川一夫がわざとコップの水を飯田蝶子に引っ掛けるとこ。そのあとの女中の顔が実にいい。アリガトウゴザイマスと驚きとがうまくミックスされた感じ。階級的恥辱感とでも言うのか、ああいう細やかさが日本映画のいいところなんだよね。観てるほうでもスカッとするし。ニセモノを作った志村喬ら三人組のワルガキぶりもなかなか面白い。舞台から下がってから笑い合うあたり。画面の奥のほうでほかの人の表情を見せるのもうまい。吉川満子が渋面作ってたりする。三人組がバレそうになって慌てるあたり。長谷川がいちいちカワしていくおかしさ。「私は一介の浮浪児ごときものと申し上げたはずです」。そしてすべては額縁から始まって額縁に収まっていくという趣向。シャレてるなあ。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2011-05-09 09:56:31)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.00点
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