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ベン・ハー(2016)

Ben-Hur
2016年【米】 上映時間:123分
アクションドラマ歴史もの小説の映画化
[ベンハー]
新規登録(2017-05-22)【ザ・チャンバラ】さん
タイトル情報更新(2017-07-16)【+】さん


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監督ティムール・ベクマンベトフ
キャストジャック・ヒューストン(男優)ジュダ・ベン・ハー
トビー・ケベル(男優)メッサラ
ロドリゴ・サントロ(男優)イエス
アイェレット・ゾラー(女優)ナオミ・ベン・ハー
ピルー・アスベック(男優)ポンティウス
ソフィア・ブラック=デリア(女優)ティルザ・ベン・ハー
モーガン・フリーマン(男優)イルデリム
マーワン・ケンザリ(男優)ドルーサス
モイセス・アリアス(男優)ジェスタス
ジェームズ・コスモ(男優)クインタス
小松史法ジュダ・ベン・ハー(日本語吹き替え版)
咲野俊介イエス(日本語吹き替え版)
日野由利加ナオミ・ベン・ハー(日本語吹き替え版)
津田健次郎ポンティウス(日本語吹き替え版)
菅生隆之イルデリム(日本語吹き替え版)
原作ルー・ウォーレス『ベン・ハー』
脚本ジョン・リドリー[脚本]
音楽マルコ・ベルトラミ
撮影オリヴァー・ウッド〔撮影〕
製作ショーン・ダニエル
ダンカン・ヘンダーソン
MGM
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮ジョン・リドリー[脚本]
編集ドディ・ドーン
リチャード・フランシス=ブルース
ボブ・ムラウスキー
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 超大作の小難しい作品というイメージだったけど、意外と見易い作品だった。
キリスト教徒ではないので、宗教的な側面で感動とかはなかったけど、友情物語として面白かった。
許すことの大切さを学ばせていただきましたよ。
でも、奇跡で病気が治るみたいな話は嘘くさいので余計だったように思う。 もとやさん [インターネット(吹替)] 7点(2023-02-03 17:18:58)

6.《ネタバレ》 過去に超大作が2本作られているこのネタで、また映画を作ろうってんだから、余程のコトを思いついたんじゃないのか、と勝手に期待をすると(いやホントに勝手なんだけど)、結構フツーに「今どき映画」らしくカメラを揺らしたりなんかして、特に目新しさも無く。
目玉とも言うべきチャリオットの競争シーンはさすがに、いくらか派手な味付けはされていましたけれど、アノ2本に対して驚く程の新しさも無く、やはり相手が悪かった、とでもいいますか。
2時間ほどの作品ですから、当然ワイラー版よりコンパクト。ただし、展開がスピーディというよりは、端折った印象。
どうも、メッサラのワルさが足りない。この点は、今作の狙いでもあるのでしょうが(モーガン・フリーマンがベン・ハーをケシカけるのが逆の伏線になっている)、、、ウチの子供が幼稚園の頃、発表会でやる劇は、どんなお話であろうと最後は必ず悪役が「ゴメンね」と言って主人公が「いいよ」と返して終わるのが定番でしたが、あれを思い出しました・・・。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-23 22:23:22)

5.1959年作を最初に観たので、脚本の大筋の違いが気になってしまうなぁ。
こっちはこっちの良さがあるけれど。
やっぱり最初に観た方の印象というのは変え難い。 愛野弾丸さん [試写会(字幕)] 7点(2020-07-28 00:31:11)

4.《ネタバレ》 ワイラー版のような作品を目指していたとするなら、この作品は確かに失敗だと思う(全体的に金の掛け方や作り込みはかなり甘く、またテンポが良過ぎることも相まって物語が非常に軽いので、歴史スペクタクルの醍醐味たる重厚さは致命的に損なわれている)。

ただ、一転してライトな作風を狙ったのだとしたらどうかというと、前述のテンポの良さは十分利点になりうるレベルだし、脚本の工夫も決して悪くない(主役二人の関係性の新機軸は率直に中々面白かった)。だが、だとしても終盤の駆け足ぶりが単純に映画として褒められたものでは全くなく、歴史スペクタクルとか関係無しに「2時間の枠に抑え込むのに拘り過ぎ」な感が大アリ(そして失敗しているという)。

結局、ベン・ハーという話は重厚に撮るのが絶対に正解だ、という当たり前のことが分かっただけな気もするが、そうは言っても全体的に「思ったよりは酷くない」レベルなのは自信をもって断言できるし、暇潰しとして観るなら意外にそこそこ楽しめるだろう(もちろん名作の方と比較しながら観ても良い)。戦車競走なんかは流石にワイラー版より向上した部分も大きいし。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-01-17 00:15:34)(良:1票)

3.《ネタバレ》 全くの予備知識無しで観ればそれなりに面白く感じられる作品なのだと思う。
だが、悲しいかな私は1967年(昭和42年)の生まれ、そう、「ベン・ハーと言えば1959年版」、「ベン・ハーと言えばチャールトン・ヘストン」
と言う刷り込みが完璧なまでに出来ている年代なのだ。
だからどうしても本作には中途半端感が否めなかった。
以下、思い付いた事を列記します。

1)ベン・ハーのルックスが普通の人過ぎる。
今思うとチャールトン・ヘストンは本当にはまり役だったのかと思う。
見方を変えれば、俳優さんはこの役を演じると言う事に物凄いプレッシャーを感じていた筈だし、
チャールトン・ヘストンの事を抜きにして考えれば(かなり難しいけど)中々の名演をしていたと思う。

2)イエス・キリストの扱いが軽い
1959年版では敢えてイエス・キリストの顔を正面切って画面に映さない演出に徹していた。
私は仏教徒だが、この演出がイエス・キリストの神秘性を高める事にかなり寄与していたと思う。
翻って本作、イエス・キリストを演じるのは美男の誉れ高い男優さん。
ビジュアル的には現代的で良いのかも知れないが、やや俗物的な扱いになってしまった様に思える。

3)CGだから良いという訳ではない
1959年版でのガレー船のシーンは明らかに模型だったが不思議とチープさは感じなかった。
手作りの模型を如何に本物らしく見せるか、制作陣の熱意が伝わってくる様な描写だった。
本作の場合、3D上映を想定してか遠近感を多用、それも船を見下ろす俯瞰では無く奴隷となったベン・ハーの視点からの描写が多い。
これが私に取っては逆効果だった様で、1959年版の様なスペクタクル感は感じられなかった。
戦車競争のシーンは・・・ 全てセットで実際に大勢の観衆が居る中で撮影された1959年版に勝る映像はこの世には絶対に存在しない。

4)音楽が軽い
冒頭に流れる壮大なファンファーレや、キリスト殉教の際に流れる美しい旋律等、1959年版は「これぞ映画音楽」といえる名曲そろい。
比較するのが間違いなのかも知れないが、本作では音楽から壮大さ・優美さを感じる事はなかった。
とどめはエンドクレジット、この手のテーマの作品に歌詞付きの現代音楽では悲しすぎる。
これでは余韻に浸る事も出来ない。

以上、6点は本作に携わった全ての人達への賛辞として。 たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-17 18:12:31)(良:1票)

2.《ネタバレ》 オリジナルはどちらも未見。まあ可もなく不可もなくといった感じですかね。オリジナルを観ていればもっと別の見方もあるのかもしれませんが。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2017-09-18 22:59:26)

1.《ネタバレ》  私は【ベン・ハー:1925年度版】のレビューで「スペクタクルシーンだけを挙げれば、1925年度版は1959年版を凌いでいると思う。一方、1959年版の製作にあたり、ウィリアム・ワイラー監督をはじめとする当時のスタッフの皆さんは『1925年版はドラマ性が弱かったので力を入れよう/宗教色が強い場面は控えめにしよう(注:1925年度版の宗教色はもっと強かったのです)』と考えながら脚色したのではないか」と書きました。ベン・ハーに限らず、リメイクやリブート版の製作にあたり、スタッフの皆さんの原動力になっているのは【前作に対する違和感】ではないか…と私は推察しています。
 今回のリブート版の製作にあたり、スタッフの皆さんが抱いた【1959年度版に対する違和感】は、おそらく、↓の【ザ・チャンバラさん】が見事に言い当てておられるように思います。個人的に言えば、私は1959年度版で憎しみの塊のように亡くなったメッサラの場面を見るたびに「ベン・ハーとメッサラに、和解の道は残されていなかったのだろうか」と悲しくて仕方ありませんでした。その意味でリブート版は、私が願っていた【もう一つの可能性】を実現してくれたと思います。また、海戦シーンや戦車競走シーンも、最新の技術を使いCG臭さの無い(目の肥えた若い人達には、やはりCG臭い?)臨場感・迫力を表現していたと思います。
 このように、脚色とアクションシーンは成功していると思いますが、映画・映像全体がスケールアップしているかというと…個人的にはこじんまりとしている印象受けました。BGMも然りです。極端な例えをすると、もし1959年版のBGMを2016年版の映像に被せたとしたら、BGMに映像が負けてしまうのでは…という気がするのです。
 ご存知の方も多いかと思いますが、1959年版のBGMを担当したミクロス・ローザは、1950年代の映画音楽のスタイルに則りつつも、物語が展開した時代や現地の音楽を、時間をかけて調査・研究した上で作曲に臨んだそうです。私がローザの創作姿勢を知ったのは、1959年版を観た後でしたが、その【努力・情熱】は偽りではないと納得したものです。それに対して、2016年版のBGMは無難にまとまっているという印象が強く、ローザほどのエネルギーが十分に注がれているかというと、果たしてどうなんだろう?という気がしました。勿論、音楽を担当したマルコ・ベルトラミは、手を抜いたわけではなく、映像がこじんまりとしていたので、それに合わせて控えめにしたのかもしれませんが…。
 このように、ティムール・べクマンベトフ監督やスタッフの皆さんには申し訳ないですが、作品のトータルなスケールは【良く出来たTVムービー】という印象を受けました。日本では劇場公開でなく、Blu-ray DiscとDVDによる鑑賞となりましたが、考えようによっては、この鑑賞環境こそ、当作品のスケールにはちょうど良く、今後、日本では高く評価され得るかもしれません。ただ当作品が評価されるに伴い、1959年版への否定的な評価が増えてしまうのなら、1959年版に10点を献上した者として複雑な思いがします…。今回のベン・ハーとメッサラが互いの立場を認め合って和解出来たように、1959年版と2016年版、そして1925年版も含め、それぞれの作品の立場(特徴)が評価され、映画史に輝いてくれたら…と思います。
 さて、採点ですが…1959年版のリブートに果敢に挑戦したスタッフの皆さんには敬意を表しますし、脚色・アクションシーンだけを挙げれば10点です。しかしトータルでは良作・佳作レベルかな…と思います。さらに「世間の評価が辛口になって作り手の皆さんにとってもつらいものが残りがちなのではないか、という意味で、今後、あまりにも不朽の名作・傑作と言われている作品をリメイク・リブートするのは、控えたほうがいいのでは…」「或いは、思いきって例えば『メッサラ ~ベン・ハーのもう一つの物語~ 』といった題にして、メッサラを主人公に今回の脚色を一層、掘り下げて再構成した作品にしていれば、もっと歓迎されたのではないか…」という思いを差し引き、8点とさせていただきます。 せんべいさん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-01 20:21:53)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.57点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
6457.14% line
7228.57% line
8114.29% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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