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【クチコミ・感想】
3.吉田喜重監督がエミリー・ブロンテの名作文学を中世の日本を舞台に脚色し、映画化した作品。中世を再現したセットは、黒澤明監督の映画で美術を担当する村木与四郎だけあって、黒澤監督の「乱」のような重厚さがあり、全体的に見て非常に芸術性の高い映画になっている。しかし、吉田監督の演出はやや力みすぎの印象があり、松田優作は主人公 鬼丸を彼ならではの野性味あふれる演技で演じているが、相手役の田中裕子との共演シーンは二人の相性がよくないのか少し違和感を感じたし、ストーリーもやや退屈に感じる。石田えりをかなり久しぶりに見たような気がするが、三國連太郎が出ていることで、実際の共演シーンが無いにもかかわらず、この年始まった「釣りバカ日誌」シリーズのスーさんとみち子さんを思い浮かべてしまった。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-05-13 21:25:06)
2.主演が松田優作で脇役陣がこのキャストとなれば当然期待するんですが・・・鬼丸はひたすら吠えるだけ、欲望のままに行動するだけで、これでは彼といえども演技のしようがありません。じっくり型の田中裕子とは、演技の相性も合ってない感じです(むしろ、石田えり相手のシーンの方が伸び伸びとしています)。映像で見られるのは今や貴重かもしれない高部知子に4点。彼女の登場が一番楽しみでした。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-04-28 01:29:40)
1.恥ずかしながら書としての原作を未読の私としては、ある意味正しいレビューを書けないのかもしれませんが、単独の作品としての感想などを少々。 荒涼とした風景の中、中世の雰囲気を存分に演出し展開される物語は、邦画だからこその美しさ、恐ろしさを伝えて余りあります。ただ、これがあくまでもラブストーリー、叶わぬ悲恋の物語であるのならば、絹と鬼丸が互いに抱く熱い想いがもう少しだけ説明されていてもいいのではないでしょうか?そこのところの感情移入がもう少しスムーズに出来れば、より強く惹き込まれる作品と思えます。 しかしながら、意味不明な演出や不要と思われるカットがまずもって見当たらない出色の出来栄え。特に松田優作の鬼気迫る演技は、ファンならずとも惹き込まれるのではないでしょうか? 改めて、本当に惜しい人を失ったのだと実感。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-03-25 07:50:21)
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【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
5.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 66.67% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 33.33% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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