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【クチコミ・感想】
2.この作品を家族3者間の視点で観てみました。秩序と格式を重んじる父親。”革新なる者”の存在としての息子。夫を愛し息子の成長を見守り続ける母親。僭越ながら父=サイレント映画、息子=トーキー映画とさせていただくと母親こそがこの作品『ジャズ・シンガー』ではないだろうかと思いました。世界初のトーキーと言ってもほとんどサイレントであり完全なるトーキーとは違う。しかしながら完全なるサイレントでは無い。じゃあ「どっちつかずかよ!」と言われても何の反論もしようがないけどもし自分が母親だとして”夫”と”息子”のどちらが大事かと問われたら返答に窮することだと思います。今まで自分が長年連れ添って一緒に人生を歩んできた夫と自分のお腹を痛めて生んですくすくと成長している息子、どちらも”家族”なのでどちらか一方にだけ愛情を注ぐことなど出来るわけが無いのです。そのことを加味したらアラン・クロスランド監督という方は大層悩まれたことでしょう。 【tetsu78】さん 9点(2005-01-21 20:31:30)(良:1票)
1.「お楽しみはこれからだ!」の台詞から、おっ、ここからトーキー全開になるのかと思って見ていたら、ほとんどサイレントで完。私もしばしサイレント・・・。私は完全なトーキーとして期待し、すっかり拍子抜けしたクチであります。先に↓を読んでおけば・・・(笑)。内容的にも、ニューヨークのユダヤ人街、ジャズシンガーが賛美歌を歌うことの意味、贖罪の日、顔を黒塗りする舞台など、それらの伝統や歴史、文化をあまり理解していない私には辛いところでありました。拍子は抜けましたが、トーキー映画の表紙を飾るようなこの映画、敬意を表して8点と評しましょう。トーキー映画のお楽しみはこれからだ! 【彦馬】さん 8点(2004-08-20 14:23:16)
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【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
6.75点 |
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4 | 1 | 25.00% |
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6 | 1 | 25.00% |
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8 | 1 | 25.00% |
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9 | 1 | 25.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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